収益向上に貢献する物流コスト改善のコツ

会社の収益を圧迫しかねない物流コスト。会社の中で目に見えづらい物流コストを可視化し、今日からでも改善できるポイントをやさしく解説します。一緒に物流改善に取り組み、物流改善のプロとして収益向上に貢献しましょう。

2010年02月

物流現場力を鍛える(3)

菅田先生の話を続けたいと思います。
ロジスティクスの使命は「適切な商品を(質量品質)」「適切な場所に」「適切な時間に」「適切な納品条件で」「適切なコストで」届けるということになります。これを実現するために物流現場では以下のタスクを負うことになります。
1. リードタイム短縮
2. 物流品質の向上
3. 商品管理レベルの向上
4. トータルコスト削減
5. 物流波動への対応
これらを物流管理監督職がリードして実現していくことになるのです。

物流現場は一つの組織として、チームとしてタスクの実現を図らなければなりません。そこで物流管理監督職はまずリーダーシップを問われます。

菅田先生はいざという時に部下の協力を得るためには強いリーダーシップが必要だと説かれています。普段部下に関心を持っていなかったり自ら挨拶することもないようでは部下から慕われるはずがありません。そうなると急に残業や休出が必要になっても快く引き受けてくれる部下がいなくなり自分が窮地に追い込まれることもあるのです。

管理監督職はトータル的な労務マネジメント力が要求されます。部下のやる気を引き出し、さらに部下を育成し技能向上と改善力向上を行っていく必要があります。特にやる気を引き出すためには「コミュニケーション」が大切ですが、菅田先生の指摘されているポイントをいくつか紹介いたします。
・ 全員に自分から率先して挨拶をする
・ 全員の名前と顔を覚える
・ 高圧的態度は絶対にとらない
・ 毎日どんどん褒める

さて皆さんの会社ではこれらを見ていかがでしょうか。正社員とパートを区別した取り扱いをしていませんでしょうか。監督者の方は自ら挨拶をしていますでしょうか。

従業員の誰もが気持よく働ける職場環境づくりが全体の成果を上げるために必要であることがよくわかりますね。


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物流現場力を鍛える(2)

物流品質を判断するKPIとしてお客様に対する誤出荷率というものがあります。これは誤出荷製品点数または件数を分子におき総出荷製品点数または件数を分母において計算するのが一般的です。

それぞれの会社で分子分母が変わってくる場合もあると思いますが、菅田先生はお届け先の軒数を分母にした場合のデータを例にとって説明されていました。またその時のKPIはPPM、つまり100万分のいくつといったカウント方法です。

100万軒のお届けに対し100件のミスが発生することが過去のデータから平均的なようです。これは100万分の100ですから100PPMということしなります。そこでまずは私たちとしてもこの100PPMを目指そうということになるかと思います。

もちろんこれは平均値になりますので当然もっと良い会社があります。自社のデータをとった上でその値を半減するような活動目標をたてても良いのではないでしょうか。

参考までに菅田先生によると、人間の能力限界として人は3000回に1回はミスを犯すそうです。ミスを犯したらそれを再発しないようなしくみづくりが大切になってきますね。会社内で小集団活動や改善提案制度を作ってミス再発に歯止めをかける活動も推進していきましょう。

ミスが起きてしまったらなぜそのミスが発生したのか、要因分析が必要になります。真の要因を見つけ、それをつぶしておかないと再発の可能性があります。私は以前「真因追究なぜ5回」というお話をさせていただいたことがありますが、菅田先生は最低3回は自問自答すべきと指摘されています。

事前にミスが発生しやすい状態に手を打っておくことも必要です。「KY(危険余地)活動」や「ヒヤリハット活動」で従業員からさまざまな考えられるリスクを集めておきましょう。たとえば商品番号で数字の「0」とアルファベットの「o」が見た目識別しにくい、出荷場に段差があり商品運搬時に商品にダメージを与える可能性があるなど、何でもよいので「想定されるリスク」を数多く出し危険を見える化しておくことが重要だと思います。

さて誤出荷を防ぐために各社とも商品の照合検品作業を実施していると思います。これについて菅田先生は「黙読照合」から「音読照合」や「レ点記入」といった改善からさらに発展し、「音読+指差し呼称+名前記入」といったプロセスをとることで信頼性が向上されると指摘されています。関東に京浜急行という電鉄会社がありますが、ここは毎日運転士が1700回にも及ぶ指差し呼称を行うことで創業以来脱線転覆事故を起こしていないそうです。人間は間違いを起こす存在ですからできる限りの工夫を凝らしてミスを防いでいきましょう。


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物流現場力を鍛える

日本物流学会の第一回ビジネスセッションに出席してきました。
第一回は(株)ロジスティクス革新パートナーズの代表、菅田勝先生の講演が行われました。「大競争時代 私が実践した現場改善手法 ―競争優位な現場力の作り方―」と題した講演は物流現場に密着したお話で非常に参考となり、また考えさせられるものでした。

そこでしばらくはこの講演内容に基づくお話をさせていただきたいと思います。

菅田先生は「強い会社は良い物流現場から」成り立つ旨強調されていますが、この点私もまったく同感です。そこでまず菅田先生の指摘されている「強い会社の共通項」について見ていきましょう。

