2015年02月

2015年02月26日

ほのぼの(^◇^)

今日の朝、ランチを買いに近所のスーパーへ行った時のこと
近所なんだけど、あまり行ったことがないお店


朝から近所のおばさまたちが買い物してました

レジは3個あったんだけど、開いているのは1個

レジ待ちの人はあおを含めて3人・・・・

・・・・・・・・・全然進まない・・・・

前のおばあちゃんが、お財布からお金を出せない
みんな、じ〜〜〜〜っと待ってる

かなり待ってても埒が開かない

そのうち、2個目のレジが開いて
「お次でお待ちの方どうぞ〜〜〜」
って言われたのに、次の人は動かない
(もう、お金がでるはず・・・)
と思っていたに違いない

2個目のチェッカーの方が、次に待っていた人の籠を取りに来て、にっこり笑って
「こちらへどうぞ」
無理やり持って行った
次に待っていた人が前に詰めた
お金はまだ出てこない

2個目のレジが終わったよ
次の人は2個目のレジへ移動

いよいよあおがお金が出せないおばあさんのうしろについたんだ

買っているのは、チョコレート3箱
キノコの山、たけのこの里、、、、もう一つも箱に入ったチョコレートだった(そこはなんでもいいか?)

あおは
(もしかしたら、2個目のレジへ行ったほうがいいのかな?)
と考えていた。
すると、にわかにおばあさんの財布からバラバラとお金が出てきた。
みんな、心なしかほっとしたようだった
おばあさんはあおに向かって
「お邪魔しましたね。」と言ったんだ。
「いいえ。急いでないんで・・・」

レジの方は、最後に
「足元気を付けてお帰りくださいね。」
とおばあさんにおっしゃっていました

朝のスーパーには、優雅な時間が流れていました

時間にとらわれない生活・・・いいでしょう?


ps、あおは遅刻してしまいました



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2015年02月25日

ひきこもり・・・・・潤の場合

※個人が特定されないよう名前・年齢・エピソード等、若干脚色しています。

春間近ではあったが、冷たい北風が吹いておった。
潤は、何の前触れもなくやって来たんじゃ。
数年前のことじゃ。

予約をするとか親と来るとかではなく、ひとりでぶらっとやってきた。
わしにはぶらっとやってきたように見えたが、実はかなりの勇気を振り絞って入ってきたに違いない。なぜなら、サポステの前を行ったり来たりと悩み、帰っていく人を何人も見ておるからのう。
サポステの玄関の硝子扉を開けるのは、実に勇気がいるんじゃろう。

潤はゆっくり時間をかけて語った。
(自分は高校を中退してから何もしていない。中学も不登校だった。親が勝手に高校を決めたが自分は行きたくなかった。中退して3年ほとんどの時間を自分の部屋で過ごした。)
そんなことじゃったと記憶しておる。
「これからどうしようか?」

潤の引っ掛かりは、両親との関係に由来しておるようじゃった。立派(すぎる)な父親とバランスの悪い(ヒステリック)母親、翻弄される自分と弟。弟を守らなければならないという使命感。出来ない自分・・・・・・
厳格な父親の抑圧は潤の心を凍らせてしまっておった。

「働かねば。」
「自立せねば。」
「弟を守らねば。」
「母を守らねば。」
という思いが、更に潤の行動を制限してしまっているようじゃった。

潤は、元来成績優秀じゃった。
彼のプライドが、「出来ない自分」を許せないでいるようにも見えた。

潤はゆっくりじゃったが、自分と向き合う時間を持ったんじゃ。
実に勇気がいる作業じゃ。
他者より優秀だった自分、リーダーだった自分、できた自分が・・・・・

誰よりもダメな自分。
非力で何もできない自分。
立派でもなく、最早自分より成績の悪かった級友よりも劣っていると思われる自分。

直視するには辛すぎるじゃろう。

じゃが、潤がそれを受け入れたとき、潤の前は開けた。
工場や農業といった仕事に偏見を持っていた潤が、工場の仕事を見つけてきたんじゃ。

「とりあえず、工場の仕事をやってみる。社会へのステップにしたい。」

元来優秀じゃからな。
理解も早いし、仕事もよくできる。
職場での信頼も厚い。
本人はステップアップするつもりでおったが、、、、、

潤や・・・・今更、辞めると言えるか?


