2019年01月13日




真冬とは思えないくらい穏やかな天気が続く我が地元。


例年ならば、降り積もる根雪を恨めしく空を見上げながら自宅の敷地内の雪寄せをするのが慣例なのだが、1月13日現在、積雪はほぼ0cm!!


非常に喜ばしいことなのだが、反動でドカ雪が降り積もる事態にならないか内心はヒヤヒヤしている。暖冬というか、雪が積もらない冬になってしまいシーズン前に奮発して買ったカリブー君も出番がないまま下駄箱内でスタンバイしている。


毎日、次の仕事を探してはいるが黒紳士のお眼鏡に叶うような求人は出ていない。というか、新着求人が停滞しているような状況だ。新着と言っても中身はハロワの常連企業の求人なのだ。いつも出ている求人は採用する気が無い空求人か、人が入ってもすぐに辞めてしまうブラック求人かの確率が非常に高い。


安易な仕事を選んでしまうと、経歴汚しか先の生活が見通せない事態に陥ってしまうので、ここが思案のしどころだ。


そんな八方塞がりのさなか、数少ない楽しみの一つに海外ドラマを観ることがある。


BS258チャンネル、Dlifeの海外ドラマラインナップは充実していて、続きを楽しみにしている番組が多い。


その中でも最近、黒紳士の評価が上がっているのが、


「Limitless リミットレス」という作品。


もともとは2011年に公開された映画「Limitless」がベースになっていて、冴えない作家のエディ・モーラがNGT48というドラッグを手に入れ、脳を100%活性化させて別人のようなパフォーマンスを発揮するという作品らしい。


このドラマはその映画の後日譚という位置づけで、主人公は売れない駄目ミュージシャンのブライアン・フィンチ。仲間から進められたドラッグを飲んだところ、天才的な能力を発揮するというもの。FBIに指名手配されてしまい、条件付きでFBIに協力し様々な事件を解決していく筋立てになっている。


映画の主人公エディ・モーラ(ブラッドリー・クーパー)も大統領候補の上院議員として登場し、ブライアンの家族を人質にとり、NGTの副作用を抑える薬を投与する代わりに、FBIの内部情報を盗ませたり、自分の手駒のようにブライアンを支配しようとする。


映画は観たことが無かったが、ドラマだけでも十分に楽しめる内容になっている。他の勧善懲悪ドラマとは少し趣が異なり、ブライアンの楽天的な性格も相まってコミカルな内容だったり、(工作好きなブライアン。かなりフザケている)犯罪性の高い凶悪事件が登場する割合は低い。


まだシリーズ全話を観終わってはいないのだが、印象的だったエピソードは、FBIと捜査協力関係にあるSWATの隊員が強盗犯人から押収したNGT48を興味本位からくすねてしまう。


FBI捜査官でブライアンのパートナー、レベッカの元恋人SWATの隊長(名前は失念してしまった)が仲間の隊員3人とともに、NGT48を摂取してしまう。ハイになった4人は羽目を外し、夜の街で覚醒した自分を楽しむ。


しかし、覚醒してしまった為に(臭覚も鋭敏になるため、同僚から自分の妻の匂いがするのを気づいてしまったらしい)自分の妻と不倫関係にあった仲間の隊員の不貞に気づいてしまったある隊員は仲間を絞め殺してしまう。本来ならば、警察官として報告すべきことだったが、隊長は事件を隠蔽することを決断する。


SWAT隊員達がNGTを飲んでいることに気がついたブライアンとレベッカはFBIに立て籠もって逃走を図ろうとする、3人に人質にされてしまう。だが、NGT48の紛失は内部犯行説であると見抜いていたブライアンは、前もって準備をしていた。


催涙ガスで覆われ、FBI支局(CJCと言うらしい)を混乱させて逃走しようとする3人を、前もってガスマスクを準備するようメールで指示を与えていたスペルマン捜査官の活躍により、SWAT隊長を射殺、事件は収束する。


