AGI -アギ- バーチャル少女は恋したい (電撃文庫)


助手-デフォルト反転500px「今回は電撃文庫の『AGI -アギ- バーチャル少女は恋したい』を取り上げたいと思います」

博士-デフォルト500px「著者は午鳥志季氏。後書きによれば第25回(2018年)電撃小説大賞の最終選考からの拾い上げでデビューした作家さんになるね。SNSで評判になっていたんで購入してみました」

助手-デフォルト反転500px「ジャンルはSFですかね? 」

博士-デフォルト500px「ちょっとセカイ系も入っているかな。参考文献も大量かつ最新のネタをチョイスしているんだけど、なんか懐かしい感じもする作品だった」

助手-デフォルト反転500px「今回はちょっとネタバレがあるんで、ご了承ください」
博士-デフォルト500px「主人公は人工知能の研究を手伝っている大学生。彼が『強いAIを目指す弱いAI』をスマホにいれて実験しているのが導入部」

助手-デフォルト反転500px強いAIと弱いAiという実にフィクションに良く合う要素を持ってきますよね。しかもVtuber要素も絡めているのは正に2019年です」

博士-デフォルト500px「ただ、マスターの対する感情でAIに自我が目覚めていくというのは古典的すぎるんじゃないか、という気もする」

助手-デフォルト反転500px「そこからのフランケンシュタイン・コンプレックスを絡めたちょっとホラー的な展開も良いんです…良いんですけど、結局そこに行き着くのか。という感慨がありましたよね」

博士-デフォルト500px新しい包装紙を被ったド定番商品、という感想をもった作品でした。ひょっとしたら若い人には新鮮に映るのかもしれません。興味のある方はどうぞ」

助手-デフォルト反転500px「あと、印象的なエロ大家さんのイラストはほしかったです」

博士-挨拶500px「ちなみに自分の中で記憶に残るAI生命体は『死者の代弁者』のジェーンです。今回はこんなとこで」

助手-挨拶100px「それでは」
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