なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? 運命の剣 (MF文庫J)


助手-デフォルト反転500px「今回はMF文庫Jの『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? 運命の剣』を取り上げたいと思います」

博士-デフォルト500px「著者は細音啓氏。第18回(2006年)ファンタジア大賞でデビューしたベテランの作家さん。多数のレーベルで作品を出しているね」

助手-デフォルト反転500px「最近だと『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』が面白かったですよね」

博士-デフォルト500px「ちなみにPVもある」



助手-デフォルト反転500px「ジャンルは異世界ファンタジーですかね?」

博士-デフォルト500px異世界ファンタジー&ループ物なんだよね。主人公が暮らす世界は悪魔やエルフや天使などの異種族との戦争で勝利、封じ込めて100年経ったという設定なんだけど、開始30ページくらいで主人公の記憶はそのままに人間勢力が負けている世界にチェンジしてしまう」

助手-デフォルト反転500px「これがタイトルの『なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?』という部分にかかっているわけですね」

博士-デフォルト500px「異種族に対する抵抗勢力になって戦いに身を投じていく主人公。人間でも異種族でもないヒロイン・リンネとも出会い世界の謎と人間を支配する悪魔の英雄に挑んでいくというストーリー」

助手-デフォルト反転500px「けっこう、コテコテの話ではありました」

博士-デフォルト500px「主人公とヒロインが世界の中心にいる、という意味ではセカイ系の話でもあるし、1巻で非常におさまりのいいところまで話が進んでいるのは良かった」

助手-デフォルト反転500px「異世界→世界の歴史の書き換えというのは新鮮でしたしね」

博士-デフォルト500px「反面、大きな物語であるがゆえの大雑把さも感じたかな。少人数で敵の王都へ特攻とか」

助手-デフォルト反転500px「人類の指導者までも一緒に特攻してましたもんね」

博士-デフォルト500px「とは言え、非なろう系のファンタジー作品として楽しめた作品でした。興味のある方はどうぞ」

助手-挨拶100px「では、今回はこんなところで」

博士-挨拶500px「それじゃあ」



ワールドエネミー2 不死殺しの王と王殺しの獣 (Novel 0)

スポンサーリンク