NGTを使えば誰でも超人的な能力を発揮できるが、常用すれば副作用で死に至ってしまう。(ブライアンはモーラからの定期的な投薬により副作用からは免れている)


SWATのような善人であらねばならない人間でも、NGTの魔力によって犯罪に手を染めてしまうのだ。モーラと対面したブライアンは「NGTを使って別人になれ。夢のような世界になるぞ」と言われるが、ブライアンは「NGTが効いていない時こそが本当の自分だ」とNGTの服用に消極的な姿勢を見せる。


けっこう、ブライアンのキャラクターが好きだ。金儲けをしたり、犯罪者になったり、NGTを悪用すればなんでも出来そうだが、レベッカ曰く「ブライアンは優しいのよ。あなたはいつも人を助ける為にNGTを使っている」という言葉に集約されている。


科学的には、


「人間の脳はある一定の割合しか使われていない」というこの物語の前提は完全な神話 (迷信) である (脳の10パーセント神話)。これはドラマ版21話でも言及されている。

ミネソタ大学の物理学教授ジェームズ・カカリオスによると、医学によって知能を向上させることはもっともらしいが、現在の神経化学はそこまで到達していないという。また、作中の「人間は脳の2割しか使うことができない」という考えについては、脳の100%が時を異にして使われていると語った。カカリオスは、もしそのような薬が存在したら、使用者は薬を切らすとリバウンド現象に遭う可能性を述べた。映画では主人公の元妻がドラッグが切れると10分以上集中を持続することができないと語る箇所がある。Wikipediaより



らしいが、娯楽作品であるドラマにそんなに信憑性は必要が無いと思う。もっとトンデモ設定なドラマはたくさんあるからだ。残念ながらこのLimitless、シーズン1しか制作されていないらしい。確かに、主人公のブライアンがNGTを飲み続けると、ジャンキーになってしまう可能性は大アリだ。



そんな時はまた主人公を変えて、同じ世界観を踏襲しつつ、違う設定で作っていくしかないか。


出来れば映画も観てみたいところ。今日はお気に入りのドラマの紹介でした。







(15:44)

2019年01月06日




新年、明けましておめでとうございます。


本年も荒げで(暴れる、荒々しくなる)ばっかりの本ブログを宜しくお願いします。


2019年になり、ようやく6日を過ぎてからのブログの更新。お正月の三が日もなんだかあっという間に終わった。なんだか歳をとる毎にお正月感が薄れてきて、元旦に神社に初詣に行ったくらいだった。お雑煮は食べたものの、子供の頃に感じていたお正月感はゼロ。


小学校低学年の頃のお正月といえば、元日から開いているお店は皆無。コンビニエンスストアなんかは無かったからあたりまえか。とにかく雪が多くて家に閉じ込められている状態。


テレビを観るくらいしか娯楽が無かった。当時はまだ地元民放テレビ局はABSとAKTしかなかったが、テレビ番組は当時の方が面白かった。なかでも元日の夜に放送されていた新春かくし芸大会は収録番組だったにせよ、今よりもお正月感が満載でとても面白かった。


今のテレビ番組はとてもつまらない。三が日で観た番組は元日の芸能人格付けチェックくらい。アイドル達の◯ャニーズ事務所嫌い、お笑い芸人の◯本興業嫌い、なので観られる番組が限られてしまうからか。この2大勢力を排除した番組を探すほうが現代では難しい。


そういえば新しい中古CDを買った。(厳密に言えば新しくはないのだが)


ラジオ番組好きな黒紳士。TBSで平日18時からAfter6Junctionというラジオ番組が放送されている。秋田放送でも火曜日から金曜日まで20時から1時間の枠でネットされいるこの番組。この番組のMCを務めているのがRHYMESTERという日本語ラップグループのMCの一人、宇多丸氏だ。


ラッパーらしく軽妙なトークで、毎日、日替わりのカルチャーに関して深~く探求するこの番組。出てくるゲストの解説する人もオタク級のその道のプロばかり。平日20時という、中途半端な時間なのが聴取するのを難しくしているが、早寝の時は寝ながらよく聴いている。


