2019年06月02日




季節は進み6月になった。晴天続きで寒冷地の秋田でも夏日を記録する日がちらほらと現れるようになった。「6月といやぁ、梅雨時期だよな。」と、仕事で使っている雨具に対防水性の不安があったので、雨具を新調した。


新しい雨具は、透湿性を重視したものにした。「カッパなんて仕事で使うものは安い奴で十分!」と、現場のベテラン衆の方々は口を揃えて仰る。だが、そこら辺で売っているお手軽安売りカッパは、直ぐに生地が破れるし、デザイン的・機能的にも残念なものが多い。


身体を動かす仕事なので、内部の熱を外に逃がす透湿性のある、そこそこ高い雨具を買った。色は、少し黄色がかった赤。◯ンダム好きが多い職場なので、「シャア様だの、フロンタル様」だのを意識したカラーだ。これで急な雨にも心配することなく仕事に専念できる。


カッパと言えば、鑑賞したての映画DVD「IT」の冒頭、ジョージ少年が雨の中を黄色いカッパを着て駆け廻るシーンから物語は始まる。


大型連休中に「たまには映画鑑賞でもしよう」と思って購入していたDVDを漸く、観終わった。特に思い入れもなく、「ホラーならなんでもいいや」的なチョイスだったので鑑賞が先延ばしになっていたのだ。ただ怖いだけなら、B級作品や低予算作品の方がカルト的だったり猟奇的だったり、トラウマ級の作品が揃っていると思う。この作品の鑑賞にあたって「コスパに見合う作品ならいいや」くらいの期待値だった。



あらすじは、


舞台はメイン州の田舎町デリー。7人の子供たちの前に現れたのは、何世紀にもわたって町に取り憑いてきた、この世のものならぬ怪物だった。踊る道化師ペニーワイズと名乗る”それ”は相手が最も恐れるものに姿を変えるという、おぞましい力を持っている。ひどい悪夢に脅かされながら、子供たちが”それ”から生き延びる方法はひとつ。決して仲間から離れないこと。パッケージ内容紹介より


感想は、


「う~ん、あまり怖くはないなぁ」スティーブン・キング原作だけあって、ストーリーはしっかりとしている。子供たちのキャラ設定もしっかりとしているし、怖がらせ方もキングらしさは出ている。でも、怖くはないんだよなぁ。演出や驚かせ方が古いのか。



これだったら、現代のリアルな実社会方が怖い。通り魔事件や、殺人事件が毎日のようにニュースを騒がせている。こちらの方が凄惨で、震えがくるほど怖い。「事実は小説よりも奇なり」とはよくぞ言ったものだ。


敵キャラ、ペニーワイズも然り。最終決戦では、子供たちにボコボコにされる。道化師だけあって、笑いを取る方に傾注しているのかあんたは!キングの原作は未読だが、こんな惰弱な敵なのか!「エルム街の悪夢」のフレディのような嫌らしさが足りないのではないか。「13日の金曜日」のジェイソンのような姿を見ただけで絶望感を叩きつけられるような存在感がペニーワイズには無い。


他に気になった点は、字幕設定で観たのだが、子供達の演技が早口過ぎるのか、字幕を追うのにとにかく、時間的余裕がない。Aが喋った内容を目で追っているうちに、Bが話し始めて字幕も切り替わってしまう。子供が主役の作品はほとんど観ないので、他の子供主役作品との比較は出来ないが。とにかく、字幕を追うのに一苦労だった。


この作品の見どころな何なのだろう?子供たちの友情物語か?確かに、採石場での遊泳シーンあたりは友情・仄かな恋愛など青春感が溢れている。そうか、この作品にはR指定が付いていない。主人公たちと同世代のキッズ達も鑑賞がウエルカムなのだ。そんな彼等にトラウマ級の恐怖を与えてしまっては、商業的成功は見込めない。


えっ?よくよくパッケージを見ると、R15指定じゃないか!


前述の推論は間違っていた。だったら、この作品は何を目指したものなのか?今秋、劇場公開される続編への布石なだけなのか。怖さも中途半端、グーニーズ的な冒険劇としても中途半端、スタンド・バイ・ミー的な青春友情群像劇としても中途半端。どれか一つでも突き抜けたものがあれば、この不満感も薄まっていたのかも。


そういう訳で、個人的にはあまり満足のいく作品では無かった。キング原作と言うことで過度に期待が大きすぎてしまった。悪いところばかりを挙げて批判してしまったが、良い点もある。


子役達は総じて演技が上手い。あちらのキッズはマセている的なキャラも良かった。弟のジョージ君なんかは、まだ小さいのに。あと、主要キャラの親御さん達が出てくるがどれも良い親ではない。なのに、グレる事もなくまっとうに生きている子どもたちが意地らしい。特にベバリーの父さんはまさに畜生。ビルの父親も、すったげ塩対応。そんなんじゃ、ビルの事も失っちゃうよ父さん!


素人が有名映画を散々、こき下ろししてしまったがまぁ、個人ブログなのでご容赦頂きたい。


次は、久しぶりにゾンビ映画を入手しようっと。














(16:22)

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