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電撃大賞読本 電撃大賞編

(´・ω・`)「今回は『ライトノベル作家はとして生きていくことの難しさ』を考えてみたいと思います」

(;`・ω・´)「前回から引き続きのライトノベル業界の話ですか」

(´・ω・`)「一説によると作家デビューした人で10年、作家で居続けることはとても難しいと言われているんだ」

(;`・ω・´)「まあ、これだけ新人作家がデビューしていますからね。当然、人知れずに廃業している作家さんもいるんじゃないかと思いますよね」

(´・ω・`)「で、気になったんで調べてみました」

(;`・ω・´)「よくやりますよね……」

(´・ω・`)「まあ、電撃文庫における電撃小説大賞受賞者に限って調べてみたから、これがライトノベル界全体に当てはまるかはぎもんだけどね。こんな感じ」


第1回(1994年)
大賞 土門弘幸(2001年に『ドラクエ7』のノベライズを担当して以来、発表した作品はなし)●

金賞 高畑京一郎(電撃小説大賞の選考委員を勤める。2005年を最後に作品を発表していない)●

銀賞 中里融司(2009年に死去)●

銀賞 坪田亮介(短編での受賞。長編の作品は出していない)●


第2回(1995年)

大賞 古橋秀之(2009年にメディアワークス文庫で『龍盤七朝 ケルベロス』を発表。他にも漫画の原案も手掛けているよう)

銀賞 成重尚弘(受賞作も含めて著作はない?)●

銀賞 茅本有里(受賞作も含めて著作はない?、外務省の役人に同姓同名の人物がいるが同一人物かは不明)●


第3回(1996年)

金賞 川上稔(近作は2010年9月)

栗府二郎(近作は2009年1月)

銀賞 天羽沙夜(元々、集英社で漫画のノベライズを手がけていた人。2008年にムヒョとロージーのノベライズを手掛けている)

雅彩人(著作なし? 現在は作家業はしていない様子)●


第4回(1997年)

大賞 上遠野浩平(『ブギーポップシリーズ』などで現在も活躍中)

金賞 橋本紡(代表作は『半分の月がのぼる空』最近は一般向けの著作が多い)

銀賞 阿智太郎(近書は2010年9月。代表作は「住めば都のコスモス荘」)


第5回(1998年)

金賞 白井信隆(2000年以来著作なし)●

銀賞 三雲岳斗(多数のライトノベルレーベルで活躍中)

選考委員特別賞 志村一矢(近作は2010年8月)

                          七海純(著作はなし?)●


第6回(1999年)

大賞 円山夢久(2004年以来著作なし。現在は文章塾の講師のようである)●

金賞 中村恵里加(近作は2009年11月)

銀賞 一色銀河(近作は2008年1月)


第7回(2000年)

金賞 佐藤ケイ(近作は2010年8月)

渡瀬草一郎(近作は2010年8月)

銀賞 三枝零一(近作は2010年5月)

選考委員奨励賞 御堂彰彦(近作は2010年3月)

                          海羽超史郎(2001年以来著作はなかったが2010年に富士見ドラゴン・ブックより作品を発表)


第8回(2001年)

大賞 田村登正(近作は2007年8月)

銀賞 うえお久光(近作は2010年7月)

          有沢まみず(ガガガ文庫でも活動中、著作多数)

選考委員奨励賞 高橋弥七郎(『灼眼のシャナ』が代表作に)

                          鈴木鈴(近作は2010年10月)


第9回(2002年)

大賞 壁井ユカコ(近作は2009年12月)

金賞 高野和(近作は2008年4月)

成田良悟(『デュラララ!』『バッカーノ』が代表作に)

選考委員奨励賞 坂入慎一(2006年より著作なし)●

神野淳一(2005年より著作なし)●


第10回(2003年)

大賞 有川浩(もはやライトノベルだけではない活動範囲となった売れっ子作家)

金賞 柴村仁(近作は2010年2月)

銀賞 沖田雅(「オオカミさんと七人の仲間たち」が代表作に)

選考委員奨励賞 水瀬葉月(近作は2010年9月)

                          雨宮諒(近作は2008年3月。「シゴフミ」がアニメ化)


第11回(2004年)

大賞 七飯宏隆(近作は2010年9月)

金賞 長谷川昌史(近作は2008年5月)

銀賞 結城充考(2008年に日本ミステリー新人賞を受賞)

