2006年08月07日

18巻が何か気になる「同人誌初めて」な人のための入門講座(naruto)

  • 同人誌って何?
  • なんかハマったら一生抜け出せないオタクの深淵のような気がする
  • コスプレとかしてる人たちのアレ?
  • でも18巻が何か凄そうだから、こっそり読んでみたいかも

そんな風にここにたどり着いてしまった人もいるかもしれません。

そんなアナタのために、「魔方陣グルグル18巻」とその入手法について、少し詳しく説明させていただくページを作りました。手引きとしてお役立て下さい。

なお、18巻を機に同人の深みにはまろうと考えている方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、この文章では、理解しやすさのため、あまり適切ではない単語(頒価→価格とか)を選んでいたり、例外についていちいち述べていない場合があることを念頭にご覧下さい。



同人誌って何?

同人誌とは、専門の出版社ではなく、個人やサークルが自分たちのお金で作っている趣味の本です。単なるパンフレット等や部活動の部誌とは違い、趣味を共有する不特定多数に向けて作成されたもので、普通は有料で販売します。

中身は、アニメとかゲーム、小説、鉄道や写真など、個人的な趣味から発生するものです。

コンビニのコピー機で作ってホッチキス止めしたようなものから、普通の商業印刷所に発注して完全に本の体裁で作るものまで、いろいろあります。せいぜい50ページ程度までで、30冊程度の少冊数で発行するものが大多数です。が、プロのものと全く遜色ない品質を持ち、数万冊発行されるような同人誌もあります。大多数の同人誌は利益など全く考えずに作られていますが、ごく一部には個人で同人誌を作ってそれで生計を立てている程の人もいます。

同人誌は一般の本屋さんでは流通していません(裏表紙にはISBNコードもバーコードも付いていません)。立ち読みもできず、大手インターネット書店で気軽に注文することもできません。ごめんなさい。

同人誌も扱っている書店や、同人誌専門の書店というのもありますが、手数料を取って個人との契約で販売を代行しているものですから、「どこの店でも注文さえすれば取り寄せてくれる」といったことはありません。

「魔方陣グルグル」紹介

「魔方陣グルグル18巻」の中身は?

「魔方陣グルグル17・18」は、専門の印刷所に発注し、多くの編集時間を費やし、カバーや帯までコミック仕様で仕上げた、同人誌として最も豪華な部類に属する本です。発行部数としても、比較的大規模な方に入るでしょう。

中身ですが、「魔方陣グルグル18」の場合は、グルグルファンから広くグルグルに関する原稿を募集する形態をとっています(※原稿募集は終了しました)。

元々「須藤ユキヒロ」代表者が、冷めやらぬグルグル熱を発散させたい、と言うことで始めたものですので、「グルグルへの愛があればおっけー」の勢いで原稿募集した、何でもアリの本となっています。18巻ではマンガが450ページ、小説が250ページ、その他文章・企画・記事が100ページ、くらいの配分となっています。

えー、つまり、だいたいガンガンコミックス2冊と文庫本小説1冊+大量のおまけ、くらいの分量ですね。

かなりスキルを持った人も多数参加している一方で、マンガを描くのが初めての人の参加や、2ページくらいの文章で参加している人もいます。いろいろです。見てからのお楽しみということで。

今回は17巻と比べて原稿募集が長期間できたため、気合いの入った作品が増えています。どちらかというと、研究・文章記事は減って、長編マンガや長編小説が増えた傾向にあります。

須藤ユキヒロって何者?

