9786757現在のアパートに引っ越してすぐのこと、下階から上がってきたエレベーターに乗り込んでボタンを操作した筆者に、先乗りしていた管理人がこんなアメリカンジョークを掛けてきた。「どんなに急いでも、このエレベーターで行けるのは12階(最上階)までだぞ」・・



なぜ日本人は遅刻に異様に厳しいのか? 他国の人との比較から考えてみた


「この人は一体何を言い出すんだ」と一瞬訝しんだが、彼の目線の先に、さっき自分が押した「閉める」ボタンを見つけ、その真意を理解した。

日本では何の気なしに押される「閉める」ボタンだが、アメリカでは、めったに押されることはない。1プッシュで無駄な2秒をそぎ落とそうとする日本人に対し、「放っておけばいずれ閉まる」というのが彼らの考え方なのである。

いまいちピンと来ない彼の笑いのセンスに、エレベーターと合わせて口角を「上に参ります」して適当に対応しながらも、ワンプッシュで生み出される2秒の存在に気付かされ、その使い道を考えながら自階に降りるに相成った。


●エレベータを降りるときに閉じるボタンを押す必要ありますか?



こうして外国人と日本人の時間的感覚を場面ごとに比較していくと、日本人の時間的感覚に、ある現状が見えてくる。それは、始業時間や待ち合わせ時間、無駄な時間にはこれほど厳しいのに、終業時間にはとことんルーズであるという点だ。

ニューヨークのカフェでは、閉店時間30分前にもなると、店内の客に構わず椅子上げやモップ掛けを始め、「閉店時間」に帰宅しようとするスタッフをよく見かける。以前筆者が働いていたオフィスでは、終業10分前になると、肩にカバンを掛けて残りの仕事を片付けるスタッフもいた。

日本人からすると、こうした勤務態度は、決して褒められたものではない。しかし、何としても定時に仕事を終わらせようとする彼らを目の当たりにすると、終電まで仕事を続ける日本人の姿は、果たして「褒められたもの」なのだろうかと、ふと考えさせられるのだ・・

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●外国人も驚く時間に正確な日本の鉄道がスゴすぎる













●時刻表通りに来る日本の電車 外国人から見た日本