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なれる!SE 5 (電撃文庫 な 12-10)

(;`・ω・´)「今日は電撃文庫の『なれる!SE5 ステップ・バイ・ステップ?カスタマーエンジニア』です」

(´・ω・`)「著者は夏海公司氏。この作品でシリーズ5作目、前シリーズ『葉桜が来た夏』と比肩する長いシリーズになってきているね。1巻が2010年6月の発売だから、1年3ヶ月(15ヶ月)で5冊のサイクル、まさに3ヶ月1冊のペースで刊行を続けている」

(;`・ω・´)「読者に忘れられる前に刊行するという、ライトノベルでは理想的な刊行ペースですよね」

(´・ω・`)「このシリーズの読者は、他のライトノベルとは違ってやや年齢層が高めのような気がするけどね」

(;`・ω・´)「確かに…」

(´・ω・`)「打ち切られるライトノベルも多い中で、主人公が20代・舞台が現代・超能力なし・バトルなし・ハーレム展開なし・ロリ上司との恋愛展開も控えめと従来のライトノベルからすれば有り得ないくらいの売りのなさが目立つ作品であるのも特徴

(;`・ω・´)「そういう説明すると、誤解されますよ」

(´・ω・`)「大学を卒業したばかりの主人公・桜坂工兵が真っ当に社会で働いていくという、ある意味ではものすごく普通なシリーズなんだけど、なんかもう調子に乗った感じの面白さを持つようになってきているね」

(;`・ω・´)「今回の序章から導入部までの流れなんかは本当によく出来ていましたよね」

(´・ω・`)「桜坂工兵の上司の藤崎さんの一人語りから、今回の物語へと続いていくんだけど、この上司の言葉が社会人から見てみると『そうそう、ホントそう』と頷いてしまう内容で、若さ故に主人公の工兵にはイマイチ届かないんだろうなあ、というところまで本当にリアルな感じ」
(;`・ω・´)「前作までの経緯で、工兵は仕事がけっこう楽しいと感じている時期にあるんですよね。作中でもちょっと言われているんですけど『社畜』な感じにすらなっている状態で」

(´・ω・`)「一仕事終わって、もう帰っていい状態。そこから自分で仕事を見つけてしまって泥縄式にトラブルに巻き込まれる今回の導入部は本当に好きだなあ」

(;`・ω・´)「何気にキャラクター達の立ち位置も、仲良しながらそれぞれ違っていていいんですよね。上司の藤崎は仕事を長く続けていくことを目的としていますし、同僚のカモメは優しい人間ではありますけどパートタイマーという立ち位置からは動きませんし、ヒロインの室見立華はガチガチの仕事人間、サブヒロインの姪乃浜は仕事はできるけれども女性として見られたい人間ですし」

(´・ω・`)「実は全員、生き方には明確な違いがあるんだよね。そして、桜坂工兵はその入口に立っているとも言える」

(;`・ω・´)「今後、桜坂工兵が仕事を続けていく上でどのような生き方を選択するのは見物ですよね。ある意味、凄いリアルな感じがしますし」

(´・ω・`)「そんな人間たちに囲まれて主人公はSEのスペシャリストになるのか、自分で事業を立ち上げて独立するのか、はたまた精神を病んでドロップアウトするのか、もしくは著者と同じように作家を志すのか?」

(;`・ω・´)「5巻出て、作中で経過した時間は半年ぐらいですから、ちょっと難しいものがあるかもしれませんが」

(´・ω・`)「SEとしての主人公の成長も見てみたいけど 、個人的には『桜坂工兵というSEを選択した人間の人生』を読みたいなあ」

(;`・ω・´)「ライトノベルという枠組みではなかなか難しいとは思いますけど…」

(´・ω・`)「この作品って『現代に生きる普通の人間の人生』をある意味では描いていると思うんだ」

(;`・ω・´)「就職難で希望ではなかったブラックなシステムエンジニアの職に就くというのは、現実にありふれていますよね」

(´・ω・`)「そんな有り触れた人生の中の一つであるはずの主人公の桜坂工兵は、いつ自分の勤務する会社に見切りをつけるのか?、そして、新卒で入社した会社に見切りをつけた時にどのような選択を取るのか?、すごく興味が湧いたね」

(;`・ω・´)「あんまりライトノベルに壮大な物語を求めすぎても、どうかと思いますが」

(´・ω・`)「と、まあ長々と書いてきましたが、基本はライトノベルを読まない大人でも楽しめる非常に面白い作品になっています。オススメです」

(;`・ω・´)ヾ「では、今回はこんなところで」

(´・ω・`)ノシ「それじゃあ」

なれる!SE―2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)
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(;`・ω・´)「そう言えばこのシリーズ、ヒロインの室見立華と姪乃浜梢しか表紙を飾っていないんですよね」

(´・ω・`)「5巻も出てるんだから、カモメさんが表紙でもいいと思うんだけどなあ…」
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