9767105英ロンドンに暮らすサイモン・ルイスさん(49歳)とメアリー・エマニュエルさん(41歳)が市内のクラブで出会ったのは1990年代半ば、サイモンさんが28歳、メアリーさんが20歳の時だった・・



親友に腎臓提供した男性、その後プロポーズするも断られる


2人は意気投合したが、その時メアリーさんには幼い息子がおり、株式仲買人の秘書をするかたわら子育てに忙しい日々を過ごしていた。
サイモンさんは過去に何人か交際した女性がいたものの、およそ20年もの間、常にメアリーさんは特別な存在で密かに「生涯を共にするならメアリーと」という気持ちがあった。

そんな中、思わぬ出来事が訪れた。2014年9月、メアリーさんが37歳の時に自宅で突然倒れてしまった。医師からは末期の腎臓病で余命数か月と診断された。
2015年1月に退院するも、メアリーさんは定期的に病院での透析を受けなければならず、サイモンさんはそんなメアリーさんのもとを毎日訪れた。


●サイモン・ルイスさんとメアリー・エマニュエルさん


ある日、メアリーさんは献身的に自分を介護してくれるサイモンさんに感謝の気持ちを込めて、スペイン旅行へ招待した。
数週間後、サイモンさんは自分がメアリーさんのドナーとして適合しているか検査を受けることにした。そして幸運にも適合していることが判明したのだ。

その後は何か月にも及ぶ審査を経て、2人は手術を行った。それからは互いの容態が回復するまでサポートし合いながら生活した。
愛する人に腎臓を提供するという決断が背中を押したのだろう。ある夜、サイモンさんは勇気を出してメアリーさんにプロポーズをした。

ところがメアリーさんから断られてしまった。

メアリーさん 「もし私たちが結婚したら、きっと私たちの特別な友情が壊れてしまうとも思いました。それに健康状態が完全に回復するまでは、結婚は考えられませんでした」・・


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●夫婦間で腎移植