キン肉マン 四次元殺法殺人事件 (JUMP j BOOKS)


助手-デフォルト反転500px「今回はJUMP j BOOKSの『キン肉マン 四次元殺法殺人事件』を取り上げたいと思います」

博士-デフォルト500px「近頃はめっきりとライトノベルを追っかけることもなくなり、今の傾向とか流行を踏まえて読むことができなくなってきたんでリハビリ感覚でノベライズ作品をポツポツと読んでいる感じとなってます」

助手-デフォルト反転500px「さて、原作の『キン肉マン』は1979〜1987年、2011年〜現在まで連載中の40代に大人気コンテンツですが、初めてのノベライズ作品…じゃないみたいです」

博士-デフォルト500px「過去に『ディープオブマッスル!! キン肉マン リアルノベルズ』という作品があったみたいだけどモバイルサイト『週プレモバイル』に連載されていたモノで現在は読む手段がないみたい

助手-デフォルト反転500px「ガラケー時代の作品って失われてしまったモノも多いんでしょうね…」
博士-デフォルト500px「そんな話はさておき、本作はミステリとなっている」

助手-デフォルト反転500px「キン肉マンからミステリってのが意外ですよね」

博士-デフォルト500px「ところがエポックメイキングだなーと思ったのが『キン肉マン』と『ミステリ』という要素の食い合わせの良さ。基本、原作で死んでいたはずの超人が出ようが、超人が殺されようが大丈夫という懐の深さがあるのよ」

助手-デフォルト反転500px「ノベライズというジャンルは原作の登場人物を殺してはいけませんし、人間関係を壊してはいけませんし、極端に成長させてもいけません。ですが、そういうお約束を無視しても大丈夫なコンテンツ、それが『キン肉マン』とも言えます」

博士-デフォルト500px矛盾することこそがキン肉マンの醍醐味。ちょっとくらいの飛躍もまあ良いかで読者の方が許してしまう、そういう感じで読みすすめることができる」

助手-デフォルト反転500px「ストーリーの方は、キン肉マンが失踪してしまいミート君がキン肉マン捜索のためにキン骨マンと共に日本を駆け巡るというものになっています」

博士-デフォルト500px「時系列的には王位争奪編の直後。ホームズ的役割をミート君が、ワトソン的役割をキン骨マンがつとめる。このキン骨マンまというチョイスが絶妙で、原作では序盤にしか出てこない超人だけどアニメではコメディリリーフとしてずっと登場してキャラなのよ。読んでいると二又一成氏の声で脳内再生された」

助手-デフォルト反転500px「おっさんホイホイですよね」

博士-デフォルト500px「そして、かなりのバカミス(バカバカしいミステリー)。最初のエピソードの容疑者がブラックホール瞬間移動できるし分身できるから密室トリックし放題という特殊設定」



海洋堂 マイクロヤマグチ リボルミニ キン肉マン ブラックホール 約125mm


助手-デフォルト反転500px「ここでかなり笑いました」

博士-デフォルト500px「他にも『超人が殺された!→じゃあ生き返らせて事情を聞いてみようか!』という悪夢のコンボがあったり、ミステリのようでいて底抜けなお話になっているのが良かった」

助手-デフォルト反転500px「特殊設定ミステリですよね『1000万パワーの衝撃でないと壊れないガラスケース』とかも出てきましたし(あんまりな解き方ではありましたが)」

博士-デフォルト500px「バカミス前提としてもそこまでミステリ要素に驚きはなかったかな、強引さも目立ったし。但し、かなり笑った

助手-デフォルト反転500px「他にはマニアックネタですよね、カナディアンマンのクズ要素が十全に発揮されていたり、解像度の低いファンでは到底覚えていないような超人が出てきたりで」

博士-デフォルト500px「やっぱりファンアイテムとしては楽しめるけどミステリとしてみると『ギャグかな?』としか思えない作品ではありました。死の扱いが軽すぎる気もしますし。40代でキン肉マン好きな人にはオススメしときます」

助手-挨拶100px「では、またいつかお会いしましょう」

博士-挨拶500px「それじゃあ」


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