先日、「軍人将棋」で闇雲にGoogle検索をかけていたときに見つけたのがコレ(powered by 国立国会図書館サーチ)。
[抜粋引用]
タイトル: 軍人将棋
責任表示: 梅林 勲
出版者 : 大阪商業大学アミューズメント産業研究室 編
出版年 : 2003
掲載誌情報 : 雑誌名 : Gambling & gaming ; 巻号 : 2003, 5 ; 掲載ページ : 107〜167
[抜粋引用終わり]
・・・。
軍人将棋の論文?
アミューズメント産業研究室?
さらに検索をかけて、ありました。今は、アミューズメント産業研究所が正しいようです。世の中は広い。
興味をそそられて、大阪商業大学に問い合わせてみました。
該当論文の入手方法を訊いたところ、雑誌バックナンバーごと送ってくれるとの由。ご厚意に甘えることにしました。












・・・届きました。「Gambling & gaming 第5号 2003年」
目次を見ると、「昭和の遊戯マージャン『ブーマージャン』ルール研究」などの記事も。昔、阿佐田哲也の麻雀放浪記で読んだな・・・。
さて、本題の「軍人将棋」
・・・よくぞここまで体系的に、という感じ。私がブログで書いているような戦略論や戦術論とは違いますが、様々なバリエーションから、由来・歴史、各種遊び方、それから海外の類似のゲームまで紹介しています。
[抜粋引用]
「軍人将棋のもう一つ不思議な所は、この遊びが長い歴史を持つにも拘わらず、遊びそのものがあまり広く知られていないことである。子供遊びの代表的なものの一つなのに、伝承遊びを紹介した本に軍人将棋を解説したものはそれ程多くない。・・・戦前の状況は良く分からないが、戦後の本にも軍人将棋があまり紹介されることがないのは、やはりあまりメジャーな遊びではないことが大きな原因なのではないかと思う。」
[抜粋引用終わり]
・・・ああ、やっぱりそうですか。その中で良く御調べになりました。












海外の事情も良く研究されています。私の読後理解が正しければ、日本の最近の軍人将棋と「Stratego」は、フランス生まれの「L'Attaque」を親とする兄弟みたいなものであるようです。それから、中国の「陸戦棋」は初めて耳にしました。
[抜粋引用]
「何れの国の軍人将棋も審判を必要としないルールを採用しており、わが国のように一部のマニアを除いて消滅の危機にさらされているようなことはない・・・。アメリカにおいてSTRATEGOは、現在でも良く売れているゲームであり、パソコンソフトや、携帯用ゲーム、4人バージョン、更には、駒の種類を限りなく増やし、トレーディングカードゲームのように駒の収集を目的にするようなものまで現れている」
[抜粋引用終わり]
・・・日本には、「一部のマニア」も生き残っているのか怪しいところですが、へえ、アメリカではそうなんですか。私もちょっとStrategoに手を付けてみようかとも思いました。












厚意でご送付頂いた大阪商業大学アミューズメント産業研究所事務室にはこの場を借りて、あらためてお礼申し上げたいと思います。
・・・「軍人将棋」の立ち位置が良く分かりました。
過去に軍人将棋がメジャーにならなかった理由として、審判の必要性が良く指摘されますが、今やネット上でのツールがあり、それでも普及しないのは何か理由があるのだろうと思います。
「分かりにくさ」ということがあるでしょうか。私にとっては、分かりにくさが魅力であったりしますが、初心者や、対局を傍で見ているオーディエンスとしては、駒が裏返っていてリアルタイムで何が起きているか分かりにくいですね。
一方、観客だけ表にして駒が見えるようにしても、今度は、対局者の心理などが見えにくいのかもしれません。対局者のことをチキンだな、と思うか、なかなか先に進まなくてイライラするか。
しかし、同じように手をオープンにしない、たとえば、麻雀は言うまでもなく普及してきたし、「THEわれめDEポン」のような観戦を目的とするようなTV番組もありましたし。もっとも麻雀もずいぶん下火ですが、軍人将棋も「下火になった」と言われるぐらいに、一度は発火してくれてもよいような気がします。
[抜粋引用]
タイトル: 軍人将棋
責任表示: 梅林 勲
出版者 : 大阪商業大学アミューズメント産業研究室 編
出版年 : 2003
掲載誌情報 : 雑誌名 : Gambling & gaming ; 巻号 : 2003, 5 ; 掲載ページ : 107〜167
[抜粋引用終わり]
・・・。
軍人将棋の論文?
アミューズメント産業研究室?
さらに検索をかけて、ありました。今は、アミューズメント産業研究所が正しいようです。世の中は広い。
興味をそそられて、大阪商業大学に問い合わせてみました。
該当論文の入手方法を訊いたところ、雑誌バックナンバーごと送ってくれるとの由。ご厚意に甘えることにしました。












