竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から― (GA文庫)


助手-デフォルト反転500px「今回はGA文庫の『竜と祭礼 ―魔法杖職人の見地から―』を取り上げたいと思います」

博士-デフォルト500px「著者は筑紫一明氏。第11回GA文庫大賞奨励賞を受賞してデビューした作家さんになるね。選評では『雰囲気作りがすばらしかったです。重さや長さ、材質に至るまで設定が詰められている魔法の杖の製作過程や、人種、宗教が細かく設定された世界観など、想像力をかきたてるユニークなファンタジーでした。バトルの一つもなく、それでいてなお面白いという稀有な作品です。』とある」

助手-デフォルト反転500px「かなりの絶賛な割に奨励賞なのは、読めばなんとなくわかりました」

博士-デフォルト500px「現在のライトノベルのトレンドとは全く違うところに位置する作品だと思う。しっとりとした異世界ファンタジーとなっている」
助手-デフォルト反転500px「バトル展開が一切ありませんし、強烈なキャラクターも出てきません、ラブコメ要素もエロ展開もないというないない尽くしの作品なんですよね」

博士-デフォルト500px「しかし、それを補って余りある『良さ』がある。なかなかこの雰囲気の作品は昨今出てきてないよ」

助手-デフォルト反転500px「魔法杖の修理職人が壊れた魔法杖の修理を依頼されますが、その修理に必要なのが竜の心臓なのですが竜は千年以上前に絶滅している、さあどうしようという導入部になっています」

博士-デフォルト500px「途中で冗長な部分はあったけど、謎の解決までのアプローチが民俗学的なフィールドワークであるのは良かったし、それなのに解決が実にファンタジー的であるのが非常に優れていたね」

助手-デフォルト反転500px「エピローグは特に良くて、壮大ながらも静かに終わっていく感じが心に残りました」

博士-デフォルト500px「今のトレンドにはさっぱりのっていませんが、これは良い作品です。オススメしときます」

助手-挨拶100px「では、今回はこんなところで」

博士-挨拶500px「それじゃあ」

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