先日、いつものように中古屋さんでCDを物色していたら、RHYMESTERのアルバムが税込み324円という投げ売り価格で売られていた。携帯でそのアルバムのレビューを調べると、高評価だった。なので安さに惹かれてお買い上げ。


その中に収録されていたのが、






Once again

宇多丸
午前零時 日付の変わる瞬間 雨上がりの冷気
感じながら誓う またリベンジ 気がつけば人生も後半のページ
なのに未だハンパなステージ 時には手痛く喰らっちまうダメージ
まるでいつか使う予定のマイレージ みたいにひたすら溜め込むデカいイメージ
誰のせいにも出来ねぇし、したくねぇ 「夢」別名「呪い」で胸が痛くて
目ぇ覚ませって正論 耳が痛くて いい歳こいて先行きは未確定
きっと映画や漫画の見過ぎ 甘いコトバ聴き過ぎ で、時間のみ過ぎ
ガキの好きそうなことばっか病みつき この男、誇大妄想家につき
くじけなさは異常 ほとんどビョーキ ゼロからスタートは一緒 荷物は放棄
失うもんは最小 得る方が大きい 財産は唯一最初に抱いた動機
気分はヤケにトウが立ったルーキーズ 午前零時 新しい日の空気
オレは古着 だが洗い立てのブルージーンズ そのドアを開いて振り絞る勇気


*風はまた吹く 気付かないならかざしな人差し指を
 陽はまた昇るゆっくりと 決して立てるな己にその中指を
 風はまた吹く 気付かないならかざしな人差し指を
 陽はまた昇るゆっくりと その時立てろ親指を


Mummy-D
キミの知らないオレの歴史 オレの知らないキミの景色
繋げるのは このタフなリズムだって信じてまたペンを取る
紙に滲む 黒い衝動が よそ行きのベベ着た肖像画に
なってしまわないうちに音楽に変えよう
灰色(Gray)な鍵盤(Note)に命与えよう
右肩上がりの人生なんてそう続きゃしないさ
オレの背中押す風が 時に頬を殴る つぶれちまえと
オレは生身のままでそれに耐えた
いつか生身のままのキミに逢えた
キミは生身の声で誉め讃えた
オレは生身の声でそいつに応えた
否、応えて行きたいんだ 否、否、答えなどありゃしないんだ
ありがとうMy man ありがとうMy haters
この足で立ち上がれそうだぜ
さあ、取り戻そうぜそのラフネス 見せつけろそのタフネス
孤独の果てに浮かんだフレーズは
Three times,twice once agein!!


*Repeat



正直、日本語ラップというと本場アメリカの二番煎じと思っていたのだが、RHYMESTERは格好いい。特に宇多丸氏のヴァース部分はこの黒紳士が身につまされるリリックではないか。そういう意味でも感情移入ができる曲だ。


本国アメリカでもラップやヒップ・ホップの人気は絶頂期を迎えていて、ビルボードのチャートはラップが席巻しているそうだ。今まではラップやヒップ・ホップは食わず嫌いだったが、少しづつこのジャンルも開拓していこうと思う年明けだった。





(15:24)

2018年12月24日




真冬とは思えないくらい雪が少ない秋田市。


この冬の季節ハタハタ漁も不漁だったようで、今冬はまだ鰰をあまり食していない。豊漁の時などは、それこそ毎日、食卓に上がり「また、鰰か。もう見るのも嫌だ」と食傷気味になるのだが、資源の枯渇であまり漁で上がらなくなっているらしい。


少ないといえば、降雪量も24日現在、秋田市内では0cmなのでせっかく買ったSORELカリブーも出番がほとんどない。重い・暑い・着脱が面倒いの三拍子が揃ったスノーブーツなので、雪がゼロではまだ履く勇気が出ない。


