d4この日、放送されたのは「選ばれし天ぷら」というエピソード。なんとも大げさなタイトルだが、これは軒先の掃除をしながら、夕食の献立を考えていたサザエが、スクーターで通りかかったお坊さんの法衣=ころもを見て「天ぷらにしよう!」と思いつくというもの・・




『サザエさん』放送50年目でも変わらぬ裕福さ「昼夜天ぷら」は贅沢?


会社を出たマスオはアナゴから「フグ田くん~、飲んで帰ろうか~」と提案されていたのだった。

その日の昼間、2人はランチで天ぷらを食べていたが、アナゴさんの奥さんから夕食は天ぷらだという連絡が入ったため、「夜も天ぷらじゃかなわないからな」と、急きょ飲みに行こうと思ったのだという。

マスオも同じく「ひょっとしてうちも天ぷらじゃ……」と心配になり、万が一、夕食が天ぷらだった場合はアナゴさんの誘いに乗ろうと考えたが、サザエに電話をしても「今夜はあなたの大好物を用意しているわ」としか返事は得られなかった。そのため、アナゴの誘いを断り帰宅。昼と夜に続けて天ぷらを食べることになってしまった。




昼も夜も揚げ物を食べるという、胃もたれしそうなマスオの一日。だがネットの反応を見ると、意外にも「羨ましい」という声が少なくなかった。

「母親と嫁さんが揚げた山盛りの天ぷら、俺も食べたいよ」「天ぷらめっちゃ食べたくなってきた」「家にごちそうがあるのに、その日の気分で飲みにいけるってなかなかできない贅沢」「天ぷらが待ってても飲みに行けるのは裕福な証拠だ」といった声がSNSなどで目立った。

磯野家は東京都内に平家の一戸建てを持ち、働き頭の波平とマスオは商社の課長と係長。ランチの天ぷらもチェーン店ではなく「天麩羅」と立派な看板が掲げられた店。都内だとランチの天ぷらでも1500円はくだらないだろうが、それも余裕というわけか。

昭和の時代には当たり前だった金銭感覚も、50年の間に視聴者とズレ始めているのかもしれない・・








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