ファンダンゴツアーから帰ってきてまだなんとなくひきずっている、次のライブまではこんな感じやろう
それはまたまとめて近々書く

今日は夕方から眠って夜に起きて中環の珈琲館にとびこんだらおばはん3人が隣の席で下品な言葉を遣い有り余る情事を語っており俺はもう早速帰りたい

正直ファンダンゴツアーのことを書こうと珈琲館にとびこんだんやが、おばはん3人のこの感じが一気に俺を失速させた
もう全然ちがうことを書こうと思う



男のブルースの話
ここでいうブルースとはなにも音楽的なことだけではない
男のもつ情けなさやそこからの開き直りの果ての悟り、それをここではブルースと呼ぼう

こないだとある年下のバンドマンとライブおわりに話す機会があり、俺はそこで彼のブルースに打ちのめされた


会話は脈絡なく風俗の話に流れた

「僕、中学の時受験で東京に一週間滞在してたんですよ、おじさんの家に一週間」

彼はどこか懐かしむような、はにかむように奏ではじめた

「一週間も東京にいるってことで小遣いも貰うんですよね、その時5万円貰って、んで童貞ですよ、これは行くしかないなって」

もう読めた、何パターンかのオチはここで読めた
俺は古いギターの音色をたしなむように彼の話をじっくりと聞く、ふふふ、これはたのしいことになりそうだ

「歌舞伎町ですよねやっぱり、飛び込んでやろうと思って、右も左もわからない中学生ですよ、童貞でパニックでしたね」

彼はマイナーコードをポロポロと丁寧に弾くようなイメージで、淡々として且つ叙情的に当時を思い出しながら語る
俺はついに葉巻を燻らすような表情で彼の話に耳を傾ける、美しく悲しい音色だ

「呼び込みのにいちゃんに声かけられて、セックスがしたい、そう言って僕は雑居ビルの一室に案内されました」

葉巻の先がチリチリと音を立てる
濃厚な煙が口のなかに広がる

「真っ暗な個室で一人、何分待ったかな、随分長く感じましたね、掃除のばあさんが個室に入ってきました、あぁ最初に掃除をしてから女性がくるのだなと、初めての風俗にパニックになっていた頭がゆっくりと落ち着きだしました」

彼の弾くマイナーコードは悲しすぎた、その空間さえもセピアに変えてしまう
この先の展開は読めている、そのサビが聴きたい
そしてそこにどのようなアレンジを施すというのか、彼の瞳は遠くを見つめている
真っ赤な夕日がブラインドの向こうに落ちていくのが見える

「ふふ、そう、その掃除のばあさんに気づいたら僕ちんぽ食わえられてたんですよね」

グッとくる、彼の奏でるブルースに俺はここぞとばかりに酔いしれる、これだよこれ!渋すぎる!
彼もそれにこたえるようにニヤリとして続ける

「それが僕の初めての経験だったんです、そのおばあさんの乳首がほら、そこの赤兎馬のフタくらいでかくてね」

彼はドリンクカウンターの上の焼酎の瓶を真っ直ぐ指さしてそう言った
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お決まりのコード進行に酔いしれていた俺は彼の施すアレンジにより膝から崩れ落ちていた

あんた、まっこと渋きブルースマンやでえ!!!!

ハットを深めにかぶってるわけでもないのにまるでそこにハットがあるような、その隠れた目から涙がこぼれおちるような
枯れたギターが最後のコードをゆっくりと鳴らし俺は拍手をとめられなかった


男にはブルースがある
俺はそのブルースを愛している
悲しさというのは必ずしもそれだけで完結するわけでなく、その先、その果てにこのような作品が生まれていく事実がある
儚くも美しい、それはブルースとなり伝承される

彼の他の曲もいくつか聴いたのだが本当に良いブルースマンだと思った、すべて名曲でかゆいところに手が届く素晴らしい出来であった
その話はまた機会があればいつか

ありがとう愛すべきブルースマン

夏や!!
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セトリは
・カッチュー
・ケモノ
・チャリン
・チョップ
・あの世
・エレキな春

しんじくんの写真、空気しっかり切り抜き
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京都、なんかいっつもえむしーでいじわる言うてまうがあんなん言うてるだけで俺すごい好きな場所です
色々ありがとおつかれちゃん
しんじくん写真かっけーっす

ピーズイベントの傷をひきずりながら翌日はソーコアファクトリーにて、オープニングアクトなおなりくんにガリザベンやカッパマイナスとのライブ

この日むちゃくちゃ楽しかった
ええ音楽ばっかりやったな、すごいな
ま、ギャーギャーズももちろんのろんのあれ

写真はなおなりくん
ステージ袖で見てたんやが仕事おわって革靴ぬいで缶ビールのんでギターもってせーのって進化の過程みたいなステージ横の感じがおもろかった
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おつかれさんすー!
カッパマイナスもっとやりたいわ、あの人らいっつも伝説みたいなライブしよってからにほんま!
またやる!

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