今年はCD漁りの方は豊漁だったが、映画ソフト発掘の方は不漁だった。ホラー映画のレジェンド【遊星からの物体X】を入手したが、「日本語字幕がテレビ画面に収まりきらない」というまさかの症状。バイリンガルであちらの作品を鑑賞、などという語学力は持ち合わせていないので、この作品は途中まで鑑賞して放置してある。


物体Xのモヤモヤ感を払拭するべく、ホームセンターの激安ワゴンセールを漁っていると昔、劇場でオンタイムで鑑賞した懐かしい作品に出くわした。


【フロム・ダスク・ティル・ドーン】(原題もFrom Dusk Till Dawn 夕方から明け方まで)


映画館で鑑賞した作品なのだが、何故か、ラストまで鑑賞しなかった作品だったのだ。おそらく、同時上映だった作品の鑑賞の方がメインで、この作品はメインを見るまでの時間つぶしだったような記憶がある。


あらすじは、


全米各地で強盗殺人を繰り広げたゲッコー兄弟は、警察の追及を振り切るべく、メキシコ国境を目指して逃亡を続ける。牧師を辞めて放浪の旅をしていたフラーとその一家は、たまたま立ち寄ったモーテルにてゲッコー兄弟の脅しで逃亡に加担する事になり、国境を突破するための隠れ蓑に利用される。メキシコ国境警備を通過した一行は、ゲッコー兄弟が現地組織の代理人と落ち合う予定のトップレスバークラブ「ティッティー・ツイスター」(営業は、日没から夜明けまで”フロム・ダスク・ティル・ドーン”)で一夜を過ごすことになるも場面は一転し、そこは吸血鬼の巣食う巣窟で、大立回りを演じる事になる。

双方に犠牲を出しつつ店に巣食っていた邪悪な死者らを蹴散らし、所定の時間に現れた代理人によって「ティッティー・ツイスター」は爆炎に包まれた。生き残ったセスは落とし前として札束をケイトに渡し殺戮現場を後にする。Wikipediaより



監督はロバート・ロドリゲス、脚本はクウェンティン・タランティーノ、主演はジョージ・クルーニーという、豪華トリオ。元牧師のフラー役にハーヴェイ・カイテル。



ロバート・ロドリゲス監督と脚本のタランティーノは、お互いを「ブラザー」と呼び合うほど仲が良いそうで、お互いの作品にも加わって、いい影響を与えているそうな。



感想は、まずジョージ・クルーニーが若い!まだ今のように中年の色気が出る前の青年然としたクルーニーを堪能できる。ERの頃からのファンなのでクルーニーの主役は単純に嬉しい。あと、弟役で出演しているタランティーノの演技も面白い。



しっかり者の兄、クルーニーを振り回すサイコパスな弟、タランティーノ。エキセントリックなタランティーノらしいキャラクターで、中盤、弟リッチーが吸血鬼の毒牙にかかっても、なんの感傷も起きないほど、残念なキャラクターのリッチー。



リカーショップに潜伏中に手のひらに店主の銃弾を受けてしまい、左手のひらに風穴が開いてしまったリッチー。ガムテープを巻いて手当をするが、ティッティ-ツイスター店内では、再び痛めた左手に大きなナイフを突き立てられてしまうシーンでは大笑いした。



あと、ジュリエット・ルイスも美人な女優さんでなないのだが、とてもチャーミングなキャラクターを演じている。サービスショットもあるのでヒロイン役としては合格点だろう。残念なのはハーヴェイ・カイテル。信仰心を捨ててしまった元牧師なのだが、イマイチキャラの作り込みが浅くて主役級キャラクターにしては陰が薄くて、なんの印象も残さないモブキャラクターのような感じで終わってしまった。


不足点を書き出すとキリがないのだが、まぁ、B級映画路線を狙って作った作品だろうし、それこそがロドリゲス監督の真骨頂だろうから、これはこれで良いのかもしれない。








いつも大晦日には、お気に入りの新作映画を鑑賞して年を越すのが恒例になっているので、そろそろ年越し映画を物色することにしよう。



少し早いが、良いお年を!



(13:44)