モーツァルトの「フィガロの結婚」(レヴァイン/MET) ネット映像
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今週はモーツァルト週間になります。
幕開けは「フィガロの結婚」です。
主な出演者等は次のとおりです。
フィガロ:イルダール・アブドラザコフ
伯爵:ペーター・マッテイ
スザンナ:マルリス・ペーターセン
伯爵夫人:アマンダ・マジェスキー
ケルビーノ:イザベル・レオナルド
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:リチャード・エアー
案内:ルネ・フレミング
2014年10月18日収録
懐かしの映画を見ている気がする舞台です。
演出のリチャード・エアーが、多分別テイクだと思うのですが、デボラ・ヴォイトとのインタビューを受けて、1930年代を意識したと言っていましたので、やはりという感じです。
時代を置き換えてはいますが、見ていて違和感も少なく、なかなか楽しい演出です。
序曲の開始と同時に小芝居もスタートするのが、近頃の流行りのスタイルのひとつみたいです。
これからの方が多く出演されているのでしょうか、わたしには馴染みのない名前が多く、演技だけでなく歌も、これから頑張ってね、という感じの方が目立ちます。
しかし、この演出で、大ベテラン歌手たちを揃えてしまうと、一気に面白みが失せそうな気もします。