高校の頃、バイトで作った金でよく東京に言った。千葉に飽きたからだった。あとは憧れもあった。特にやる事ないからいっても退屈でラーメン食うぐらいしかなかった。でもまあ、退屈だなぁって思いながら歩いた記憶がなんだか鮮明に覚えてるので無駄ではなかったかな。東京に行けば何かがあるという希望が凄かった。"上京"って単語、いろんなケースで目にするけど生まれも育ちも千葉市民からすると想像しにくいもので、総武線1本で1時間ちょっとでたどり着く日本の主人公みたいな土地が、ちょうど小説やテレビの中のようなフィクション感とバイトを始めてお小遣いのキャパシティ増えれば気安くいけるようになっちゃうサイゼみたいな生々しさの両面を持ち合わせていてすげえ魅力的だった。その感覚に関しては未だに感じる。別に東京いっても何も無いっていう答えを出してしまった今でも、総武線乗って池袋だとか新宿だとかにライブしに行く時、得体の知れないドキドキ感あるし、電車1本で新宿っててある種のSFだよなあとか思ったりもする。

僕にとって東京って大きいテーマで、その東京に対する感覚がなんだか初期衝動みたいで人生みたいで、市川とか平井(千葉だっけ東京だっけ)を抜けて次は錦糸町です、なんてアナウンスがとても他人事とは思えなかったりするからスマホ弄らなくても割と問題なかったりする。

東京とはいえども広くて色々あるし、なんなら形容詞で東京って使えるくらい広くて色々あるのが東京だけど(西丸くんの家って父ちゃんベンチャーの社長だけあって東京みたいだね、みたいな)なかでも新宿が僕の中では東京!って感じがする。新宿ロフトで何となくみた大森靖子の弾き語りが衝撃的過ぎてフラフラしてたらゲロ吐いてる女の子の横でホストがえーっちょ、ここで吐かないでくんねーっ?って言ってるのに遭遇して、そこも超えてひとつ通りを変えたら小さいペットショップに群がってたカップルとかが、店の下からでてきたドブネズミ見て悲鳴上げて逃げてるの見て、決してネガティヴじゃない、何か大きい感情がムクムクと湧き出るのを感じたし、その時だけは東京に何かを見つけた。その時だけだけど。だから新宿は唯一何かがあった東京だから今でも何かを期待して用もなく顔を出すときがある。悪いくせだなとも思う。

この文を脈略なく書き出したのは、最近は千葉がやっぱり好きだなってなんとなく思ったからなんだけど、結局東京の話になってしもた。

森見登美彦先生の夜は短し恋せよ乙女の雰囲気が好きで、序盤の京都の先斗町をあるけばそこらじゅうの居酒屋やらバーやらで呑んでいる人達が何かしらで繋がっていて、歩く内にどんどん人が増えていくっていう下りにめちゃくちゃ憧れた時期があって、わざわざ京都いって先斗町の夜を歩いたけど特になにもなかった(幼なじみの田中と言ったので普通に楽しかった)まあ、結局そんなもんだよなあとか思ってたけど、最近割と千葉でそんな状態になってるよなって思う。5年も6年毎日のように千葉にいれば、いつも集まるファミレスが出来て、ドキドキしながら立ったライブハウス寄れば大体顔見知りで、バイトバックれたせいで通りにくくなった大通りがあって、どっかでみんなで飲めば他で飲んできたやつが乗り込んできて、キャッチのお兄さんに声かけられたと思ったら知り合いで、みたいな。大変よろしいことだと思います。楽しいです。今後ともよろしく。千葉。この道曲がればいつもと違う異世界かも、とか今書いた先斗町とか、何かあるかも知れないっていうピュアな期待を抱かなくなったら大人になったということになるのでしょうかね。大人でも子供でもなんでも、道を曲がった先に何かあるかも、ではなく、曲がったら何かがある様な歩き方をするのが大事なんじゃないですかね。

おあとがよろしいようで。

レペゼン千葉は富士見2丁目、親不孝通りにて今夜も何かに期待

日中ろくに働きもしない日が続く。そんな人間がステージの上で何かを訴えたって説得力がある訳がないよな、なんて考えながら二度寝に入る。850分。行く予定だった倉庫作業の業務が開始されて50分が過ぎたのを確認してから布団に再び潜る。2日連続、ルーティンかて脳内でビシッとツッコミをいれる。吉本の養成所の見学をしてみたい。どんなやつらがいるのだろうか。四千頭身のネタを見たらしい親父が、下積みがない芸人のネタは絶対につまらない。薄い、とLINEを入れてきた。寡黙なおっさんだ。面白みのないおっさんだ。大学時代は弟の学費を稼ぐためにドーナツ屋でバイトをし、市役所に勤め始めて数年がたった所で必殺遊び人の母に出会い、出会った時から母が抱えていた借金を肩代わりして返済し入籍した(ちなみに借金の理由を母に聞いた事があるが、分からない、とのことだった)

入籍後も、働けども働けども、母が浪費するので、どうにか帳尻合わせるように働いてきた男だ。そんな男がつまらないというなら、息子という立場もあるが、つまらないんだろうなと思った。真面目だったり献身的な人間は絶対正義であると思う。自堕落になればなるほど成程、衣食住を成り立たせるという社会性や人間性は実はめちゃくちゃに大変なのだなと思う。サラリーマンにはなりたくねえと叫ぶ尾崎豊のCDをへし折った。うるせえ、死ね。薬でもやってろ。ブルーハーツの名曲詰め合わせ動画を著作権侵害の為通報した後甲本ヒロト名言集をうたう動画を再生し画面に唾を吐いた。学校には行きたくないし、ナイフを持って立つことを許してくれたのは確かにこいつだが、そのあとを教えてくれなかったのもこいつだ。あまりに無責任すぎる。反道徳を肯定するなら、しっかりその後の社会保障というか、その後の上手いこといく流れもちゃんと歌って欲しい。