・・・届きました。「Gambling & gaming 第5号 2003年」
目次を見ると、「昭和の遊戯マージャン『ブーマージャン』ルール研究」などの記事も。昔、阿佐田哲也の麻雀放浪記で読んだな・・・。
さて、本題の「軍人将棋」
・・・よくぞここまで体系的に、という感じ。私がブログで書いているような戦略論や戦術論とは違いますが、様々なバリエーションから、由来・歴史、各種遊び方、それから海外の類似のゲームまで紹介しています。
[抜粋引用]
「軍人将棋のもう一つ不思議な所は、この遊びが長い歴史を持つにも拘わらず、遊びそのものがあまり広く知られていないことである。子供遊びの代表的なものの一つなのに、伝承遊びを紹介した本に軍人将棋を解説したものはそれ程多くない。・・・戦前の状況は良く分からないが、戦後の本にも軍人将棋があまり紹介されることがないのは、やはりあまりメジャーな遊びではないことが大きな原因なのではないかと思う。」
[抜粋引用終わり]
・・・ああ、やっぱりそうですか。その中で良く御調べになりました。












海外の事情も良く研究されています。私の読後理解が正しければ、日本の最近の軍人将棋と「Stratego」は、フランス生まれの「L'Attaque」を親とする兄弟みたいなものであるようです。それから、中国の「陸戦棋」は初めて耳にしました。
[抜粋引用]
「何れの国の軍人将棋も審判を必要としないルールを採用しており、わが国のように一部のマニアを除いて消滅の危機にさらされているようなことはない・・・。アメリカにおいてSTRATEGOは、現在でも良く売れているゲームであり、パソコンソフトや、携帯用ゲーム、4人バージョン、更には、駒の種類を限りなく増やし、トレーディングカードゲームのように駒の収集を目的にするようなものまで現れている」
[抜粋引用終わり]
・・・日本には、「一部のマニア」も生き残っているのか怪しいところですが、へえ、アメリカではそうなんですか。私もちょっとStrategoに手を付けてみようかとも思いました。












厚意でご送付頂いた大阪商業大学アミューズメント産業研究所事務室にはこの場を借りて、あらためてお礼申し上げたいと思います。
・・・「軍人将棋」の立ち位置が良く分かりました。
過去に軍人将棋がメジャーにならなかった理由として、審判の必要性が良く指摘されますが、今やネット上でのツールがあり、それでも普及しないのは何か理由があるのだろうと思います。
「分かりにくさ」ということがあるでしょうか。私にとっては、分かりにくさが魅力であったりしますが、初心者や、対局を傍で見ているオーディエンスとしては、駒が裏返っていてリアルタイムで何が起きているか分かりにくいですね。
一方、観客だけ表にして駒が見えるようにしても、今度は、対局者の心理などが見えにくいのかもしれません。対局者のことをチキンだな、と思うか、なかなか先に進まなくてイライラするか。
しかし、同じように手をオープンにしない、たとえば、麻雀は言うまでもなく普及してきたし、「THEわれめDEポン」のような観戦を目的とするようなTV番組もありましたし。もっとも麻雀もずいぶん下火ですが、軍人将棋も「下火になった」と言われるぐらいに、一度は発火してくれてもよいような気がします。