おめでとう、俺は美少女に進化した。 (カドカワBOOKS)


(;`・ω・´)「今回はカドカワBOOKSの『おめでとう、俺は美少女に進化した。』を取り上げたいと思います」

(´・ω・`)「著者は和久井透夏氏。第1回カクヨムWeb小説コンテストの恋愛・ラブコメ部門特別賞を受賞してデビューした作家さんだね」

(;`・ω・´)「ジャンルはTSFtranssexual fiction)ということになるんですかね。いわゆる異性への性転換をメインに据えた作品になってます」

(´・ω・`)「なんというか、読んでいてすごく時代を感じる作品だね。今までも男→女になるフィクションってあったけど、そのほとんどは強制的に男の娘にさせられるというストーリーだったんだよ」

(;`・ω・´)「『らんま1/2』あたりがいい例ですよね。男性が女性化した『異常』を元に戻そうというのが物語の根底にありました。ライトノベルですとGA文庫『男子高校生のハレルヤ!』、ファミ通文庫の『ルクス・ソリスの探偵軍師』、ダッシュエックス文庫の『後宮楽園球場』などがありますね」

(´・ω・`)「ところが、この作品は主人公が可愛くなるために女装するという真性の女装男子
(;`・ω・´)同性愛者というわけでもなく、ホントに趣味で女装する人間なんですよね。コレが普通に受け入れられているというのも正に時代のような気がします」

(´・ω・`)「何と言うか、男→男、男→女、女→女という恋愛感情が偏見なく並列になっているんだよね」

(;`・ω・´)「ちょっと昔は同性愛ってフィクションだとチョット意外な展開とかどんでん返しに使われるパターンが多かったんで、意外ですよね」

(´・ω・`)「赤川次郎氏あたりがストーリーにちょっとした起伏を作るために同性愛とか年の差恋愛をよくぶっこんできた印象がある(※ブログ主の個人的印象です)」

(;`・ω・´)「そんな女装男子がプロフィールを偽ってネットアイドル的なコスプレ活動をしていることにより、様々なトラブルが舞い込んでくるコメディとなってますね」

(´・ω・`)「巻き込まれ型なのか、トラブルメーカーなのかよくわかんない主人公だよなあ。基本、主人公の隠し事がトラブルの素だし」

(;`・ω・´)「物凄い変化球なハーレム物ですよね、主人公の同性の友人に『稲葉』というキャラクターがいるんですが、コイツもハーレムラノベの主人公のようでもありましたし」

(´・ω・`)「なんか不思議な感じで、主人公が実は『他のストーリーにおけるキワモノヒロインの1人』でありながら、友人キャラ『稲葉』も実はこの物語におけるヒロイン候補の一人なんじゃないかと思ってしまうという妙な広がり方をしている作品だったね」

(;`・ω・´)「ハーレム物でもこんな構造もあるのか、という驚きはありました」

(´・ω・`)「この1冊だけだと、問題がまったく収束しないまま事態が急速に取り返しのつかないことになっていくだけだったのが気になりましたが面白いコメディ作品でした。オススメしときます」

(;`・ω・´)ヾ「原作のweb版だと、かなりその先の展開もあるみたいです。では、今回はこんなところで」

(´・ω・`)ノシ「それじゃあ」


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