オウム真理教事件という組織の存在が
いかに世間へ大きい影響を及ぼしたかが、よく分かる放送でした。

あの頃の世代でない自分は、学校の授業か両親から少し聞いた程度で
もう少し深く知り始めたのは、ネットを始めてからでした。

特にワ○ッ○で、毎日行っていたスレッドで
オウムをネタにした他者の投稿から、色々情報を貰いました。
特別な意味で、オウムをよく知る?お方から色々教わりました。
サイト関係者ならお分かりになる、小説も書かれてる、分野の広いあのお方です。
名は伏せてますが悪い意味じゃなく、ご本人に迷惑のかからない配慮です。


オウムの話に戻りますが、信者を洗脳する「マインドコントロール」
反抗的な者は47度の風呂に入れられ、50度のお湯を飲ませたり、
小部屋に何日も閉じこめ、操作不能のテレビで
麻原教祖の話を、大音量で流し続ける。
入信したら親とは縁を切り、二度と会ってはならない。
教団から逃げ出す事は絶対に許されない。
脱走が見つかれば上記の風呂や小部屋での虐待が待っている。



そうやって「反抗する力」を失わせて
教団に絶対服従するようにする洗脳術
洗脳が完了する頃は「国家は敵、麻原教祖こそが正義」
教祖が日本の救世主になるという思考になるようです。
恐ろしきマインドコントロール、刑務所が可愛く見えますね。



オウム真理教には階級制度「ステージ」と
オウム内で仲間を呼び会う「ホーリーネーム」というものがあったそうです。
ステージは最高が、尊師?こと麻原
麻原のホーリーネームは、「マハー・グル・」ナントカで
教団内でも麻原の命令は「これはグルの意志である」
みたいなように使われていたようです。


今回テレビで取り上げたのは「地下鉄サリン事件」
オウムと言えばこの事件、という人も多いでしょう。
かく言う私も「オウムという組織は地下鉄でサリンを使ったテロ組織」という認識でした。
まず「サリン」ってあんまりピンときませんよね。
バッサリと言えば、「科学兵器」「毒物」です。
科学的に作られる「液体状の毒物」であり
地下鉄サリン事件では、ビニール袋にサリンを入れ、縛って新聞で覆い
実行犯はそれを地下鉄の中で地面に置き
駅に着くと、傘で突いてビニールを破り実行犯は地下鉄から降りる。


ビニールから漏れたサリンは新聞へ染み込み
更に外へ漏れだし、それがニオイの付く空気に混じれば最後。
吸った人は毒を喰らい、その量によって最悪は死に至ります。
液体が直接、体に付いたりなんかしたら、確定的な死が待ってるでしょうね。

走る地下鉄という密室でサリンは拡散し
大勢の乗客が被害を受けて病院に搬送されました。
この事件は地下鉄一線ではなく、8~10ヶ所の地下鉄で同時に行われ
その被害は、計り知れない大惨事になりました。

当時はサリンの知名度もなく
当日のニュースでは、「地下鉄にガソリンがまかれる」
「地下鉄にシンナーらしき物がまかれ」という誤報もあったそうです。

そしてその毒物、サリンをオウムの研究施設で完成させた者は
なんと、「たった1人の科学者」というから、また恐ろしいです。

オウムの研究施設にはたくさんの科学者がいて
事件のずっと前から化学兵器の開発をして
試作品を世間でひっそり使ってましたが、どれも失敗作。
完璧な毒物を作った科学者は現れませんでした。


そこに現れた新しい科学者、そして全ての元凶。
「この男がいなければ地下鉄サリンは起きなかった」
それほどの天才的な頭脳を、化学兵器の開発に作った男こそ

オウム真理教の幹部の1人でもあった
「土谷 正美(つちや まさみ)」です。
土谷は逮捕後、教祖麻原と同じく、「死刑囚」となり
20回以上の裁判中もマインドコントロールが解けず
洗脳状態で法廷に立ち

名前を聞かれたら「土谷正美」
職業を聞かれたら「麻原教祖の弟子」と答え
それ以上は「黙秘を貫いた」という
教団信者でも「1番洗脳が解けなかった人物」と言われてます。


そこまで天才的な頭脳を持つ人間が「何故オウムに入ったのか」
これについて専門家は
「彼は幼少期から学生時代に至るまで、とても真面目な人物であり
 そういう「清純」な人間ほど、洗脳されやすい」とか。

土谷は大学まで成績、スポーツ、ともに優れたエリートでしたが
大学のラグビー部で足を痛めて、「二度とラグビーができない体」になり
人生で初めての大きな挫折を味わいます。

今まで完璧だった人ほど、1度挫折すると立ち直りにくく
そんなときに出会ったのが「オウムの超能力の講演」

この出会いが彼を変え、日本を変えたと言ってもいいかもしれません。
「地下鉄サリン事件」は「土谷正美」という人間が居なければ発生しなかった。


「悪魔の科学者 土谷正美」
この事実から他にも語りきれないオウムの起こした事件は
永遠に消えない、忘れられる事はない存在となるでしょう。

「日本で一番の天才犯罪組織、オウム真理教」
彼らを越える犯罪組織は、二度と生まれないと言っても過言じゃありません。

とても悪い意味での、日本で不動のトップに居座る犯罪者グループです。