だからお兄ちゃんと呼ぶなって!2


前作の記事

(;`・ω・´)「今回はファミ通文庫の『だからお兄ちゃんと呼ぶなって!2』を取り上げたいと思います」

(´・ω・`)「著者は桐山なると氏。去年8月に出た作品の続編でこの巻で完結のシリーズになる」

(;`・ω・´)「1巻の終わり方は良かった作品なんですが……」

(´・ω・`)「でも、読み終えて思ったのは、最初からそこまでシリーズ化に関しては考えていない作品だったのかもね」

(;`・ω・´)「1巻の冒頭で主人公は病院で目覚めるんですが、異様になついている妹しか家族がいないという異様な状況であることを知らされます

(´・ω・`)「好感度MAX状態の妹、何故か浮いている学校生活などの『記憶を失くす前の主人公』の不可解さと、自分の部屋に落ちていた『モモハ信ジルナ』というメモ書きと、色々とそそられる要素がいっぱいだった1巻だったんだよ」
(;`・ω・´)「メモ書きの全容が判明し『続く』となった時のゾッとする感じが良かったんですよね」

(´・ω・`)「狙いすぎている妹ヒロインは、腹の内ではナニを考えているかまったくわからないキャラクターだった! というラブコメに見せかけて実はスリラーな幕引きからの待望の続編だったわけだ、しかし…」

(;`・ω・´)「しかし?」

(´・ω・`)「個人的に期待していた展開とは、ちょっと違ってたかな

(;`・ω・´)「あー」

(´・ω・`)「まあ、ある意味ではこっちが勘違いしていただけなのかもしれないけど、そこまで期待もたせておいてこの肩透かしかよ! という感想はある」

(;`・ω・´)「なんか、思わせぶりな女に引っかかったモテナイ男の言い分みたいになってきてますよ」

(´・ω・`)「違う方向のストーリーを待っていた読者としては、少し残念な作品でした。興味のある方はどうぞ」

(;`・ω・´)「では、今回はこんなところで」

(´・ω・`)「それじゃあ」


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