dsed3バスケットボールの国内競技者登録者数は62万人(男女含め)といわれており、これはサッカーに次ぐ規模になる。それでもなお日本国内で人気が出ない、メジャースポーツになりきれない理由はどこにあるのか?



「現状、日本チームが外国チームに匹敵するほどの実力を持っていないことが、人気に大きく関係しているでしょう。サッカーや野球のように、世界と渡り合えるようにならないと、スポーツとして人気を得るのは難しいのです」

そう話すのは、バスケットボール解説者の島本和彦氏だ。そもそも、バスケットボールで世界の強豪を相手にするためには、技術の問題以前に、小柄な日本人が多いため体格面では限界があるという。


・日本バスケ協会



2020年の東京五輪を控え、バスケットボールをメジャースポーツ化させるためには、やはり海外との戦いは無視できない。今回のサッカーW杯の盛り上がりを見ても、国ごとの対抗戦は最も盛り上がるイベントだ。その点、バスケットボールには身長面で大きな選手がいないという大きな障壁が存在している。

「僕が忘れられない、アメリカ人バスケットボールコーチの一言に『サイズ(身長)はコーチできない』というものがあります。バスケットボールのゴールは305cmという高い位置にあるから、どうしても身長の高い方が有利という面が出てしまいます。ですから鵜の目鷹の目で大型選手を探します。

たとえば、日本で身長2m以上のバスケをやっている子を探そうと日本全国を探してみても、せいぜい10~15人いるかいないか。ところが中国やアメリカで探せば、恐らく2万人以上はすぐに集まるでしょう」


・【高校バスケ】 日本 vs アメリカ



この差は大きい。 そこで生まれたのが、国内のプロバスケットボールチームがしのぎを削るリーグ戦、「Bリーグ」だ。高さを経験値で補おうということだ。「Bリーグ」が開幕したのは2016年9月と、意外にもまだ日が浅い。

「日本バスケ界はNBL(ナショナル・バスケットボール・リーグ)と、bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)の2リーグ体制となっていましたが、両者の間には確執とも呼べる大きな溝があった。しかしBリーグの誕生によって、ようやく両リーグが1つになったのです」


・Bリーグ



このバスケ界の長きにわたる確執は泥沼の様相を呈し、そのまとまりのなさが、少なからずバスケ人気に影響していたようだ。
しかし、肝心のBリーグ開幕戦も、フジテレビによるゴールデンタイムの生中継が行われたものの、視聴率は残念ながら5.3%と寂しいものだった。この結果を見ても、国内ではバスケットボール観戦はいまだ定着していないのがわかる。

しかし、Bリーグの健闘によって、今後バスケットボール人気が過熱する可能性は大いにあると島本氏は言う。

「会場のキャパが狭い分、バスケットボールは選手との距離が近いだけに迫力がある。試合を間近で観戦でき、さらに試合後は選手とのハイタッチやサイン会を行うなど、ファンイベントも積極的にやっています。Bリーグ自体、日本のバスケットボールを盛り上げるためにエンターテインメントを重視しているリーグなので、一度試合を見て、その魅力にハマる女性ファンなどは多い」・・

・詳細は(source: ダイヤモンド・オンライン - なぜバスケは部活でメジャーなのにプロが盛り上がらないのか


・話題となった バスケ日本代表選手の不祥事




・見るスポーツとして考えた場合、試合を見せる=興行と考えれば、盛り上がる要素は多分にある。
多くは運営委側の能力だと思う。

観戦に競技の経験は必ずしも必要ない。
相撲やプロレスのを見ている人で、実際に競技経験のある方はほとんどいない。
興行として重要なのは、ルールなどのわかりやすさや、他の競技との開催時期や時間等の重複を避ける事である。
相撲などが良い例であろう。
ルールは単純明快で、ほとんどの人が知っているし、初めて見た人でも理解できる。
興行の時間も、通常、他の競技との重複が起こることはほとんどない。
(競馬人気に勝てない、競輪や競艇の決勝は、日曜ではなく、平日である。)
バスケは部活では、メジャーな競技であり、多くの方が、その面白さを知っていて、人気もある競技である。
成功のカギは、トップの興行運営能力次第ではないかと思う。
30年前のサッカーを考えれば、不可能な競技ではない。

・国内での人気という意味では、日本のプロリーグで活躍するスター選手も不可欠だと思う。
野球の長嶋茂雄さんや、サッカーの三浦知良選手のような。
田臥選手や、この記事に上がっている若手の選手はNBAに上がれるかもしれないという事で注目されているけど、彼らの凄さが分かって応援しているのはすでにバスケが好きな人達ばかり。
世界で戦う実力を付けて、bリーグをより魅力的なものにしていくのと同時に、そういうスーパースターの出現も願いたい。

・野球やサッカーと違って、バスケは身体能力がもろに関係してくるスポーツ。いくら技術や戦術が優れていてもどうしても超えられない壁がある。
今回渡邊君のような、身体能力、技術、身長ともに世界と渡り合える選手が出てきた事は凄く嬉しい事だがある意味奇跡だと思う。これから純日本人で渡邊君クラスの逸材はなかなか出て来ないのではないか…

・昭和の時代に背の高い子がやるスポーツと言えばバレー>>>バスケだったと思う。それはオリンピックでメダルを獲るという目標も持てたから。
しかし、バレーの地位が相対的に低下したことで現在は背の高い身体能力高い子はバスケを選ぶ割合が圧倒的に高まったと思う。
Bリーグが成熟して、NBAへ移籍する選手が続いて出るような流れになるなら、人気は出ると思うな。
逆に言うと胡坐をかいていたバレー界はホントに衰退の一途をたどりそうだけど・・・プロ化も失敗したし。

・本質的な部分で、日本人は「道」とスポーツを重ねてしまうんだと思う。
柔道や剣道と同じように。
それとスポーツを応援する人の年齢層が高いことも関係してる。
だから「生まれ持った才能」や体格より「努力と鍛錬」を重視し、評価する。
そしてそう言う応援する側の人間から見て、努力や鍛錬が分かりにくい、伝わりにくいスポーツは興味の対象外になってしまう。
バスケ、バド、バレー、各冬スポ等、例えばユニフォームが緩めのデザインだったりするだけで「調子こいた若者の遊び」の延長と誤解し、関心を失う上に嫌悪感まで持つ。
「あんなアメリカの不良がやるようなスポーツ」と、心の奥底で思うわけだ。
反面、一目で大変さが伝わるマラソンとかはすごい好きだよね。
バスケも「バスケ道」的なアピールが出来たら盛り上がるかも。


・バスケ これがNBAプロバスケのトップの10人だ