12益田東に話を戻すと、地方大会のベンチ入りメンバー20人全員が県外出身者。17人が大阪で、残りが京都、兵庫、福岡。大庭敏文監督も大阪出身で、ベンチでは関西弁が飛び交い、島根県どころか中国地方出身者も見当たらない・・



古くからの甲子園ファンが忌み嫌う「外人部隊」。他県から越境入学した選手が多数派の学校のことを指す。

記憶に新しいところでは大阪にある全国屈指の強豪ボーイズリーグの選手をほぼチームごと勧誘し、強化した秀岳館(熊本)。こうした学校や選手はなぜ批判にさらされるのか。何が問題なのか……。

腕にそれなりに覚えのある15歳で、他県の強豪から勧誘されたらどうするか? 筆者はそんな妄想をするが、答えはすぐに出る。「地元の高校で甲子園を目指す」。


・益田東



理由もある。へたれの自分では、親元を離れ厳しい寮生活を生き抜く自信がない。それもあるが、たくさんのプロ野球選手を取材してきた経験から、地元に進学した選手は引退後も「帰省すれば当時の仲間と集まる」と話すが、地方の強豪に進んだ選手の多くは卒業が、その街どころか仲間との縁の切れ目となっているからだ。

恩師が退任でもすれば、母校が甲子園に出場しても差し入れをすることもないようだ。彼らにとって甲子園は途中の停車駅であって、最終目的地はプロである。だから「二度とあの時代にだけは戻りたくない」と口をそろえる厳しい3年間を耐えられる。

甲子園に出て大学に進み、ドラフト指名という未来予想図を実現するための「環境」を選ぶのが選手と親。有望な選手を集め、甲子園に出ることで知名度を上げたいのが学校。両者の間にはスカウトはもちろん、ブローカーまがいの人物が介在することもある・・

・詳細は(source: Number Web - 甲子園に出るための「外人部隊」と呼ばれて。越境入学は是か非か。











・2018年夏甲子園出場校 県内選手率まとめ