帰宅戦争 帰りたいんだけど戦争起こしてもいい? (ファンタジア文庫)


(;`・ω・´)「今回は富士見ファンタジア文庫の『帰宅戦争 帰りたいんだけど戦争起こしてもいい?』を取り上げたいと思います」

(´・ω・`)「著者は鬼火あられ氏。第28回ファンタジア大賞銀賞を受賞してデビューした作家さん。審査員の橘公司氏の選評によればこうある」

 変則青春物。楽しく読ませていただきました。でも帰宅戦争のパートはもっと面白くなると思います。あれもやれる、これもやれるといくらでも思いつくタイトルなのに、バカが足りないのが残念でした。もっとコメディを積んで、なりふり構わず「帰宅戦争」して欲しかった。そうすればもっと面白くなるはず、そんな作品でした。
(富士見ファンタジア大賞 公式ページより)

(;`・ω・´)「『コメディを積む』という表現がなんかスゴいですね」
(´・ω・`)「ストーリーは部活動が活発な高校に入学した主人公が、部活に入りたくなくて『帰宅同好会』を結成。4月13日から4月30日の間に部活勧誘から逃れ18時までに校門を突破できれば帰宅部に昇格できるというモノになっている」

(;`・ω・´)「青春を謳歌する、ということに対して否定的な主人公なんですよね、作中では『アンチ青春』と言われています」

(´・ω・`)「主人公のヒネクレっぷりと、その過去のトラウマが徐々に開陳されていく過程は良かったかな」

(;`・ω・´)「真面目&コメディのメリハリはついてましたよね」

(´・ω・`)「ただ、バナナの皮でコケるとか、粉塵爆発で自爆とか、ちょっとそれどうよ? というネタもあった」

(;`・ω・´)「学校の活動で粉塵爆発は流石にやり過ぎかな、とは思いました」

(´・ω・`)「そういう細かく気になるところはあったものの、主人公とヒロインのキャラクターの良さが光る作品だったね。最初の横暴っぷりとか、その後の関係性とかが良かった」

(;`・ω・´)「主人公は後半でヒロインを助けようとするんですが、単なる好意ではなくてヒロインの境遇に過去の自分を投影して関わっていくんですよね。ヒロインを助けているようでいて過去の自分自身を助けている、という構図がなんだか気持ちよかったです」

(´・ω・`)「ストーリー自体はキレイに完結していて、続編はあるかどうかもわかりませんが、キャラクターの良さと読後感の爽やかさが印象に残った作品でした。オススメしときます」

(;`・ω・´)ヾ「では、今回はこんなところで」

(´・ω・`)ノシ「それじゃあ」


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