2005年05月

ついに小屋入り。

今日から劇場に入った。



朝起きたら土砂降りの雨。



おいおいおい…。

こんな天気で搬入かよ…。



波乱の予感。



が、10時集合の時間には雨が上がった。

いやっほー。よかった。



かなり運がいいかも。



それからは天気も良くなり

快晴。



まぁ、劇場に入っちゃったら

天候なんて関係ないんだけどね。



朝からセットを建て込んでいった。

今回のセットはかなり良い。

良い感じのセットです、

図面上では…。



それをいかに素敵に建て込めるかが勝負。



でも、全く巧くいかず時間は押すばかり。

今日のタイムテーブルの半分ぐらいしか進まなかった。



これってはっきり言って

かなりまずい。



明日は本番。



押す事は頭の中にはあったけど

予想以上に押してしまった。



明日はバタバタしそうです。



ホントはね、時間があれば

写メでも撮りながら

日記でも更新しながら

進めていこうかなって思ってたんだけど。



そうはいきません。

とにかく必死です。

頑張りたいと思います。



はぁ疲れた。

おやすみなさい。

稽古終了。

最終通し稽古。

一回通してついに稽古がすべて終了した。



いやぁ、なんだかね。

長かったような、短かったような。



後は本番のみです。

楽しみたいと思います。



もし時間がある方、

是非劇場まで足をお運びください。



待ってまーーす!!



それにしても

なんなんだ、この雨はよ!!



夕方からセットや小道具などをトラックに積み込んだ。



こんな時の雨は

本当にむかつく。



明日は晴れますように。



はぁ、今、外は、土砂降りだ…。

なんなんだ、全く!!

飲み屋での楽しさ。

今日でほぼ稽古が終わったようなものだ。

明日は1回通しをしたら

夕方から積み込み作業。



抜き稽古は今日で終わり。



って、事でみんなで稽古終わり呑み会をした。



ま、でも、一杯呑んですぐ帰る感じだけど。



それにしても今週が終わったら

このメンバーとお別れちゃんになってしまう。

そう考えると寂しいなぁ。



後1週間で全て終わり。

どんな1週間になるか楽しみです。



みんなで呑んだ帰りに

無機王のニシさんがバイトしてる

kannaという飲み屋に寄った。



そこの飲み屋は薬師にあって芝居をしてる人が集まってくる飲み屋。

顔を出すと今日も演劇人が集まってた。



カウンターで、初めて会った人と芝居の話などで盛り上がる。



その中に新聞記者の方もいて

いろんな話を聞かせてもらう。



やっぱり知らない世界を聞くっていうのは面白い。

またいろんな事聞きたいなぁ。



そんなこんなで気が付けば4時。



毎日が楽しいっす。

体重計に乗らなければ…。

ちゃんばらごっこ。ではない。

嬉しい知らせがあった。



去年やった創作舞踊の舞台にまた誘われた。

増上寺でやる屋外の舞台。



普段やってる舞台と違って

踊ったりしてかなり刺激になった。



そしてなにが楽しいって

鎧に刀と、衣装が凄い。



話を聞けば衣装代だけで200万は使ってるらしい。

またあの衣装が着れるのが嬉しいなぁ。



役者冥利につきるってやつなのかな、こういうのが。



これからも新しい事をどんどんやっていきたいです。

こら!太郎!!

P1020265.jpgこの写真は

みんなご存知「キャベツ太郎」



だけど普通のじゃありません。



縦・横30cmくらいある

でっけぇ、キャベツ太郎。



稽古の前に

ドンキーへ行ったら

売ってあって

思わず買ってしまった。



袋をあけると

何十個もキャベツ太郎が出てきた。

一粒のそのまま出かかったら感動したのに

ちょっと残念。



そのキャベツ太郎を

稽古場でみんなに配り食べた。



おかげで稽古場は

キャベツ太郎臭くなってしまって。



久し振りに食べる駄菓子は美味い。



ただその日のみんなは

やたらと水分取っていた。



僕のせいじゃありません。

太郎が悪いんです。

イタタタタ…。

1日稽古して疲れたぁっていうか。

疲労困ぱいです。



明日に疲れを残さない為にも

スタミナつけねばって事で

ニンニクを頬張る。



ニンニクのホイル焼き。



ニンニク一個を丸々食った。



が、中まで火が通ってなくて

逆に胃を痛めた。



いてぇ…。



胃がキリキリする。



ニンニクはしっかり火を通しましょう。



時間が経っても治らないので

ソルマックを飲む。



すると飲んだ瞬間、

みるみると痛みが和らいでいった。



ウソくせぇくらい痛みが和らいだ。

すさまじい即効性。



ソルマックすげぇ。



でも



ソルマック、くせぇ…。

気持ち悪い…。

ブレイク。

カラオケに行った。

いやぁ、騒いだ騒いだ。

汗だくのカラオケ。



それにしても

みんな歌が上手い。



上手い人たちとカラオケ行くのは楽しい。



今回面白い遊びをした。



歌詞はそのまま読んで

音程だけ変えて歌う。



全く別の曲にするって事。



でもコードは外しちゃダメ。

えっと、なんて説明すればいいのかな。

ハモって歌うパートの人だけが歌ってる状態?

