簿記のカリキュラムは全て終了し、講習は次なる習得科目、FPへと移った。


FPとはファイナンシャル・プランナーの略で、


"人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。" 日本FP協会HPより

ということをする人のことだそうだ。


正直、まったくFPについては興味も関心もないのだが、この職業訓練コースでは9月に行われるFP3級試験合格を目指して講習が行われるのだそうだ。


教鞭をとるのは、このクラスの担任K講師。それに伴い座席変えも行われたのは前の記事を参照のこと。初日はFPの教科書と過去問題集が配布されたので、パラパラと捲ってみた。中は文字や図表ばかりの内容となっており、簿記のテキストのような可愛い猫系のイラストは一切なし。


念のため、テキストのレビューをAmazonで調べてみたが、概ね好評のようでまずは一安心。その翌日、テキスト代の集金が行われ、2冊で3,996円也だった。簿記では、テキストと配布されるプリント問題だけでは不安になってしまい、問題集とかを別途購入したりして出費がかさんでいたので、その轍は踏まないようにFPではこのテキストと過去問題集のみの勝負としたい。(電卓を3台も買ったりして簿記では散財してしまった)


簿記期間中は担当時間が飛び飛びになってしまっていたK講師だったが、ここから残りのカリキュラムはほぼ全てK講師の担任。個人的にはK講師のことは好きだが、他の受講生たちの間では色々と意見があるのも確かだ。


1.課題についての指示・説明が曖昧で不十分

 これは、前の記事でも書いたことがあるが、確かにK講師の説明は要領を得ないことが多い。どちらにも取れるような言い回しをしてみたり、抽象的な物言いをする場合があるので「???」な場面が多々あるのだ。
これは致し方ない。疑問点は質問をして正せばいいのだ。

2.授業の進行が遅い

 K講師の説明によると、このFPの講習時間は潤沢にとってあるようで簿記のように駆け足で進める必要がないらしい。確かにFPに関しては皆、ズブの素人。一つ一つゆっくり教えてもらえるのはありがたい。だが、配布されたA4プリント1枚につき30分くらい時間をかけて説明を受けるのは退屈になってしまう。中には居眠りをしたり、他の課題に取り組んでいる受講生も見受けられるが、座っているだけでお金を貰えているのだから仕方がない。

3.提出課題が多すぎる

 これは今日、K講師も弁明していたが他の終了カリキュラムの提出課題が積み重なってしまい、不満を漏らす受講生が現れはじめている。それに前述の説明不足も加わるものだから混乱してしまうこともある。だが、提出課題は我々職業訓練受講生に課せられた責務だから、文句はつけられない。しかも自由様式、選択テーマなのだから、ある程度自分で時間をやりくりして提出すればいいだけのこと。


とまあ、【郷に入れば郷に従】」ということわざもある通り、【K講師のクラスなのだから、彼女のやり方に合わせるのが教わる側のつとめ】と考えている。


先日こんなことがあった。ある受講生が僕がプレゼン実習のときに取り上げたあるアーティストを気に入ってよく聴いている、と小耳にはさんだ。【洋楽が好きだ】とのことだったので、他のおすすめアーティストを紹介したら、K講師も話しに加わってきた。「私も若い人向きの音楽聴くわよ」と仰っていたので、K講師とその受講生におすすめアーティストの曲をCD-Rに収録してプレゼントした。


後日、チェックシートの返却時にK講師がやって来て、CD-Rのプレゼントをとても喜んでくれた。さすがは人生経験豊富な方だ。たとえあまり気に入らないものだったとしても、あの様に喜んでくれれば送った側のメンツも立つというものだ。それに気遣いのできる人で、今日も帰りがけ「黒紳士さん、調子はどう?簿記の疲れは取れた?」と声をかけてくれた。「なかなか疲れがとれなくて。休日もずっと簿記のことばかりで、趣味に時間を割けなかったので、この週末はリフレッシュします」と別れた。


うん、やっぱりK講師のことは好きだ。
ただ、K講師担任のデメリットとして「話題の提供」という小話をさせられるのは如何ともしがたい。元よりフリートークが嫌で嫌でしょうがない黒紳士。何より人前で目立つというか注目されるのが嫌なのだ。あがり症は前よりは改善されているのだが、かといって積極的に人前で話したいとは思わない。


「能ある鷹は爪を隠す」「縁の下の力持ち」でいいのだと自分では思っている。


誰にでも高評価してもらえるよりも、分かる人に褒めてもらえる方が嬉しい。