9746475「その地域のゴミをみれば、住民の質がわかる」。ゴミ収集会社で働くお笑い芸人の滝沢秀一さんは、そう力説する。たとえば貧困地域に多いのは、酒とタバコのゴミ。一方、金持ち地域に多いゴミは健康器具。ゴミ出しのマナーなどにも、その傾向はあらわれているという―



「住みにくそうな地域名を具体的に挙げるのは、さすがに勘弁してください。ただ、治安が悪そうな場所としてよく取り上げられるような地域は、やっぱりゴミ集積所が汚かったり、なんでもないところにゴミがいっぱい捨てられていたりすることは多いです」

「若者が集まる街では、分別のルールがなっていないことが多いです。ペットボトルとビン、缶が、しっかり洗ってあるのに1つの袋に入って出されていたこともありました。悪気はなくて、ルール自体を知らないのかもしれません。だから、“学生に人気の街”というのもゴミ清掃員にとっては不人気だったりします。ほかにも、外国人が多い地域では回収日でもないのに不燃ゴミがよく出されています。これもルールが周知されていないんだろうな、と」


●滝沢秀一さん(左)



「不燃ごみの日に、やたらとゴキブリの殺虫剤が捨てられているゴミ集積所があるんです。その地域は古い民家が多くて川沿いなので、ゴキブリが住み着いているんでしょうね。マンションなどのダストボックスでもゴキブリがたくさんいるものがあって、清掃員の間では“ゴキブリボックス”なんて呼んでいます」

「結局、ゴキブリが住み着いているダストボックスがある場所は、ちゃんと管理していないんだと思います。だから、ダストボックスがきれいかどうかで、その集合住宅の内実がある程度わかってくるんですよ。汚かったら、管理人がろくすっぽ来てなくて、住民のやりたい放題になっている。そういう集合住宅に住むのはやめたほうが良いかもしれないですね」


●ごみ収集車



金持ち地域のゴミから住人の健康志向が透けて見える一方、「お金持ちの住む地域ではタバコの吸い殻はあまり見ないんですけど、貧乏な地域ではタバコのゴミはよく見るんですよ!」と滝沢さんは熱弁する。ほかにも貧乏な地域で出てくるゴミを見ていると、ひとつの“ある傾向”が見えてくるという。

「アイドルの握手券付きのCDや発泡酒、日本酒の一升瓶や栄養ドリンクが多いですね。ほかにも、資源ゴミじゃなく、燃えるゴミの日に少年マンガ誌が大量に出てくることもよくあります。タバコもそうですけど、どれも小さく依存するものなんです。貧乏な人っていうのは、小さな依存が大きな消費になってしまっているんだろうなって。ほかにも、有名なサブカルの施設が近くにある地域では、アダルトゲームのパッケージが捨てられているのもよく見ますね(笑)」・・

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