混物語


助手-デフォルト反転500px「今回は講談社BOXの『混物語』を取り上げたいと思います」

博士-デフォルト500px「著者は西尾維新氏。映画『傷物語』の入場特典で配布された12冊の小冊子+描き下ろし3話で構成されている作品となっている」

助手-デフォルト反転500px「ちなみに劇場公開の時に全部記事を書いています。何気に力作(金銭的にも)だと思ってます」


過去記事:映画入場特典小説「混物語」 1年間のまとめ

博士-デフォルト500px「この作品のためだけに合計2万円くらいかけたような気もする」

助手-デフォルト反転500px「ちょっと追いかけすぎた感じはしますね」
博士-デフォルト500px「書籍版は長らく謎だった『?』の3篇は『くうインビジブル(悲鳴伝の『空々空』)』『らいルーレット(美少年シリーズの『札槻嘘』)』『まごころフィニッシャー(戯言シリーズの『想影真心』)』だった」

助手-デフォルト反転500px「読み応えがあったのは『まごころフィニッシャー』ですかね、戯言シリーズのジョーカー的な役割の彼女(※女性かどうかは微妙なとこだそうです)が登場したの実に楽しかったです」

想影真心は人類最終であり、『それ』が登場してしまえば、どんな物語も、もうおしまいだ。ミステリーもファンタジーも伝記も何もかも、根こそぎにラジカルに、幕を下ろされることとなる。

(「まごころフィニッシャー」冒頭より)

博士-デフォルト500px「この冒頭で既にヤラれたんだけど、絶妙にメタ的でありながらも、初期の西尾維新氏が『五大神』と称して尊敬した清涼院流水氏の血脈が感じられる1篇だと思うわ」

助手-デフォルト反転500px「想影真心のナニが最終なのかはよくわからない(これは西東天の言う『物語の終わり』とか『バックノズル』と同じ)んですけど、読んでるとなんか圧倒されるんですよね。なんとなくではあるんですが読者を納得させてしまう、これこそが西尾維新氏の力量ですよね」

博士-デフォルト500px「そして、この1篇が実は『物語シリーズ』の中で時系列が最も未来の作品となっているのにも注目」

助手-デフォルト反転500px「『物語シリーズ アメリカ篇』が絶対にない話じゃなくなってきましたよね。『結物語』の海外研修の伏線がこう繋がってくるとは思いませんでした。ほんとにしぶといです」

博士-デフォルト500px「それはそれとして双頭院学との伏線(というか予告)はどう消化するのかも気になってきた作品でした。いつまでもどこまでも続く物語にややウンザリしながらも、それはそれとしれオススメしときます」

助手-挨拶100px「では、今回はこんなところで」

博士-挨拶500px「それじゃあ」


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