“世界最後の魔境"群馬県から来た少女


(;`・ω・´)「今日はスマッシュ文庫の『“世界最後の魔境"群馬県から来た少女』を取り上げたいと思います」

(´・ω・`)「著者は日下一郎氏。『妹戦記デバイシス』の著作がある作家さんでこれが2作目のライトノベルになる」

(;`・ω・´)「今作は群馬県をネタにしたグンマー(秘境の地というイメージ)を最大限に誇張した作品です。ちなみにandoroidアプリのシューティングゲームも出たりしています」

・未開地の群馬

(´・ω・`)「このゲームは小説の内容にはほとんど関係がなかったけどね」

(;`・ω・´)「ライトノベルのジャンルとしてはなんなんでしょう?」

(´・ω・`)「トンデモご当地モノになるかな。『協力:群馬県』とあるようにグンマーネタをこれでもか、というくらいに盛り込んでいる」

(;`・ω・´)「秘境グンマーと実際の群馬県のネタの混在でした」

(´・ω・`)「タイトルとイラストから『ジャングル黒べえ』のような、ごく普通の高校生の家にグンマーの原住民少女が!? みたいな作品かと思っていたらそんなことはなく、群馬王を蘇らせるために『みしるし』を探す狂気の少女、みたいな存在だったのは意外だった」

(;`・ω・´)「ヒロインと言えばヒロインなんだけどクリチャー要素の方が強かったです」

(´・ω・`)「超常的なことを『群馬だ! 群馬の力だ!』の一言で説明するのは面白いし、最初の60ページくらいは最高に面白い」

(;`・ω・´)「最初の30ページで主人公の通う学校が崩壊した時はどうしたのかと思いました」

(´・ω・`)「ただ、後半に進むにつれてちょっとツラくなっていくのも確か。群馬の名所巡りで似たような展開を4回も見せられた時は眠くもなる」

(;`・ω・´)「序盤からずっとハイテンションなんで疲れるんですよね」

(´・ω・`)「群馬ネタが多すぎて、最終的には『もういいよ』と思ってしまった作品でした。興味のある方はどうぞ」

(;`・ω・´)ヾ「では、今回はこんなところで」

(´・ω・`)ノシ「それでは」

上毛かるた


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