そんな言い方|д゚)

先日、名古屋である会合があったので行ってきたんだけど

会場は、およそ150人くらいの30歳代から60歳代の女性がひしめき合っている感じ
ちょっとした説明会だったんだけど、書類が結構わかりにくいんだよね
とにかく、書類の数が多くて、説明者と手元の書類を照らし合わせて必死についていったんだよね
*a・b・cを3部コピーして提出・・・


一通り説明が終わって、ほっとしてたら・・・・

「質問です。」
と斜め前の女性が挙手
「a・b・cの書類ともう一つの書類も提出ですよね?この書き方だと、a・b・cだけ提出と勘違いされる方もいると思います。私は理解してますが・・・・」
確かに、もうひとつの書類も存在感たっぷり手元にある

説明担当者は
「そうですか?わかりませんか?a・b・cだけと解釈され・・・・・」
「そうとしか理解できません私はわかりますが、間違える方もいらっしゃるのではないで・・・・」

もう、お互い政治家みたいに人の話を最後まで聞きません
(みんな、もう一つの書類を提出するなんて、明記されなくてもわかります。なんてったって存在感たっぷりですからね)

なんでこうなちゃった?

不思議だな〜〜〜〜
不毛だな〜〜〜〜〜

なんて考えてました

終了後、隣に座っていた方が
「怖かったですね?」
と言われました

「不愉快ですね。言っていることは間違っていませんが言い方がね・・・」
「残念ですね・・・」
「どちらも同じステージに立ってしまったのは失敗ですね」

隣の方とすっかり意気投合したあおでした


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2015年02月24日

ニート・・・・・・・田中の場合

※個人が特定されないよう名前・年齢・エピソード等、若干脚色しています。

田中が初めてサポステにきたのは、彼が38歳の時じゃった。

田中は地元の工場で正社員として働いておったんじゃが、プログラマーになりたいと一念発起。独学でプログラマーになるべく勉強しておった。自分の中では、そこそこの実力が付いたと思ったんじゃな。田中は積極的に就活をしておった。求人を見つけては、履歴書を書き面接の繰り返し。

しかし、プログラマーはほとんどが経験者の求人じゃった。当然といえば当然じゃろう。新卒でもなく、40歳近い新人、しかも未経験者じゃ。


採用の道は果てしなく遠いように思えた。

田中は職業訓練を受けることにした。プログラマー養成講座じゃった。ゆるぎない思いを感じたものじゃ。
半年ほどの職業訓練の後、再度就活に入った。少なくても、プログラマーとしての講座は終了している。経験者とは言えないが、実力はあると判断してもらえると信じておった。

じゃが、世の中はそんなに甘くないのじゃな。10数社も面接に出かけても採用通知は来なかった。人間、10か所以上に不採用をもらうと、(自分は世の中に必要のない人間なのではないか?)などと自己を否定してしまうじゃろう?田中も相当落ち込んだと察するのう。

ある日、田中は思ったんじゃ。
「自分を必要としてくれるところがあれば、他の仕事でもいいんじゃないか?」

ある施設の求人を見つけた田中は、応募してみたんじゃ。この仕事も初めてじゃった。
そこで、田中は言われたそうじゃ。
「君を指導してくれる人は、君よりも20歳近く年が下の人です。大丈夫ですか?」と。
「大丈夫です。」と田中は答えたそうじゃ。そして
「頑張ります。」と言ったそうじゃ。

結果は採用じゃった。今は、その仕事に従事しておる。
人に頼られ、当てにされておるそうじゃ。

やりたい仕事につけるとは限らない。気持ちを切り替えて、新しい自分と出会うのも悪くないのう。

2015年02月23日

ニート・・・・石塚の場合

石塚がサポステに来たのは、彼が32歳の時じゃった。

人間関係で悩み、仕事を転々としてきた彼は、30歳を過ぎて何がしたいか?出来るのか?と自問しておった。

サポステには毎日のように来て、セミナーに参加したり相談をしておった。家族や人間関係に悩みはあったが、働かない理由にはならんじゃろう。
しかし、石塚は約1年間動かなかった。動けなかったというべきかもしれん。

石塚は、過去に繊維関係の工場に勤めておった。ちょっと特殊な仕事をしていたらしかった。しかし、石塚は人と関わる仕事に興味があったんじゃな。人間関係に悩む人が人と関わる仕事を希望する事は少なくない。
できる仕事としたい仕事の狭間で悩んでおったわ。新しい世界に入るには自分の年齢はギリギリだと思われた。
1年のニート生活の後、石塚は自分の可能性にかけたんじゃな。人と関わる仕事に就いた。誰かに信頼され頼りにされたいと思っておった。ところが、嫌われたくない思いが強すぎてしまったんじゃな。石塚は疲れてしまっておった。
3ヶ月で退職しよった。

じゃが、退職後の石塚は迷わなかった。経験のある繊維関係の仕事を見つけてきた。直ぐに正社員として働き出したんじゃ。その後の石塚は実に良い表情をしておる。自信を持って取り組んでおる。

回り道も時としてはよかろう。自分の道は動けば見えてくるんじゃな。

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2015年02月21日

ニート・・・・・・・神谷の場合

ニートという言葉は、学んでいなくて仕事もしていない状態をいうんじゃな?

