アンチスキル・ゲーミフィケーション 不機嫌なエルフに捧げる異世界攻略サイト


(;`・ω・´)「今回はMF文庫Jの『』を取り上げたいと思います」

(´・ω・`)「著者は土橋真二郎氏。電撃文庫やメディアワークス文庫で数多くの作品を出しているベテラン作家さん。ブログ主が好もそこそこ読んでいて『OP-TICKET GAME』なんかは特に好きな作品」

(;`・ω・´)「あれほど真剣でバカバカしいストーリーはなかなかないですよね」

(´・ω・`)「そんな著者が初めて電撃文庫とメディアワークス文庫以外での作品が、本作になる」

(;`・ω・´)「ジャンルもレーベルに合わせたのか異世界ファンタジーとなっています」
(´・ω・`)「主人公は現代社会から異世界にやってきた薙野真之介。戦闘力皆無の彼が見知らぬ世界のことを知りながら、なんとか生き残っていくというストーリー」

(;`・ω・´)「なんと言いますか、普通のようで普通でない、と表現すればいいんでしょうかね?」

(´・ω・`)「現在は異世界ファンタジー全盛期。『〜は初めて』『〜は珍しい』という言葉を簡単に使うのは実に危険

(;`・ω・´)「なろう系も合わせると、世の中には実に多くの異世界ファンタジー作品がありますし、その全容を把握するのは困難です」

(´・ω・`)「この作品もエルフ、ゴブリン、ドワーフというお馴染みの概念を使いながらも、作品世界の独特性を掘り下げるような作風になっている」

(;`・ω・´)「それに加えて、タイトルにもあるゲーミフィケーションがネックですよね。聞きなれない言葉ですがこんな意味があります」

 ゲーミフィケーション(英: gamification)は、課題の解決や顧客ロイヤリティの向上に、ゲームデザインの技術やメカニズムを利用する活動全般。
 この言葉は「日常生活の様々な要素をゲームの形にする」という「ゲーム化」(gamefy)から派生し、2010年から使われはじめた。
 ゲームデザイン手法や仕組みを用いて問題の解決やユーザー契約などを獲得すること。例えば、既存のシステムやサービスへの、順位・可視化・ポイント・カード・バッジ・ミッション・レベルシステムの採用など。さらにゲームの要素を盛り込むことによって楽しみながら意図せずそれらと関わっていってもらうことが目的で行われる場合もある。(wikipediaより)

(´・ω・`)「異世界のアレコレな厄介な事象を、主人公なりのゲーミフィケーションで乗り越えていく作品だとは思うんだけど、作中で『ゲーミフィケーション』という言葉が一切出てこないからそこまでピンとはこないんだよなあ」

(;`・ω・´)「現代社会の知恵を使って無双、の亜流的なモノなのかもしれません」

(´・ω・`)「全体的に、世界観が練られているし、程よいお色気もドラマも盛り上がりもある。ただ、全体的に地味な感じも否めない作品とも言える」

(;`・ω・´)「ブログ主的に『ゲーミフィケーション』という言葉が響いてこなかったのが原因かもしれません」

(´・ω・`)「興味のある方はどうぞ」

(;`・ω・´)ヾ「では、今回はこんなところで」

(´・ω・`)ノシ「それじゃあ」


ゲーミフィケーション―<ゲーム>がビジネスを変える
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