9699656新宿・歌舞伎町などで風俗嬢をスカウトしていた昨年8月、出会い系サイトで白石容疑者から「お仕事を探していませんか」と誘われた元キャバクラ嬢の川崎恵さん(22=仮名)が振り返る・・



2人の女性が語る、自殺を止めた“タカちゃん”と自殺をすすめる“首吊り士”


「タカちゃん(白石容疑者)はギラギラしたブランドものやアクセサリーを身につけず、タトゥーも入れていなかった。私の容姿を褒めてくれて、風俗一本にしたら月収300万円は堅いって。紹介されたのは地方都市に短期出稼ぎに行く“オナクラ”でした」

「実際に稼げましたし、出稼ぎに行くときは自宅から新幹線の改札まで、新幹線の改札から自宅まで送り迎えは必ずしてくれました。私が使ったスカウトの中ではいちばん優秀でした。

 ただ、なんでもはっきり言ってしまう。“お前はブスだから整形したほうがいい”“デブなんだからやせろ”とか。個人の待遇・条件をほかの子にしゃべるなど口も軽かった。お酒も弱かった」

 仕事上の付き合いだった2人の距離は徐々に近づき、

「一緒にご飯に行ったり、カラオケでミスチルを歌ってくれた。肉体関係はありません。私の家で飲んでも、そういう雰囲気になったことは全然ない。酔っぱらって手をつないだことが1度あっただけです。

 本当に優しかったですね。食事のお会計はいつも彼が払ってくれましたし、私の悩みも真剣に聞いてくれました」


白石隆浩容疑者



 昨年12月、川崎さんは惚れ込んだホストに毎月400万円使って裏切られ、「もう死のう」と大量の睡眠薬を飲んで首を吊ろうとした。

「最後にタカちゃんに“バイバイ”って電話したら、つなげっぱなしで家まで来てくれた。私を見て“生きててよかった”って紐をほどいて、ずっとそばにいてくれました。“俺も死にたいこととかたくさんあるけど、頑張って生きていこうよ”って言ってくれて。

 1度だけ“付き合おう”って言われたことがあった。私はホストに夢中だったこともあって、断ったんですよ。恋愛感情はなかったけど、人としてはすごい好きでした」

 白石容疑者とお互いの家族の話をすることもあった。

「私が“姉とずっと会っていない”と話したら、“オレにも妹がいるけどずっと会ってないから、会えるなら会ったほうがいいよ”って言っていました。妹さんに会いたかったんじゃないかな。

 お父さんのことが好きで“お金はあるから親父を旅行にでも連れて行くか。親孝行しないと”とも言っていました。スカウトみたいな裏の仕事をしていても受け入れてくれたそうです。ただ、お母さんについての話は一切なかったですね」


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 川崎さんは、白石容疑者が犯行動機を「金銭目的」「性的暴行目的」などと供述しているのが信じられないという。

「スカウト時代は月200万~300万円ぐらい収入があったはず。マメだし、女の子に困っていたとも思えない」

 最後に会ったのは今年5月初め。東京・西麻布で一緒に肉寿司を食べたという。

「頬がこけてゲッソリやせていました。“疲れた”“やることがない”って話して。許されない犯行だけれども、なんで気づいてあげられなかったんだろう。

 もしかしたら私も被害者になっていたかもしれないけど、それでも話してほしかった。少しでも被害を食い止められたかもしれない。そんな後悔ばかりです」・・

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