ナイフを持って立ってた

そしてナイフを持って立ってた

その後非正規だけど社保入れ

とか。

まともに生活出来んやつがステージで何言っても伝わらんと最初に言ったけど、この間新宿紅布で憧れのバンドのギタリスト、西くんさんに会えて話をして貰った時に、彼もやっぱり若い時はグダグダだったらしく、働かんからスティックパンばっか食うてたで、と言っていた。めちゃくちゃ情けないけどちょっとほっとした。なんだ、憧れでなりたいやつらもそうだったんなら俺も大丈夫だわさ。後でオチつけられればそれでいいじゃん!って。いや、そのオチつけるのがえぐい大変なんだけどねって俺。我ながら俺。彼は今はどんな事して収入を得てるんだろうか。そこを聞けばよかったな。

今だって俺は金無いくせにわざわざ新宿のDUGでコーヒー飲んでるよ。言葉探すとかいうそれっぽい言い訳つけて総武線乗って3度寝決めて起きたら新宿だった。めちゃくちゃいい曲かけたらバンドのお財布から電車代抜いちゃお。

DUGは静かな環境とそれっぽい雰囲気がなんかそれっぽくて好きなんだけどそうか今日土曜じゃん、めっちゃ混んでる。意識高い系と最近は揶揄されがちな大学生が大声でディスカッションしとる。でも俺はその方が大学生の本質であるべきだと思うのよね。古き良き学生というか、人生やこの後の展望や社会や自分の専攻している学問に真面目に向き合ってるというか、ほとばしる熱いパトスというか、まあ大学いったことねえから知らねえけど。あとは金持ってそうなおっさんと中年カップル。みんな頑張ってきたんだろうなー。そんで紅一点ワーキングプア俺。目の前の犬が虚ろな目でこちらをみている。ごめんて。もう行くよ。ブラウニーちょいと甘すぎだよ。マスターに言えないから代わりに言っといて。あとマッチ何本か持ってくね。じゃ。

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あけましておめでとうございます。実はバンド活動にはチケットノルマという敵が存在しまして、年明け早々に都内のライブハウス3つでライブをしたんですけど、そいつにこってり絞られて財布の中が早くもがらんどう。LABORATORY'Sの普段のブッキングライブみたい(うるせー!)
まあでも好きでやってることだしね。そのシステムを飲んだ上でやってるんだから文句言うなって話だしこのブログタイトル、ライブハウスの人間に見られたらなかなか批判を浴びそうだし次呼んでくれなくなりそうだからヤバいんだけど(下北沢CLUB Queや新宿紅布、べ、別にあんたのこと言ってる訳じゃないんだからねっ!)でもさ、しょうがなくないすか。考え思想ってコントロール不能じゃないっすか。ハゲてるおっさんって別にハゲたくてハゲてるわけじゃないだろうし。それと一緒で俺だって親身になってくれるライブハウスをヤクザなんてよびたかないけど朝起きてなんかイライラしたりTwitter見てたら関わりない女バンドマンのツイートが癪に触ったりするじゃないですか。そういう時ふと出てくる考えってもう僕ら人間の努力でどうこうなるようなもんじゃないすよ。じゃあそんなものSNSやブログに垂れ流すなって言われたらそれはもうそこまでなんすけど、そしたら街ですれ違ったハゲてるおっさんにも頭ひっぱたいてハゲ頭わざわざひけらかすんじゃねえ!って怒鳴って下さいね。そしたらハゲてるおっさんはそんなこと言われたらそれはもうそこまでだよ…トホホ…って言ってくると思います。
閑話休題

LABORATORY'Sのメンバー、自慢じゃないけどなかなかバンドやるには最高な奴らで(ベーシストくるしまふうたを除く)年明けから皆でライブやりつつめちゃくちゃ話し込むんすよ。あーでもないこーでもないって。昨日なんかお前は最近狂気がないとかお前の中にいる女の子がデカすぎるとか普段は人が良すぎるとかオーラがないとか好き放題言われてもはや音楽の域を超えたdisをたくさん頂きました。
でもそれって大事なことでお互いの今後の長い目で見たスケジュールとか人生を預けあってるからこそできる話し合いでなんだかんだ嬉しかったりもするんす。あとみんな馬鹿じゃねえなっ思います(ベーシストくるしまふうたを除く)
まあとはいえこの先長いし大変な道だし何がどうなるかわからんし特に馴れ合い軍団ってわけでもないしくるしまふうたが馬鹿だから今後どうなるかは知らねえ。各々その辺の覚悟もあるだろうし。何なら俺だって髪型変えろって結構定期的に言われたりするけどそう言われて変えるくらいならこのバンド抜けますし各々のエゴの上にある集団行動っつーのがバンドの肝である限り安定性は皆無なもんです。僕らに限らずね。
そいでも俺はやってやりますよ。俺の中に潜む女の子がデカいから女々しいならそれはそれで上等。そのメス飼い慣らして憧れのフェミニンセクシーロックスターになって女の子安易に抱いちゃうもんね。
そんなセクシーロックンロールバンドLABORATORY'S、明日千葉アンガにてコイデアツヒト主催のアツフェスにでます。2年連続!ありがとう!
あれだろ、年末、永久無料チケット配ったのに東京来てくれなかっただろ、お前。明日は来てね!よろしくね!平成最後とか実は全然どーでもいいんだけどとりあえず最後の反撃です。毎日毎回ステージが最後の反撃です。なにかがおこる。今年もよろしくお願い致します!!


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