相続手続きに必ず必要となってくる印鑑証明書ですが、
期限はありますか?
という質問を受けることがあります。
通常、有効期限は6ヶ月と定めているところが多いですが、
『必ず6ヶ月』と決まっているわけではありません。
提出先によって扱いが異なりますので
注意が必要です。
例えばゆうちょ銀行の相続手続きに必要な印鑑証明書の
有効期限は6ヶ月ですが、
信用金庫や一部の地方銀行では
『発行から3ヶ月以内のもの』を提出することになっています。
これは信用金庫や銀行などが独自に定めているものであり、
その都度確認が必要となってきます。
3ヶ月というと長いように思いますが、
例えば相続の手続きをしないといけない銀行が
5行あったとして、それぞれの銀行の手続きを一つず進めていくと
3ヶ月はあっという間に過ぎてしまいます。
相続手続きは1日で完了するのではなく、戸籍が揃っているか、
相続人の署名や印鑑証明書が揃っているかチェックをした上で手続きを
進めていくので、2週間~3週間かかる場合があります。
また足らない書類があれば、そこでストップしてしまいますし、
なかなかスムーズに進んでいかないことがあります。
印鑑証明書の有効期限が過ぎてしまえば、再度役所へ行って取得必要があります。
(印鑑登録をしていない場合、印鑑登録からする必要がありますので、
さらに時間がかかります。ご注意してください。)
銀行の相続手続きに困った場合は行政書士、または相続手続きを専門に行っている
代行センターに相談してみて下さい。
ご自身で手続きされるより負担が軽減し、