9820847今月25日付の「MIT Technology Review」によると、断頭した豚の脳を最大36時間生存させたという驚くべき発表を行ったのは、米国イェール大学の神経科学者ネナド・セスタン(Nenad Sestan)氏である・・



“脳だけで生きる豚”の実験成功、人間にも適応へ


セスタン氏のチームはと畜場から得た100~200匹の豚の脳に、適温の人工血液を循環させる装置「BrainEx」をつないだ。脳が装置につながれたのは断頭から4時間後のことだったが、驚くべきことに、装置につながれた脳の何十億もの細胞は健康で正常な活動を行っていたというのである。

さらに、セスタン氏はBrainExにつながれた脳が意識を回復するのかについても調べている。彼らは脳波計や電極などを使って意識を示す兆候を探ったのだが、思考や感覚が戻ったという証拠は得られなかったそうだ。

ただ、実験中には意識の存在を示すサインが検出されたこともあり、研究室中が驚きと興奮に包まれたこともあったという。しかし残念ながら、そのサインは後に機器のノイズだったと判明している。




同様の実験は1993年にスイスのチームがモルモットで成功しているが、豚のような大きな生物での成功は世界初とみられる。セスタン氏はこの技術は霊長類を含むあらゆる種に応用できると考えているようで、「(脳を保存できるのは)豚だけではない」と発言したという。

非常に興味深い研究であるが、実験内容についての詳細は現在のところ不明だ。セスタン氏は論文を学術誌に投稿中であり、これ以上のことは明らかにできないとしている・・

・詳細はソース


・ブタ→ヒト移植の実現に一歩 リスク解消の実験成功









・Scientists Kept Pig Brains 'Alive' Outside The Body For 36 Hours