グルグルの同人誌を作るためだけに結成された、同人誌の世界で表現するところの「サークル」、法的に言うところの「任意団体」です。簡単に言うと「変なグルグルファンが集まって勝手に名乗っているだけ」です。

役所に届けたり税金を納めたり株主総会を開いたりすることは一切なく、普段はごく普通に大学生とか会社員とか公務員とか主婦とかをやっている人たち十数人がスタッフとなって、18巻のための作業を行っています。活動の場も喫茶店や貸し会議室などです。

なお、この名前は、とある雑誌の記事で「衛藤ヒロユキ」氏が「須藤ユキヒロ」と間違って紹介されていたことに由来します。須藤という個人がいるわけではありません。紛らわしくてバチモンなのは仕様です。それがグルグルワールドです(開き直り)

お金の話

趣味の活動なので人件費はタダですが、これだけのページ数の本を1000冊も発行すれば、どんな安いところを探してきても、印刷費だけで7桁円に達します。さらに編集作業のために借りる場所代や交通費や、段ボール100箱分の在庫管理のためのコストが発生してしまいます。

その辺りの帳尻を合わせて全員がハッピーになるため、本を得ようとする方にはそれ相応の代価を差し出していただくことになっております。いわゆる「等価交換の原則」ってやつです。

一般的に、書籍は、一度の発行部数が多ければ多いほど劇的に安くできます。今回はかなり冒険し、最初から大量に印刷することで、ページ数をこれだけ増やして、かつ値段を抑えました。

なお17巻も18巻もそうですが、全部売り切れて利益ゼロ円となるのが目標という、金銭的にはハイリスクゼロリターンの超非健全経営でやっております。もし売れ残って赤字となった場合、完全にサークル内メンバーの個人的な負債となります。買ってください(切実)。

売り切れた場合は?

殆どの同人誌は、売り切れたら再版されません。

利潤企業であれば売り切れないように再版を繰り返し、長期間の在庫とそれに伴う管理費用が発生することを織り込んで、価格を設定します。

しかし一般の同人誌作者は大きな倉庫を持っておらず、長期間在庫を持って通販を継続するだけの事務的負担にも耐えられません。最終的に少部数が売れ残っただけで赤字です。

前回17巻でも早期に売り切れてしまったため、手に入れられなかった方がおり、ご迷惑をおかけしました。

が、今回の18巻の事情も同様か、より深刻です。スケールメリットも活かして価格を抑えましたが、そのため、再版も1000部単位で確実に追加需要があった場合を除いて行えません。そのような可能性は非常に低いです。ハイリスクゼロリターンの同人誌経済はこんなものだ、ということで、なにとぞご理解いただき、売り切れて後悔しないうちに入手をお願いします。

手に入れる方法

「魔方陣グルグル18」、欲しくなりましたでしょうか。体裁がコミックそっくりなので、同人誌を持っていることがバレることもきっとありません(?)、是非安心してお求め下さい。

「魔方陣グルグル18」はできるだけ多くの人に手に入れていただきたいので、沢山の入手方法を準備しています。

  利点 欠点
同人誌即売会 その場でかかる代金は最も安い
匿名で買える
須藤ユキヒロのメンバーに会える
貴重な経験になる(?)
場所と時間が限られ交通費がかかる
イベントによってはカタログ代などがかかる
体力を消耗する
委託通販 送料含めても総合的なコストは安い
顔を見られずに買える
メールなどでサポートしてくれる
送金方法が慣れていないと難しいかも
企業委託店頭購入 普通の書店と同じ感覚
匿名で買える
在庫さえあれば確実に買える
店舗が限られる
企業利潤分だけ本体価格が高い
企業委託通販 クレジットカードなどが使える
顔を見られずに買える
企業が責任を持って販売しているので確実
送料がかかる
企業利潤分だけ本体価格が高い

以下でそれぞれの方法について簡単に説明しますが、細かい入手方法や注意事項については、ここで書ききれません。なにぶんお金のかかる話ですし、他のサイトなどを参考にしつつ決めて下さい。

同人誌即売会で手に入れる

昔ながらの同人誌流通方法です。須藤ユキヒロスタッフ自らイベント会場に参上し、18巻を手渡しで頒布(販売)します。

現時点では「コミケ」「夏コミ」と言われる世界最大の同人イベント「コミックマーケット70」にて販売が決定しており、かつ、これが18巻の本邦初公開となります。

コミケというのは、お昼のワイドショーとかで、散々コスプレとかが全国放映されている、あのイベントです。数万(!)のサークルが机を並べて、同人誌や同人グッズを販売しています。その脇でコスプレさんがいたり企業ブースがあったりテレビ局が来たりで、一種のお祭りになっているわけです。