選考委員奨励賞 白川敏行(近作は2009年3月)


第12回(2005年)

大賞 小河正岳(近作は2010年6月)

金賞 来楽零(近作は2008年1月)

銀賞 支倉凍砂(『狼と香辛料』が代表作に)

          杉井光(近作は2009年12月)

選考委員奨励賞 御伽枕(近作は2006年8月)●


第13回(2006年)

大賞 紅玉いづき(近作は2010年1月)

金賞 橋本和也(近作は2010年6月)

  土橋真二郎(近作は2010年10月)

銀賞 樹戸英斗(近作は2009年9月)


第14回(2007年)

大賞 峰守ひろかず(近作は2010年10月)

金賞 水鏡希人(近作は2010年10月)

銀賞 瀬那和章(近作は2010年6月)

          高遠豹介(近作は2010年9月)

選考委員奨励賞 夏海公司(近作は2010年10月)

 

(;`・ω・´)「第1回目の受賞者は既に作家活動をしている人はいないんですか…」

(´・ω・`)「高畑氏は電撃小説大賞の選考委員をしているなど、一概には言えないんだけどね」

(;`・ω・´)「ところで、なんで2007年までなんです?」

(´・ω・`)「勝手に作家の定義として、『過去3年以内に作品を発表している人』としたから近年の受賞作については割愛したんだ。例えば2009年の大賞受賞作『幕末魔法士』(2010年2月刊)は続巻が出ていないけど、これは単に発刊ペースが空いているだけなんだと思うしね」

(;`・ω・´)「それは確かにそうですね。『●』は活動していない作家さんなんですね」

(´・ω・`)「そう。ここから導きだされたひとつの結論がこれ」

 

・第1回~14回の受賞者59人中13人が(少なくとも3年以上)作家の活動をしていない。

 

(;`・ω・´)「4分の3強は現役なんですか、思っていたより多いですね」

(´・ω・`)「まあ、比較的最近の受賞者も含めたからね。それに受賞者の一覧を見て、何か物足りないと思わないか?」

(;`・ω・´)「明らかに現在、電撃文庫で活躍している作家さんの名前がないですよね」

(´・ω・`)「なんだよね。実は電撃文庫の主力作家は大賞落選作の拾い上げの人がけっこういるんだ。こんな感じで」

 

・時雨沢恵一氏(キノの旅)は第6回最終選考からの拾い上げ。

・鎌池和馬氏(とある魔術の禁書目録)は第9回3次選考からの拾い上げ。

・伏見つかさ氏(俺の妹がこんなに可愛いわけがない!)は第12回3次選考からの拾いあげ。

・入間人間氏(電波女と青春男)は第13回最終選考からの拾いあげ。

・秋山瑞人氏(イリヤの空、UFOの夏)にいたっては締切りに間に合わなかったが、編集者の目に止まりデビュー。

(;`・ω・´)「けっこう拾い上げからのデビューも多いんですね」

(´・ω・`)「うん、さすがに過去14回全部の拾い上げ作家はわからなかったね、これも含めると生存率はかなり下がることになると思うんだよね」

(;`・ω・´)「でも、受賞作家に関してはそこそこ生き残ってるということですね」

(´・ω・`)「うん、最初は『新人作家を使い捨てにしている!』という論旨にしようと思っていたけど、調べてみたら意外とそうでもなかったね。少なくとも受賞作家に関してはある程度のチャンスが与えられているみたい」

(;`・ω・´)「中には10年くらい活動していなくて、別の会社から今年復活した海羽超史郎氏とか、文章塾の講師をしている円山夢久氏のような人もいるんですよね」

(´・ω・`)「文筆業の生き方も様々みたいだね」

(;`・ω・´)「では、今回はこの辺で」

(´・ω・`)「作家の動向については独自に調べてみたものなので間違いがあるかもしれないことはご容赦下さい」

(;`・ω・´)「初期の銀賞受賞作とかはいくら探しても商品が見つからない人もいるんですよね。当時は出さない作品もあったんですかね?」

(´・ω・`)「10年以上前の話だったりするからね。電撃サイトのアーカイブスでも見つからないから、やっぱり存在しないんじゃないのかなあ」

(;`・ω・´)「さっぱり、わかりません」

(´・ω・`)ノシ「では、本当にこの辺で」

(;`・ω・´)ゞ「それでは」


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