んー、

間違って入れてしまった曲で

全く知らない歌を

適当に歌ったら

思いのほかそれっぽく聞こえるみたいな。



そんな感じ。



とにかく別の歌に聞こえるように歌う。



これが難しい。



少しでも外すとタダの音痴だから。

でもばっちり決まると感動すら覚える。



いやぁ頭使ったなぁ。

ちょっと知的な遊び。



ま、こんな時間も必要でしょう。

見事な現状維持。

太った。

ダイエットしてた頃が懐かしい。

最近、また序々に体重が増えている。

と、いう事で



稽古前にロードワークとサウナに行っている。



まぁ、まだ2日しか実行してないけどさ。

走ってサウナに入ると

それだけで2kgは落ちる。



6時半に起きてロードワーク。

8時半頃からサウナに入る。

一旦家に戻ってから

13時から稽古開始。

22時にて稽古終了。





稽古後、呑む。

2kg増量。





なにか?

呑みすぎ注意報。

いやいやいや…

日記の更新滞っております。



今日から本番まで1日中稽古。



それでも時間が足りないなぁ。

色々話す事があるので

稽古終わりに飯を食いながら

今回の芝居の打ち合わせ。



という口実で呑みに行く。



久し振りに壊れてしまった。

焼酎呑みすぎて後半の記憶がない。



今度の舞台の話で盛り上がったらしい。



一人熱く語ってたらしい。



頑張ろうぜ!もう少しだ頑張ろうぜ!!

みたいな、感じで。



が、次の日ひどい二日酔い。



熱く語ってた本人が


二日酔いでダウン。




オマエが1番がんばれよ。

ドラえもんの最終回が気になる(1)

のび太とドラえもんに別れの時が訪れます。
それは、なんともあっさりと...

のび太はいつものように、
宿題をせずに学校で叱られたり、
はたまた
ジャイアンにいじめられたり、
時にはスネ夫の自慢話を聞かされたり、
未来のお嫁さんであるはずのしずかちゃんが
出来杉との約束を優先してしまう、などなどと、
とまあ小学生にとってはそれがすべての世界であり、
一番パターン化されてますが、ママに叱られたのかもしれません。
とにかく、いつものように、あの雲が青い空に浮かんでいた、
天気のいい日であることは間違いないことでしょう。
そんないつもの風景で、

ドラえもんが動かなくなっていた...

当然、のび太にはその理由は分かりません。
喋りかけたり、叩いたり、蹴ったり、
しっぽを引っ張ってみたりもしたでしょう。
なんの反応も示さないドラえもんを見て
のび太はだんだん不安になってしまいます。

付き合いも長く、そして固い友情で結ばれている彼ら、
そしてのび太には動かなくなったドラえもんがどういう状態にあるのか、
小学生ながらに理解するのです。

その晩、のび太は枕を濡らします。
ちょこんと柱を背にして座っているドラえもん...
のび太は眠りにつくことができません。
泣き疲れて、ただぼんやりしています。

無駄と分かりつつ、いろんなことをしました。
できうることのすべてをやったのでしょう。
それでも何の反応も示さないドラえもん、
泣くことをやめ、何かしらの反応を

ただ、
ただ、
だまって見つめ続ける少年のび太。

当然ですがポケットに手を入れてみたり、
スペアポケットなんてのもありましたが動作しないのです。

そして、なんで今まで気付かなかったのか、
のび太の引き出し、
そう、
タイムマシンの存在に気がつくのです。
ろくすっぽ着替えず、のび太はパジャマのまま、
22世紀へとタイムマシンに乗り込みます。

これですべてが解決するはずが...

