2010年07月21日

迫りくるセクシーに次ぐセクシー!
だけどわりと大味で単調!
お腹いっぱい!
おうち帰りたい……。

ロブ・マーシャル監督「NINE」観ました。

そりゃたしかに、あなたがたはセクシーですよ。それは認める。
あなたがたが女優として、誰がNo.1セクシーか、みたいなとこに賭ける気持ちもわからないわけではないし、そのことは別に否定はしない。
だけど、そのセクシー、僕にはまったく関係なくないですか?
こんな殺伐としたセクシーウォーズに巻き込まないでいただきたいって思った。
僕はもっと平和にセクシーを愛でていきたいと思う男です。

だいいち自然界には良いセクシーも悪いセクシーもないじゃないですか。野生のセクシーをみてください。サバンナを走るセクシーたちを美しいと思いませんか?餌をとり、子を育てるセクシーに心ふるえませんか?人間同士のこざかしい争いなど、大自然の前では無意味ですよ……。

ミュージカル好きだから観てみたんだけど、ミュージカルのいいとこって、歌や踊りっていう身体にダイレクトに伝わる快楽を体験できるってとこじゃないですか。一緒に歌ったり踊ったりしたくなるような、物語との一体感が持ち味じゃん?この映画って、女優さんが、あなた素敵よ!わたしを抱いて!みたいな感じで訴えかけてくるナンバーばっかりで、こっちとしてはああそうですかって受け身で眺めているしかないから、ぜんぜんのれなかったんスよね……。


(00:38)

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