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エスケヱプ・スピヰド (電撃文庫)


(;`・ω・´)「今日は電撃文庫の『エスケヱプ・スピヰド』です」

(´・ω・`)「著者は九岡望氏。第18回電撃小説大賞の大賞受賞作品だね」

(;`・ω・´)「応募総数が5,293作品(長編3,443作品・短編1,850作品)の頂点の作品になります」

(´・ω・`)「かと言って、大賞作品が必ずヒットするというわけではなく伸び悩んだりするケースもある。現に今日発売の『シロクロネクロ3』(第17回大賞作品)『はたらく魔王さま!4』(第17回銀賞作品)では明らかに『はたらく魔王さま』の方が多く平積みにされていたのが印象的だった」

(;`・ω・´)「その後にどれだけ順調に刊行していけるかも、関係してきますからね」

(´・ω・`)「さて、そんなわけで第18回の大賞作品『エスケヱプ・スピヰド』、著者は4度目の応募で大賞を獲得している。選評でも審査員達はベタ褒め、満場一致で大賞に決まったということらしいね」

(;`・ω・´)「ストーリーは、昭和101年・20年前の戦争で廃墟になった町『尽天』で始まります。シェルターの冷凍睡眠から目覚めた50人ほどの人々が狂った機械兵と闘いながら生きているという設定です。生き残りの少女『叶葉』はある日、地下施設で仲間とはぐれてしまい、その奥で軍の最強兵器『鬼虫』『蜂』と出会い主従契約を結ぶことになるところまでが導入部です」

(´・ω・`)「ジャンル的には、ライトノベルにはやや珍しいSFものだね。この『尽天』という廃墟になってしまった都市、唯一外部に通じる道には最強の『鬼虫』の『蜻蛉』が護っていて、人間だろうが狂った機械兵であろうが殲滅するという鬼畜っぷりを発揮している」

(;`・ω・´)「『鬼虫』は最強兵器という設定で、『蜻蛉』はさらにその『鬼虫』の中でも最強という設定になっています」
(´・ω・`)「読者に対して色々な情報が伏せられたまま、物語は進んでいくんだよね。特に日本が何と戦争していたのかは最後まで謎

(;`・ω・´)「『敵』という表現がされているんですけど、この最強兵器達と戦って負かした相手はでてこないんですよね。日本を占領しているというわけでもなさそうですし…」

(´・ω・`)「すごく魅力的な世界観だし、細部まで設定されてそうな感じの作品だから敢えて伏せてあるんだろうね」

(;`・ω・´)「今作では『鬼虫』同士の戦いを魅せている、という感じなのかもしれません」

(´・ω・`)「昆虫型の巨大兵器『鬼虫』の戦いは良いし、個人的にはそこよりも『廃墟と化した防衛都市、冷凍睡眠から目覚め困難のなか復興を目指す人々』というのが琴線に触れたね。ゾクゾクする設定」

(;`・ω・´)「『蜻蛉』の立ち位置はかなり哲学的ですよね」

(´・ω・`)「色んな謎(主に世界設定)は残っているし、何より外側の世界がどうなっているのかが今作ではイマイチわからなかったのが不満かな」

(;`・ω・´)「そこらへんは次作以降、明らかになるんじゃないんですかね。よく読むと生死不明の『鬼虫』もいるみたいですし」

(´・ω・`)「今作はオススメですが、何よりもこの著者が紡ぐこの作品の世界をもっと読んでみたい作品でした」

(;`・ω・´)ヾ「では、今回はここらへんで」

(´・ω・`)ノシ「それじゃあ」


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