異世界拷問姫2


前作の記事

(;`・ω・´)「今回はMF文庫Jの『異世界拷問姫2』を取り上げたいと思います」

(´・ω・`)「著者は綾里けいし氏。2016年4月に発売された1巻の続編となる作品だね」

(;`・ω・´)「前作の記事でも書いてますが、この作品はイラストがいいですね

(´・ω・`)「イラストを担当する鵜飼沙樹氏は他にも多くのライトノベルのイラストを手がけている人なんだけど、綾里けいし氏の陰気なゴシックホラーな世界観と非常にマッチしているね。今回の表紙と口絵もスゴく良かった」

(;`・ω・´)「扉絵が、表紙イラストと同じながらもちょっと引いたミュシャっぽいイラストなんですが、見蕩れました」

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(´・ω・`)「で、実はこの絵の構図は作中のある場面そのままで『あ、表紙はこのシーンだったのか!』という喜びもあった」
(;`・ω・´)「イラストの話はこんなところにしまして、ストーリーの方は虐待して殺された瀬名櫂人が異世界の拷問姫・エリザベートに召喚され侍従として召し抱えられる、というお話です」

(´・ω・`)「拷問姫は現世にあらわれた14階級の悪魔を殲滅するという使命を帯びていて、前作ではその最高位である『皇帝・ヴラド』を倒して、まだまだ戦いはこれからだ、という感じで終わっていた」

(;`・ω・´)「あのまんま完結していてもおかしくなかったですよね」

(´・ω・`)「今作も同じく14階級の悪魔を相手に苦戦しながらもなんとかしていくんだけど、敵の攻め方、主人公達のピンチの陥り方が並じゃない

(;`・ω・´)「読んでる途中で、ひょっとしてこの巻でシリーズが終わり…? と予想してしまいました」

(´・ω・`)「敵キャラの消費の仕方、味方側の損耗も凄かったしなあ。次で終わりそうな雰囲気はする」

(;`・ω・´)「敵である、騎士・総裁・大総裁・伯爵・大伯爵・公爵・大公爵・侯爵・大候爵・君主・大君主・王・大王・皇帝も数えてみるとかなりの数が殲滅されてますよね、2巻の終わりで半分以下になってます……」

(´・ω・`)「このシリーズはずるずる引き伸ばすよりも華々しく完結した方がいいんじゃないかな、と思える巻でもありました。イラスト、ストーリー共々オススメしときます」

(;`・ω・´)ヾ「では、今回はこんなところで」

(´・ω・`)ノシ「それじゃあ」


異世界拷問姫 (MF文庫J)
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