北斗寮のスタッフにいる神谷は、今ではスタッフじゃが、その前はニートじゃった。まあ、前職を辞めて次の職が見つかるまでは、みんなニートということじゃ。

神谷は面接当日、予定時間になっても来んかった。(何時が約束だったのかはわからんが、まさか朝8時ということもあるまい。)
鈴木所長は、神谷に電話したそうじゃ。
しばしの呼び出しの後
「・・・・・・・はい。」
と出た神谷に、鈴木所長は
「・・・・・・寝てた?」
と言ったそうだ。
驚いた神谷は、ガバッと起きて
「すいません。寝てました。今から行きます!!!」


面接時間に寝ていたなんぞは前代未聞じゃろう。

じゃが、ちょっと考えてみようではないか?

まず、鈴木所長が電話をした・・・・・・・(のっぴきならない用事があれば、本人から電話すべきであろう。連絡もなく来なければ、就労意欲がないとみなされても仕方がないのう。)
そして、神谷は、素直に「寝てました。」発言をしているのじゃ。まあ、寝起きだから言い訳を考える暇もなかったろうが、、、、
とりあえず電話には出ないでおいて、言い訳を考えてから折り返し電話する…などという姑息な手段もなくはないのにのう。
とにかく、神谷が面接の上採用になったことは言うまでもなかろう。


ここに、人との縁を感じるのう。
神谷は、今の仕事に誇りをもっている。北斗寮のスタッフが天職であることは、自他共に認めるところじゃ。
人との関わりが如何に楽しく、大切かを身をもって教えているようじゃ。

誰もが失敗をする。が、謙虚さと素直さと熱い思いが自分のチャンスをひろげていくんじゃろうな。


この失敗は、今では武勇伝になっているようじゃ。


2015年02月20日

ひきこもり・・・・・・・翔太の場合

※個人が特定されないよう名前・年齢・エピソード等、若干脚色しています。

翔太は小学校5年生から学校に行けなくなったんじゃ。
中学校も一日も出席していないっていうから、筋金入りの不登校児じゃな。

翔太が母親と初めてサポステに来た時、翔太は22歳になっていたんじゃ。つまり、11歳から22歳までのほとんどの時間を家の中(自分の部屋の中)だけで過ごしてきたということになる。家から出るのは、家から遠く離れた量販店に両親と行くくらいじゃった。それも、滅多になかったんじゃな。同級生や知人に会うのが嫌で、近所で買い物をしない人は多いのう。

翔太はサポステの中に居場所を探しておった。母親に送迎され毎日きていた。(何かをしなくちゃ・・・・)という気持ちだけが支えになっていたように見えたもんだ。やがて、サポステの中でトランプをしたり、ジョブトレで焼き鳥屋をやったりするようになると自分の居場所ができたようじゃった。顔見知りも増えた。

少し動けるようになったある日。一日だけのアルバイトの話が来た。簡単な作業だという話じゃったから行くことにした。ところが、本人は当日来なかった。(サポステは、こんなドタキャンには慣れているので驚かん。)しかし、ドタキャンをした本人は、まじめなんじゃな、サポステに来れなくなってしまうんじゃ。
数日後、翔太は来た。勇気を振り絞って来たのは一目瞭然だった。誰もアルバイトの話はしなかったし、何事もなかったようじゃった。
ところが、何もなかったようだったのはサポステスタッフだけじゃった。

翔太は自問しておった。
(なぜ、動けないのか?)
(なぜ、たった一日のアルバイトにさえ行けないのか?)
(このままで良いのか?)
(いや、今のままでいたくない!)
(変わりたい!!)

翔太の行動は目に見えて変わっていきよった。本人の変わりたい気持ちが、こんなに人を変えるのかと驚くほどじゃった。ボランティアやプログラムに積極的に参加するようになると、翔太が気配りが利き仕事のできる子だとわかってきたんじゃ。
翔太は、あっという間に短時間アルバイトを経て、現在は正社員として働いておる。

引きこもってしまった理由を追及して、そこにある不安を払しょくしなければならない場合もある。しかし、翔太のように長引いてしまうと、最早その原因は変化してしまっていることがあるんじゃな。こうした場合、現在引きこもっている原因は、長く社会と離れてしまっている不安に過ぎないということになる。解決は社会に出るだけじゃ。

2015年02月19日

ひきこもり・・・・・・真奈の場合

ブログとやらでは、はじめましてじゃな。

わしは、Gちゃん(じーちゃん)じゃ。
懐かしく思う輩もおるはずじゃが覚えておるか?

