行政書士の合格率

行政書士試験の合格率を書きました。行政書士は人気のある資格ですが果たして合格率はどうなっているのでしょうか?

行政書士の合格率の推移

行政書士試験の合格率は一番下の表です。

2007年度の行政書士試験では、択一問題の司法試験化が増加したと言えます。最高裁の判例本文を引用した問題や、対立している学説の理解度が問われる問題や最近のの最高裁の判例をつかった穴埋め式の問題も多数出題されている。以前の出題傾向として、広範囲の法分野の理解力を問われていたが、ここ数年は広範囲の問題ということだけでなく、ディープな法知識や思考力を問われる問題に変わってきている。

2003年度以降の行政書士試験の合格率は2.9%、2004年度5.3%、2005年度2.6%、2006年度4.8%、2007年度は8.6%と非常に低い合格率になってきている。試験に合格するまでの、勉強期間は司法試験受験するレベルであれば、1年以内、全くの素人(失礼)であれば3年以上とされている。

また、2003年の10.96%と2002年度の合格率19.23%は、出題者側のミスがあったことにより、一般知識の問題において救済措置があったようです。

受験者数の変化

1999年度まで40000人程度で済んでいたが、ドラマ番組の『カバチタレ!』のおかげか申し込みの数が一気に90000人程度まで増加した。

西暦 申込人数 受験者の数 合格者の数 合格率!
1989 ? 21,167人 2,672人 12.62%
1990 ? 22,406人 2,480人 11.07%
1991 ? 26,228人 3,092人 11.79%
1992 ? 30,446人 2,861人 9.40%
1993 ? 35,581人 3,434人 9.65%
1994 ? 39,781人 1,806人 4.54%
1995 ? 39,438人 3,681人 9.33%
1996 43,267人 36,655人 2,240人 6.11%
1997 39,746人 33,957人 2,902人 8.55%
1998 39,291人 33,408人 1,956人 5.85%
1999 40,208人 34,742人 1,489人 4.29%
2000 51,919人 44,446人 3,558人 8.01%
2001 71,366人 61,065人 6,691人 10.96%
2002 78,826人 67,040人 12,894人 19.23%
2003 96,042人 81,242人 2,345人 2.89%
2004 93,923人 78,683人 4,196人 5.33%
2005 89,276人 74,762人 1,961人 2.62%
2006 88,163人 70,713人 3,385人 4.79%
2007 81,710人 65,157人 5,631人 8.64%


行政書士の仕事

行政書士の仕事は、法律に関わる司法文書を作成するコトが主ですが、実際には官公庁に行ったり来たりする雑務も多いです。ですので弁護士のそばで司法文章を書くことだけが仕事ではありません。

起訴に関する訴状は検察審査会へ提出しますし、告訴状や告発状などを警察署に提出することもします。ですので、司法書士と業務内容が重なることも多いので、司法書士試験を受ける人が行政書士試験も受験する方がとても多いです。


行政書士になるためにはどうしたらいい?

行政書士になるには、合格率の低い試験に合格する必要があります。ですが、受験資格に何か特別なコトはないので、弁護士のように法学部を卒業しなければ受験資格がないというコトはありません。ですが、法に関する知識は相当必要ですので、法律学を学んだ方の方が合格率が高いようです。

行政書士試験では正答率6割以上で合格といったラインがありますが、問題の難易度によっては正答率6割未満でも試験をパスできる年もどうやらあるみたいです。

行政書士の合格率を分析してみる

昔は、それほど難易度が高くなかったので、現在よりもたくさんの人が行政書士という国家試験に受かることができ、合格後に弁護士のような法律の道を目指す人にとってはある種の登竜門のようなな役割をしていました。しかし近頃では行政書士法が改正されたことによって行政書士の仕事の幅が広がったことや、よりいっそう優秀な人達が行政書士を目指すようになったコトから、行政書士試験の合格率はとても低くなりました。行政書士試験の過去5年間の合格率はどれも1割を切りました。その中には合格率がわずか3%という年もありました。そうこともありこれから先の行政書士の難易度が下がることはなさそうです。

受験者の数は毎年増加しており、漫画等で行政書士の仕事が掲載されたこともあり、若者の間で広く認知されました。それに伴って、行政書士試験を受ける人の数も増えてきています。