9585925レンタル傘サービスを継続させ、返却率70%を誇る企業がある。飲料メーカーのダイドードリンコが2015年10月より関西エリアで行なってきた自動販売機を活用した「レンタルアンブレラ」である・・



レンタル傘で70%の返却率を誇るダイドー 成功の秘訣は?


同社が設置している飲料自販機の側面にレンタル傘を収納できるBOXを取りつけ、鉄道会社(近畿日本鉄道)に長期間保管されていた「忘れもの傘」のリサイクル品を地域住民に無償で貸し出すというサービスだ。

大阪、京都、奈良、和歌山エリア内の自販機約130台で延べ2000本以上の傘を貸し出したところ、返却率は7割を記録(2016年6~9月の検証)したという。


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ダイドーのレンタル傘サービスが成功している秘密は何か。同社コーポレートコミュニケーション部の担当者に聞いた。

──各地でレンタル傘サービスが廃止に追い込まれる中、なぜダイドーだけ70%の返却率を達成できたのか。

「当社のサービスはビニール傘ではなく、繰り返し使える品質の傘を提供し、その傘に『DyDo』のロゴを大きくデザインするなど加工していることが一因と考えています。


各地で行われている「傘の無料貸し出しサービス」は廃止になるところも


また、展開初年度の経験を活かし、事業所の敷地内や地元の方がよく通る商店街など、利用された方が返しやすい場所を中心に展開していることも要因ではないかと思います。

めったに訪れない先で傘を借りると返却することが大変だったり、土地勘がなければどこで借りたかも分からなくなってしまうため、適切な場所選定を心掛けています」










忘れ物の傘 自動販売機に備え付け無料で貸し出し