わしは、がまごおり若者サポートステーションのマスコットキャラクター「みちがえる君」の前に活躍していたんじゃが、寄る年波には勝てず、隠居しておった。
しかし、ひとりはさびしい・・・

そ〜〜〜だ!
昔話でもしてみるか!!!

というわけで再登場じゃ。


わしがここで出会った子どもたちの話しをさせてもらうとする。
個人が特定されぬよう仮名を使おうと思う。
(もしかしたら、自分のことかもしれぬ)
と思われる節があればご容赦願いたい。


※個人が特定されないよう名前・年齢・エピソード等、若干脚色しています。


1.真奈(まな)
真奈に出会ったのは、数年前じゃ。当時20歳だった真奈は、髪はボサボサでいつもジャージを着ておった。スタッフとも目をあわせず、話しかけても薄笑いをするだけの女の子じゃった。
真奈は高校卒業後すぐに介護の道に進むべくある病院に就職した。介護では、人の顔色や状況で指示されなくても動けることが望ましい。真奈は元来、明朗な性格じゃったそうだが、気が利かない、融通の利かない子じゃった。1年も経つ頃には、使えない子として扱われた。真奈は、耐えられずに退職した。
退職まで、相当なストレスの中で我慢し続けた真奈は、家から出られなくなってしまった。俗にいう引きこもりじゃ。家族は慌てた・・・あっという間に1年が過ぎていた。
母親に連れられて、初めてサポステに来た真奈は、背を丸めてうつむいていた。
少しづつサポステのプログラム(ジョブトレ)に参加し始めた真奈は、やがて介護の資格をとった。その資格を活かし、再び介護の職に就いたが失敗。真奈の自分探しが始まったのじゃ。
真奈にとっての課題は、臨機応変が苦手なことじゃった。それに本人が気付いた。介護から他の職業選択へ視線を変えることに成功。
元来の、明朗な性格を活かし現在はファッション関係の店で働いている。髪はボサボサでジャージだった頃が嘘のようじゃ。


Gちゃんは、いつでも真奈を心配しておる。老婆心(老爺心)か?


2015年02月18日

新品です(^^♪

恐ろしいことって、ある日突然起こりますよね

先日、あおはパソコンにコーヒーを飲ませてしまいました
当然、パソコンは旅立っていきました


購入した店舗で
直すより新規購入を勧められ(店員さんなら勧めるよね・・)
悩んでいたらこちらを見ている人がいるではありませんか?
(オッ   隣の家の人だ!!)
「パソコン壊れたの?買ってね〜〜〜」

簡単に言ってくれるじゃない?
お惣菜買うんじゃないんだけど???

高価すぎるよ


しばし悩んだ結果、いわれるがままに購入(ほとんど思考停止だった

Windows8って、使いにくいって聞いてたから
「不安だな〜〜」って言ったら、「使いやすいように設定しますね〜〜〜」
なんてやさしくいってくれたから安心してました

しか〜〜〜し、すべてお金がかかるんだよね



そして、今・・・・
あおの前には立派な真黒なパソコンが鎮座しています


使いたい人には貸してあげてもいいよ







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2015年02月06日

散歩のススメ・・・・・

みなさんはご存じですよね

【竹島にある動物ふれあいスポット】(水族館じゃないよ)

先週の日曜日に強風の中行ってまいりました

ポケットにパンを隠し持って、いざ浜辺へ・・・・・・


いますよ〜〜〜

トンビにハト、スズメ・・・・・・(今回はトンビの数が半端なくて怖かった
この辺はどの季節でもいますからさほど珍しくもないのですが・・・・・

なんといってもこの時期はカモメ

カモメってすごいですよ

風の中でも、人との距離を保って飛ぶんです

ポケットの中のパンを少し撒くと、周りに集まってきます
後は手のひらにパンを載せておけば勝手にとっていきます
投げても上手に食べますが、強風だとどこに行ったかわかりません

先週の日曜日のカモメはおよそ2000羽位いました(野鳥の会の会員ではないのであくまで印象ですが・・・・)

昨年もサポステに来てくださってる方たちと、
お散歩がてら行きました

絶対、テンションあがります


希望者募集中



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がまごおり若者サポ...

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