のび太は、なんとかドラミちゃんに連絡を取り付けました。
しかし、
のび太はドラミちゃんでもどうにもならない問題が発生していることに、
この時点では気が付いていませんでした。

いえ、
ドラミちゃんでさえも思いもしなかったことでしょう。
「ドラえもんが治る!」
のび太はうれしかったでしょう。
せかすのび太と状況を完全には
把握できないドラミちゃんはとにもかくにも20世紀へ。
しかしこの後に人生最大の落胆をすることになってしまうのです。

動かないお兄ちゃんを見て、ドラミちゃんはすぐに
お兄ちゃんの故障の原因がわかりました。

正確には、故障ではなく電池切れでした。
そして電池を交換する、
その時、
ドラミちゃんはその問題に気が付きました。
予備電源がない...
のび太には、なんのことか分かりません。
早く早くとせがむのび太にドラミちゃんは静かにのび太に伝えます。

『のび太さん、お兄ちゃんとの思い出が消えちゃってもいい?』
当然、のび太は理解できません。

なんと
旧式ネコ型ロボットの耳には電池交換時の予備電源が内蔵されており、
電池交換時にデータを保持しておく役割があったのです。

そして、そうです、
ドラえもんには耳がない...

のび太もやっと理解しました。
そして、ドラえもんとの思い出が甦ってきました。

初めてドラえもんに会った日、
数々の未来道具、
過去へ行ったり、未来に行ったり、
恐竜を育てたり、海底で遊んだり、
宇宙で戦争もしました。
鏡の世界にも行きました。
どれも映画になりそうなくらいの思い出です。

ある決断を迫られます...

ドラミちゃんは、いろいろ説明をしました。
ややこしい規約でのび太は理解に苦しみましたが、
電池を交換することで
のび太との思い出が消えてしまうこと
今のままの状態ではデータは消えないこと
ドラえもんの設計者は
設計者の意向で明かされていないので
連絡して助けてもらうことは不可能である
これはとっても不思議で特異な規約でありました。
ただ修理及び改造は自由である
こともこの規約に記されていました。

のび太はドラミちゃんにお礼を言います。
そしてドラえもんは「このままでいい」と一言、告げるのです。

ドラミちゃんは後ろ髪ひかれる想いですが、
何も言わずにタイムマシンに乗り、去っていきました。
のび太、小学6年生の秋でした。

あれから、数年後...
のび太の何か大きく謎めいた魅力、
そしてとても力強い意志、どこか淋しげな目、
眼鏡をさわるしぐさ、黄色のシャツと紺色の短パン、
しずかちゃんが惚れるのに時間は要りませんでした。
外国留学から帰国した青年のび太は、
最先端の技術をもつ企業に就職し、
そしてまた、めでたくしずかちゃんと結婚しました。
そして、それはそれはとても暖かな家庭を築いていきました。

ドラミちゃんが去ってから、
のび太は
「ドラえもんは未来に帰った」
とみんなに告げていました。

そしていつしか
誰も「ドラえもん」のことは口にしなくなっていました。
しかし、のび太の家の押入には
「ドラえもん」が眠っています。

あの時のまま...

のび太は技術者として、 今、「ドラえもん」の前にいるのです。

小学生の頃、成績が悪かったのび太ですが、
彼なりに必死に勉強しました。

そして中学、高校、大学と進学し、かつ確実に力をつけていきました。
企業でも順調に、ある程度の成功もしました。

そしてもっとも権威のある大学に招かれるチャンスがあり、
のび太はそれを見事にパスしていきます。そうです、

「ドラえもん」を治したい
その一心でした。

人間とはある時、突然変わるものなのです。
それがのび太にとっては
「ドラえもんの電池切れ」だったのです。

修理が可能であるならば、
それが小学6年生ののび太の原動力となったようでした。

自宅の研究室にて...
あれからどれくらいの時間が経ったのでしょう。

しずかちゃんが研究室に呼ばれました。
絶対に入ることを禁じていた研究室でした。

中に入ると夫であるのび太は微笑んでいました。
そして机の上にあるそれをみて、 しずかちゃんは言いました。

『ドラちゃん...?』

のび太は言いました。
『しずか、こっちに来てごらん、今、ドラえもんのスイッチを入れるから』
頬をつたうひとすじの涙...
しずかちゃんはだまって、 のび太の顔を見ています。
この瞬間のため、 まさにこのためにのび太は技術者になったのでした。
なぜだか失敗の不安はありませんでした。

こんなに落ち着いているのが変だと思うくらいのび太は、
静かに
静かに
そして丁寧に・・・・
何かを確認するようにスイッチを入れました。
ほんの少しの静寂の後、長い長い時が繋がりました。

『のび太くん、宿題は済んだのかい?』

ドラえもんの設計者が謎であった理由が、明らかになった瞬間でもありました。

あの時と同じように、空には白い雲が浮かんでいました。
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