9132211昨年の紅白は、例年以上に不発でした。そんな中、平和祈念像前から「オルフェンズの涙」を披露したMISIAには、考えさせられるものがありました。というのも、デビューから現在に至るまで、どんな種類の曲もいっしょに聴こえることが、ずっと引っかかっていたからです・・・



豊かな声量や広い音域が、今回出場した中でもトップクラスだったのは言うまでもない。フィジカルな面で言えば、申し分のない資質の持ち主でしょう。しかし残念なことに、それが曲の中で有機的にあらわれてこないのですね。

確かに、ピッチは安定して、詞の発音もクリア。テロップを見るまでもなく、頭の中で文字起こしできてしまう。にもかかわらず、ひとつひとつのフレーズが、各々の曲にふさわしい固有のニュアンスを持つに至らない。



愛をささやくのも、モチベ―ターとしてエールを送るのも、そして今回のように平和を祈るのも、同じベクトルの上で発声されている。

たとえば、<欲しいのはあなた>(「Everything」)と、<あなたに 伝えたいことばかり>(「BELIEVE」)の‟あなた”には、異なるキャラクターが投影されているはずなのですが、それが歌に乗り移ってこない・・・

詳細は(source: 女子SPA! - 紅白のMISIAに感じた、“うますぎる歌”に足りないもの