血界戦線 オンリー・ア・ペイパームーン (JUMP j BOOKS)


(;`・ω・´)「今回はJUMP j BOOKSの『血界戦線 オンリー・ア・ペイパームーン』を取り上げたいと思います」

(´・ω・`)「現在TVアニメ放映中の内藤 泰弘氏の漫画『血界戦線』を秋田禎信氏がノベライズした作品になるね」

(;`・ω・´)「今、人気ですよね。ブログ主もコミックスも10巻以外(電子版がまだ出ていないんです)も持ってますし、アニメも毎週見てます」

(´・ω・`)「そんな個人的にハマっているシリーズのノベライズ作品となれば買わずにはいられないということで購入しました」

(;`・ω・´)「変わった表紙でですよね、このイラスト通りにザップ・レンフロが中心に話が進む作品になってました」

(´・ω・`)「サブタイトルの『ペーパー・ムーン』に、三日月に座る二人、これは1973年のアメリカ映画『ペーパー・ムーン』へのオマージュに違いない」


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(;`・ω・´)「あ、確かにそっくりですね」
(´・ω・`)「この映画は詐欺師の男がガールフレンドの娘を預かるハメになるというストーリーで、これも似ている

(;`・ω・´)「この作品はクズ男(※ザップ・レンフロ)の元に10年後の未来から来た『ザップの娘』を名乗る少女がやってくるストーリーになっています」

(´・ω・`)「感心したのが話の時系列的に先週(※2015年6月1日)放映した『Zの一番長い日』とつながっている点。レオが新参のツェッドにザップ・オブライエンのことを話す、というのが導入部になっていてアニメ組に優しい構成になっている」

(;`・ω・´)「アニメと原作で微妙に違うところ(特にブラックとホワイト)もありますが、そこらへんはあんまり気にしなくていいですよね」

(´・ω・`)「こういうノベライズの難しい点は、キャラクターを成長させてはいけないし、原作のストーリーに影響があってもいけない、原作で明かされていない謎に触れてはいけない等々の『お約束』があるところ、でも微妙にシリーズの本筋に触れていたような気がしないでもない

(;`・ω・´)裸獣汁外衛賤厳(らじゅう じゅうげえ しずよし)の弟子だけはありますよね」

(´・ω・`)「所々、大雑把な作品だなーという気もしたけど、それも含めての『血界戦線』という感じの作品でした」

(;`・ω・´)「色んな部分が説明不足なシリーズではあるんですよね。TVアニメ化するまで『13王って血界の眷属じゃなかったの?』とか『航空機とかで侵入しようとするとタコにヤラれるのに何で旅行者が普通にいるの?』とかわからなかったですし」

(´・ω・`)「しかし、そんな部分を補ってあまりある壮大な設定ヘルサレムズ・ロッドを所狭しと飛び回るキャラクター達、どんなに長くても世界の危機でも1エピソードが前後編で終わるまとまりの良さ軽過ぎる軽口。そういう長所は原作からしっかり引き継いでいるノベライズだったね」

(;`・ω・´)「もうちょい原作の設定の補完してくれてもいいかなーとは思いましたけどね。レル・デミソスとかバンライ・ミナミカタとか次元怪盗ヴェネーノとかレッドヘッドをビビらせた風船ネコとかチラッと出てきて気になるキャラクターだけどそれっきりなのが多いシリーズですから」

(´・ω・`)「原作組にもアニメ組にもオススメしときます」

(;`・ω・´)ヾ「では、今回はこんなところで」

(´・ω・`)ノシ「それじゃあ」


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[追記]

(´・ω・`)「『It’s Only A Paper Moon』という歌もあって、アメリカでは表紙イラストのようなスタイルで記念写真を取るのが流行していたこともあるみたいだね



訳詞

(;`・ω・´)「紙の月はニセモノだけど〜は作品のある部分に符合してますよね」


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