そんなに難しく考えなくても、その日1日だけの18巻販売所が出来る、と考えていただければ、基本的には地図・会場図(絶対必要)とお金だけ持って、来て見て触って買って帰っていただければ結構です。

が、毎回死者が出ないのが不思議なくらい、すさまじく混雑します。日本中の生粋のオタクが文字通り集結しますので。訪れる場合、コミケがどういう所なのか、入念に下調べをお願いします。経験者と一緒に行くのがベストです。

18巻を手にいれるため「だけ」にコミケ会場に足を運んでくださるなら、それは大変ありがたいことですし、我々スタッフも大歓迎させていただきますが、ある程度の予備知識と覚悟を持ってお越し下さいますようお願いいたします。(なお、建前上コミケにいらっしゃる方は客ではなく「参加者」であり、カタログを購入してそこに書いてある注意事項を熟読することが義務づけられている…と思います)

また、今後も全国のイベントで販売を行っていく予定です(須藤ユキヒロスタッフ自らではなく、委託販売の形で他のサークルさんに販売していただく形もあると思います)。

委託通信販売で手に入れる

「須藤ユキヒロ」としてスタッフ自ら個別の通販を行うと作業量が膨大になりますので、代わりに、ボランティアでサークル・HP管理者さんなどの個人に、「委託販売」をお願いしています。

10冊〜50冊程度の少部数を、それぞれの個人の方に思い思いの方法で(といってもWeb通販と郵便通販が殆どでしょうが)販売していただいています。本の代金自体は固定ですが、送金・発送手段については委託販売していただいている方々に一任しています。(通常は送金方法として銀行振り込みや定額小為替など、発送には冊子小包や宅配便が使われることが多いはずです)

皆さんボランティアでやっていただいていますので、多少の送料と送金費用がかかっても、おそらく最も安価に手に入れることが出来るのではないかと思います。

ただし、あくまで個人間の信用とボランティアの精神に基づいた取引となります。購入される側も、メールなどで綿密に連絡を取り合う労力は惜しまず、気持ちの良い取引が出来るようご協力をお願いします。協力していただいている方々の一覧については須藤ユキヒロ公式サイトをご覧下さい。

企業委託で手に入れる

今回18巻は、「コミックとらのあな」「メロンブックス」などの、同人誌を専門に扱う企業への委託が決定しています。

要するに18巻をこれらの会社に卸し、商業ベースで売っていただく、というものです。それぞれ、秋葉原を始めとする全国の店頭に並べていただいたり、それぞれの企業の通販サイトに掲載していただいたりすることになっています。書店で平積みで置かれている姿は感動モノです(というか、分厚すぎて平積みしかできない)。

企業ベースでやっていますので、手軽に素早く確実に手にはいると思われますが、数百円の中間マージンが上乗せされるため、値段は高くなることをご了承下さい。また、もちろん在庫は有限ですので、売り切れないうちにお早めにお求め下さい。

その他

その他の頒布方法も検討中です。決まり次第公式サイトでお知らせします。海外在住の方とかは上記の方法いずれも厳しいかもしれませんが、そんなときは掲示板などでサポートを求めると、何らかの反応があるかもしれません。17巻の時は中国やらニュージーランドにまで本が届いていますし(笑)



guru2book at 07:08コメント(2)トラックバック(0)入手案内  この記事をクリップ!

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コメント一覧

1. Posted by けんけん   2006年08月18日 08:49
5 >narutoさまぁ〜☆
素晴らしい同人誌入門講座ありがとうございました☆
きっと沢山の同人人口が増えたと思います!
この記事を参考にして同人誌をGETしようと思った方は是非、
コメントして欲しいですね☆
2. Posted by nonbenchar   2011年12月07日 20:55
いつまでも碧並ができてしまう桟廠も是りものかも。
隻、2了隴表喇射健、3了芦蔚恕眉、4了聾寒擦��、5了牽弥慎健。

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