カレンダーは2月、如月になった。前職の派遣社員を退職してからはや、1ヶ月を経過した。1月の秋田地区の有効求人倍率は1.29倍とはいうものの、 "「資格の必要性や採用条件によって職種間のアンバランスが続いている」としている。"というのが現状。おまけにこの数値にはパート求人も含まれているのだから手放しでは喜べない。


下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、ではないが気になる求人があったのでハロワから申し込み、進展を待っている状況だ。書き溜めておいた履歴書に志望動機やら自己PRやらを書き込み、発行してもらった紹介状と職務経歴書、カバーレターを同封して応募先に送付した。


応募書類を送付時にタブーとされている事項がいくつかあって、


1.履歴書記入の筆記具はフリクションペンを使ってはいけない。


これは、前回の職業訓練を受講して分かったこと。履歴書の書き方という授業の際、ハローワークのWebサイトを見ながら講師のKさんが解説してくれた。それまでに「書き損じがあったら、最初から履歴書を作り直さなければならない。そんなの時間と資源の無駄だから、フリクションで書けばいいじゃん!俺って頭いい!」と何枚かの履歴書をフリクションで書いて応募していた。(当然、書類選考でお祈りをくらった。当然といえば当然か)


2.送付する封筒の宛名はプリンターで印刷してはいけない。


悪筆な黒紳士。応募先の住所はプリンターで印刷した用紙を貼り付けたり、プリンターで封筒の表面に宛名を印刷したりしていた。(これも何社か送付した)だが、ググってみると宛先・宛名も自筆で書くのが一般的のようだ。汚い字で書かれた宛名よりも、綺麗に印字された書体の方がよっぽど見栄えもいいと思うのだが。「まったく、求人募集をしている企業の採用担当者はどんだけ偉いんだよ!」と言いたくもなる。


なので、上記の事を実践すると応募書類を拵えるのにすごく時間がかかる。尤も、黒紳士が応募書類を送りたくなる求人なんて、ごく稀にしかないが。


話し変わって、求職活動以外の時間はけっこう暇をしているのでよくお袋からお使いを言いつけられる。ミッションが与えられると暇つぶしにもなるし、何より目的が出来るので二つ返事で引き受けている。


大概のミッションは近所のスーパーへの買い出し。そこでいつも思うことなのだが、50歳代以上のご婦人はスーパーで買い物カゴを乗せたカートを押していることが多い。ご婦人は鞄やバッグを持って来店することが常だし、何日分かの食料品や日用品を買うのだから買い物カゴは重量になる。カートを使うのに反対ではない。


しかし、狭いスーパーの通路。混雑時にはそこかしこにカートがウジャウジャいると、通路は渋滞模様になる。おまけに中高年のご婦人の悪いクセとして、周りの状況を確認せず、カートを急発進・急停車を平然とやってのける。温厚な黒紳士だが、しょっちゅう買い物カートからショルダータックルをくらっているので心中では「このぉ、◯ソばばあ、周りをよく見て歩げ!」


これはそのまま自動車の運転にも言えることだろう。おばさんドライバーは安全確認をせず、ノールックで脇道から本線に合流したり、横断歩行者がいるにも関わらず、歩行者の直近まで最接近したりする。何度も横断歩道を渡っていて冷や汗をかくシチュエーションがあった。


ぐぬぬ、スーパー店内ならば大きな心で見逃してやってもいいが、自動車を運転しているのがノールックドライバーだったら、動く凶器ではないか。


そこで思いついたのが、見聞色の覇気!ちょうど週刊少年ジャンプ誌上では、麦わらのルフィが難敵、将星カタクリとの一騎打ちの真っ最中。このカタクリというキャラクター、四皇ビッグ・マム海賊団でも最強クラスの敵将。見聞色の覇気の使い手で、この能力を鍛えすぎて近未来まで見えてしまうという。


見聞色の覇気とは、






と、冥王レイリーが教えてくれている。言わば、格闘技でいうところの見切り。一般的な解釈で言えば第六感!?漫画で言えば、DRAGON BALLの"気"。


あちこちで出て来る概念だが、中高年のご婦人はこいつが弱い。加齢により、視覚・聴覚・臭覚に衰えが出てきているのは分かる。周囲の状況判断に味覚は必要ないが、触覚は使えるではないか!あっ、でも今の寒い時期。中高年のご婦人は寒がりが多いから、服装も防寒重視の重量装備。空気の流れで他人の気配を感じろと言っても無理な話しか。


いや、であってもスーパーはそのおばさん独りの貸し切り状態ではない。前後左右から他の買い物客の出現は予想できる。自動車の運転でも、「道路脇の駐車車輌の影から歩行者・自転車の出現を見越して運転しろ」と習うではないか。う~ん、こう考えてみるとスーパー内でカートをぶつけてくるおばさんはタダの我侭キャラ!?覇気も使えない市井の小市民なのか。


海賊王ゴールド・ロジャーが通った航路をグランドラインと言い、その後半の海を新世界という。新世界では生半可な実力では渡ることのできない実力がものを言う荒海なのだ。現実の世界だって厳しい世界であることに変わりはない。黒紳士は見聞色の覇気を磨いて新世界を渡りきってやろうと思っている。(また一つ、歳をとったオジさんが何を言っているんだか)