earere454スティーヴン・キング原作の映画『ショーシャンクの空に』が、今夜金曜ロードショーにて24年ぶりに地上波放送される。不朽の名作として知られるが、実は公開当時はまったくヒットせず、劇場はガラガラ、頼みのオスカーも蓋を開けてみたら無冠と、惨憺(さんたん)たる結果だった…!



・実はヒットしなかった『ショーシャンクの空に』 製作費をほとんど回収できず、オスカー受賞もなし



 “史上最高の映画”と称され、映画ランキングでは軒並みランクイン。IMDbのトップ250では、『ゴッドファーザー』や『ダークナイト』を抑え、1位に輝き続けていている。

 ところが、傑作と名高い本作も、公開当時はお世辞にも大ヒットしたとは言えず、興行成績は惨憺たるものだった。

 本作が公開されたのは、今から30年近く前の1994年9月。評論家からの覚えもよく、一般試写の手応えもあったことから期待されていたが、一番の観客動員が見込まれる公開初週の売上は、たったの72万7000ドル。監督のフランク・ダラボンとプロデューサーのリズ・グロッツァーが、当時一番クールな映画館、ハリウッドのシネラマ・ドームにお忍びで様子を見に行くと、900席もあるシートはガラガラだったそう。当初は限定公開だったとは言え、期待が高かっただけに、現場の落胆はかなりのものだったろう。









 公開4週目からは拡大公開するが、それでも客足は思うように伸びず。結果、全米興行収入1600万ドルと、制作費2500万ドルにも及ばない散々な結果に(このほかに宣伝費用や劇場公開の経費などもかかっている)。ちなみに、94年の興行収入トップは『ライオン・キング』で2億9500万ドル超とまさに桁違い。…『ショーシャンクの空に』は95位だった。

 年をまたぎ、アカデミー賞で7部門にノミネートされたのを機に再公開され、巻き返しに期待がかかるも、蓋を開けてみたらオスカーはまさかの受賞ゼロ。興行成績も北米で合計2800万ドル、その他海外で3000万ドルに留まり、ヒットと呼ぶまでには至らなかった。

 風向きが変わったのは、本作の権利をメディア王のテッド・ターナーが買ったことだった。






・この時のアカデミー作品賞は「フォレスト・ガンプ」だったと記憶している。ショーシャンクとフォレストの一騎打ちと予想されていたが結局無冠となった。つくづくアメリカ人はエンターテイメントが好きなんだなあと思った。アメリカの歴史をなぞりながらCGを駆使して面白おかしく、いかにもアメリカ人にウケそうなストーリーと演出のフォレストはショーシャンクの地味であまりスター(当時)が出ていない、しかも興行的に成功していない事は受賞には物足りないと評価されたのだろう。


・当時、「フォレスト・ガンプ」が満席でなかなか入れず(私はチケット予約せず、目当ての映画が観れない時は他の映画を観て帰る人だった)「マスク」「ディスクロージャー」「ガメラ 大怪獣空中決戦」を観た後やっと「フォレスト〜」を観た程、足しげく通っていたのに「ショーシャンクの空に」は劇場で観た覚えが無い。
調べると当時の配給会社は米はコロンビア=ワーナーなのに日本は松竹富士。VHSはアスミックから発売で、DVD時代からワーナーが発売したようである。当初ワーナー日本支社がこの映画に力を入れてなかったのが伺える。
私が「ショーシャンク〜」を初めて観たのもレンタルVHSだった。昨日、日テレで久しぶりに観たがやはり良かった。「黒い罠」や「サイレント・ランニング」「ブレードランナー」等、劇場時ヒットしなくても後に評価された映画は沢山有る。やはり映画は興行収入より、自分で観て良し悪しを確かめる物だなと思う。


・不朽の名作と宣伝の通り、進むにつれてグイグイ引き込まれていきました。モーガン・フリーマンが出演する作品はおもしろいと思っているので期待していました。場所は牢獄で看守による暴力は目を覆いたくなりましたが、主人公は希望を忘れずに友情を育み豊富な金融の知識で必要とされる人間になっていく。冤罪と気づいてからの苦悩を勇気と知恵に変えて脱獄するシーンと種明かしは圧巻、ラストの爽やかな終わり方に途中亡くなった友人も救われたように感じました。素晴らしい映画でした。


・どちらかというとヒット作は売り手が大衆にうまく周知させられたか、が大きい気がする。
典型が鬼滅の刃。
作品としては面白くないし名作は他に沢山あるけど、今や国民の大半が認知してる作品。
話題になり始めたタイミングで薪をくべるように版元さんがお金をかけより認知度を上げたのが大成功した良い例。
オタクの間では名作と言われる作品でも大衆に周知されなければ「ヒット」作になれない。
何でもそう。
良い作品が絶対的に正しく評価される世界ではない。
良い作品である上に、運が必要。


・今見終わったけど確かに名作だわ。感動した。
僕は映画好きを自認しながら、実はショーシャンクは今夜が初見だった。
何で今まで観なかったのかと言うと、多分淡々としたドラマだと思ってたからで
いつか観ようと思いながら今まで観ないままになっていた。
食わず嫌いは駄目だなぁと反省させられたな。
公開時にヒットしなかったのは意外だったけど、これだけの作品が
アカデミー賞をとれなかったのはもっと意外だね。


・確か「ブレードランナー」も公開当時は全くヒットせず、後で口コミ等でカルト的人気に火が付いたパターン。
そう言えば、私も公開当時に観たが、館内はガラガラだったな。
で、観終わった後は何とも言えない感動を覚えた。
脚本的にも見事だったし、主演のティム・ロビンス&モーガン・フリーマンの演技も素晴らしかった。
やっぱりタイトルの「ショーシャンクの空に」がイマイチ世間的に浸透し辛かったからなのかな。(原題も然り。)


・いい映画は、時間があっという間に過ぎる。以前にみていて、ストーリーがわかっているにもかかわらず、早かった。
また刑務所内がほとんどの舞台であり、全体的に暗いストーリー展開なのに、観る者に感情移入させる術は秀逸だ。
見終わったあと気づいたのは、
この映画には、小さな成功と、心に刺さる名セリフが散りばめられているのが良作たる所以なのではとおもった。