俺だけが死んでいる (ファミ通文庫)


助手-デフォルト反転500px「今回はファミ通文庫の『俺だけが死んでいる』を取り上げたいと思います」

博士-デフォルト500px「著者は羽根川牧人氏。第25回(2013年)ファンタジア大賞で金賞を受賞してデビューした作家さんだね。今までに富士見ファンタジア文庫富士見L文庫で作品をリリースしていて、ファミ通文庫では短編を寄稿している」

助手-デフォルト反転500px「ライト文芸系作品とライトノベル系作品の両方が書ける人ですよね。この作品はライト文芸系で、公式サイトで確認したらファミ通文庫ネクスト(ファミ通文庫のレーベル内レーベル)枠でした」

博士-デフォルト500px「修学旅行のバスの中で意識を失い、気づいたら幽霊となっていた主人公。なぜかクラスメイトや担任教師には幽霊の彼が視えるようで彼らと一緒に成仏を目指そうかなあ? というストーリー」
助手-デフォルト反転500px「割りとレビューに困るタイプの作品ですよね…」

博士-デフォルト500px「幽霊となってしまった主人公を成仏させよう&このままクラスにいてもらおうという周囲の反応と、本人は修学旅行で計画していた『片想いの相手に告白』を考えるということになっていく」

助手-デフォルト反転500px「ヒロインが映画好きで、幽霊の主人公と一緒に映画話をワイワイやるのは実に青春小説という感じでした」

博士-デフォルト500px「主人公&親友&ヒロイン二人の関係性や、微妙な距離感は良いんだけど、若干の盛り過ぎ感があったかな」

助手-デフォルト反転500px「空気感を楽しむ&構成を読ませるという2種類の要素があったような気もする作品ですが、確かに目まぐるしい感じはありました。後半の展開で『え!? そういう作品だったの!』という驚きもありました。良くも悪くも」

博士-デフォルト500px「言及が難しいけど、この文章でちょっとでも興味が湧いたら読んでほしい作品かな。好きな人は好きな作品だと思います」

助手-挨拶100px「そんなわけで、今回はこんなところで」

博士-挨拶500px「それじゃあ」



原作屋稼業 お前はもう死んでいる?
スポンサーリンク