9851049『日経エンタテインメント!』で毎年行われている「好きな芸人」調査で異変が起こった。調査開始以来、過去14回ですべて1位を獲得してきた明石家さんまが首位から陥落して、サンドウィッチマンが1位に輝いた。さんまの連続首位を阻止したのは歴史的快挙と言っていいだろう・・



彼らは子供から年配者まで幅広い層に支持されている。その圧倒的な人気の秘密は「面白さ」と「人柄」にある。

 サンドウィッチマンは2007年の『M-1グランプリ』で敗者復活戦から決勝に勝ち上がって劇的な優勝を果たした。そこで彼らの漫才の面白さが多くの人に知れ渡った。

 彼らのネタの特徴は、「ベタ」から半歩ずらした絶妙なボケで笑いを生み出していくところにある。富澤たけしが繰り出すボケは、分かりやすく単純そうに見えるのだが、実は王道の「ベタ」なボケではない。誰でも理解できる分かりやすさがあるのだが、予測できるようなものではない。

 笑いというのは、発想が標準値から大きくはみ出してしまうと、一部の人に深く刺さる代わりに、多くの人には理解されにくくなってしまう。一方、誰もが理解できる真ん中を狙おうとすると、それはそれで「ありがちで面白くない」と思われてしまったりする。

 サンドウィッチマンのネタはそのどちらでもない。中心からの外し方が絶妙なので、誰が見ても面白く感じられる。言葉で説明すると単純だが、これはなかなか真似できることではない。


・サンドウィッチマン コント ハンバーガーショップ



 また、サンドウィッチマンの漫才やコントは技術的にも優れている。伊達みきおの話を遮って富澤が「ちょっと何言ってるか分かんないです」と切り出す間合いの上手さなどはほれぼれとするほどだ。『M-1グランプリ』で審査員を務めていたオール巨人、松本人志をはじめ、多くの芸人が彼らの技術を称賛している。

 そして彼らが面白いのはネタだけではない。ロケでもスタジオでも確実に結果を出す安定感がある。『笑っていいとも!』の後番組として2014年に始まった『バイキング』は、開始当初は視聴率も伸び悩んでいたのだが、その中でサンドウィッチマンの担当する地引き網ロケのコーナーだけは話題になっていた。

さらに『アメトーーク!』で伊達が披露した「カロリーゼロ理論」も話題になった。「カステラは圧縮すれば小さくなるからカロリーゼロ」「ドーナツは真ん中に穴が空いているからカロリーゼロ」などと真顔で言い放ち、食べ過ぎてしまう自分を強引に正当化する姿が笑いを誘っていた。

 また、彼らは人柄の良さで愛されているという面もある・・

(source: AERA dot. - さんま、たけし、タモリから世代交代 サンドウィッチマンが「好きな芸人」首位になった理由〈dot.〉


・サンドウィッチマンがイロモネアで瞬時に5人笑わせた爆笑ネタ



・この記事へのコメント

・人が良さそうなのもわかるが、なによりネタが面白いからこその評価だと思う。

・>芸人であれば、ときにはわざと他人をくさして笑いを取ることもあるものだが、サンドウィッチマンの2人はめったにそういうことをしない

ガツガツギラギラした人より柔和な感じの人の方が人気あるよね、最近。
笑いだけじゃなく俳優でも佐藤二朗、ムロツヨシ、アナだと水卜アナとか。
出川哲朗が嫌われ者から人気者に変わったり、明らかに時代の空気感が変わった気がする。

・最初見た時はチンピラ風だなと思ったし、今も決してその第一印象から変えてない見た目だと思うんだけど・・・

バラエティで見ていくと、コントの時には分からなかった穏やかで優しい人柄が伝わりますね。
面白いし楽しい、おそらく殆どの人が好感持ってるんじゃないかな。

親世代と見ててもいつの間にか「怖そう…」から「仲いいよね」「優しそう」って感想になっています。

・M-1で優勝しても、決して威張ることなくお笑いに対して真摯に向き合い、面白いことは当然で、震災後には東北復興のために今でも尽力するその姿勢に、ファンは惹かれているんだと思う。

・とにかく、ネタが面白い…子供からお年寄りまで楽しめる…コントもトークも秀逸…更に人柄も良さそう。だから当然…富澤の「ちょっと何言ってるのかわからない…」が好き。

・確かに面白いのにガツガツしてないとこも魅力的。上位に顔を並べる博多華丸・大吉もそうやけど地元愛があふれてるのも好印象やし何よりも被災地支援を続けてるのは本当に凄いこと。なかなかできること違うから。

・話題のために炎上を狙ったり、わざとケンカをふっかけたりする攻撃的・挑発的な芸人、タレント、文化人、弁護士、政治家が多くてウンザリ。

サンドウィッチマンのような誰も傷付けない笑いはホッとする。

・ただでかい声を張り上げて笑いを取ろうとしたり、人を傷つけることを言って笑いを取ろうとするゲス芸人が増えた中で、サンドウィッチマンは正統かつ本当に面白い。それと、これでもかこれでもかと連続してツボをつくネタを繰り出してくるので笑いが止まらない。素晴らしいコンビだと思う。やはり、ナンバー1ですね。


・サンドウィッチマンへのビデオレター