共通項1:経営トップが現場に強い関心を持っている(リーダーシップ&コミュニケーション)
共通項2:目標が明快、且つ共有化されている(目標管理)
共通項3:従業員が活性化されている(モラール)
共通項4:お客様を大切に、得意技を磨いている(コアコンピタンス)

さていかがでしょうか。皆さんの会社に当てはめてみた時にこれらの項目がしっかりとできているでしょうか。

よくあるパターンとして現場が一生懸命やっているにもかかわらず、経営トップの関心が薄いということがあります。製造会社の場合で言うとものづくりには興味がありいろいろと資源を投入して応援するものの、物流は何とかなるというスタンスで現場に丸投げというケースを見かけます。

では顧客に対する考え方はどうでしょうか。「お客様のため」を第一義として仕事をしているでしょうか。これは会社としてのポリシーがお客様第一を掲げないと現場としてもそういった意識になりづらいと考えられます。

菅田先生は良い現場は管理監督職のリーダーシップ次第だと指摘されています。
まずはこの4項目を自社に当てはめて考えてみましょう。

さて次に考えてみたいのが「物流品質」についてです。皆さんの会社では物流品質に関するKPIとしてどのようなものを使っていますでしょうか。またそのレベルはいかがでしょうか。その値を見てアクションにつなげていますでしょうか。 これにつきましては次回に続けたいと思います。


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顧客とのコミュニケーション

物流会社が顧客を訪問する時は相手のニーズを知る絶好の機会です。いろいろな業種の顧客を持っていれば、新たな物流商品のヒントが浮かんでくる可能性もあります。そこでまず顧客訪問時には努めて情報を得るような話し方をすることが重要になってくるのです。

では顧客を訪問するのは誰でしょうか。一般的に考えられるのは営業担当者です。営業担当者を特定していない会社では別の仕事と兼務した人が訪問することが考えられます。その際に物流現場を熟知した人を同行させることをお勧めします。

いつも申し上げていますが、顧客訪問時には必ず「物流現場を拝見させて下さい」と要望すべきです。物流現場が製造会社の場合は出荷場、卸売業の場合には商品庫、小売業の場合にも倉庫や商品置場というように物流に関係した「現場」を持っています。そこを見ることで仕事のヒントが生まれます。

その時に現場の担当者とコミュニケーションをとることで、普段話をしている相手企業の担当者からは得られないような情報を得られる可能性があります。その会社が物流について本当に何に困っているのか、何を要望しているのかがわかるのです。

困っていることを聞き出せれば現場で自社からどのようなサービスを提供できるか判断できる場合があります。そのことを可能にするためにも物流現場を熟知した人を同行させると良いのです。

物流現場でのディスカッションは三現主義に基づいていますから誤解も発生しにくく、まさに現実的です。その場で解決のヒントを与えることができるかもしれません。そうなればしめたもので、顧客からは頼りになる物流会社だという印象を持ってもらうこともできます。

ビジネスのきっかけは「現場にあり」です。遠慮せずにどんどん現場を見せてもらい、情報とビジネスのヒントを見つけるように心がけましょう。


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物流新商品を考える(2)

前回ご紹介させていただいた文具メーカーはまさに「困っていること」を解消することができる商品開発を行っています。消費者が「こんなことができたらいいのに」と考えていることも商品に結びつけています。

それがドット入りノートであり、プリントが直接貼れるノートであるわけです。前者は「ノートをきれいに作成し、成績を上げたい」と考えている消費者のニーズをとらえました。後者は「ノートとプリントのサイズが違うので整理に困る」と悩んでいる高校生の困りごとを解消しました。

実にマーケティングの正道を行くような取り組みであると思いました。

ノートなどは差がつかない商品であり、どれを購入しても一緒と考えられがちです。それほどノートにこだわりを持つ人も多くないのではないでしょうか。

しかしながらそこを冒頭に申し上げた2点でブレークスルーし、差がつかないと思われたノート市場でヒット商品を生み出したのですから、これは立派としか言いようがありません。

では私たち物流業界に生きる者にとって新商品開発への取り組みはいかがでしょうか。文具と同じで物流は無くなることはありません。しかし顧客にとってどの物流会社を使っても同じだと感じられてはいないでしょうか。

まずは現場に足を運び顧客が困っていることを聞き出す努力が必要ではないでしょうか。トラックドライバーは顧客に最も近いところにいます。毎回顧客と接する機会があるのですから、そこで何かを拾ってくることは十分できると思います。

もし営業部隊を持っている物流会社ならば通り一遍の売り込みではなく、ぜひ訪問した客先の物流現場を見せてもらい、自分たちでできることを考えてみたらいかがでしょうか。

繰り返しになりますが、物流の周辺でも顧客の困りごとや不満に感じていること、こうしてもらえたらありがたいといったニーズは必ずあります。それを拾える感性が物流会社には求められているのです。

さあ生き残りに向けてぜひ現場に足を運びましょう。


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物流新商品を考える

経済情勢が厳しいだけでなく、今後人口が減少していく中にあっては我が国の物流業界も厳しい道をたどっていかざるを得ないということは再三申し上げてまいりました。

生き残れる会社はよほど体力があるか、他社に真似できない商品をもっているかといった強烈な特徴を持った会社に限られるでしょう。

先日も「宅配から個配へ」と発想を変えつつある会社の話をさせていただきました。この会社では以前よりいろいろな物流商品を生み出してきていますから、そもそも商品開発力が備わった会社であると言えると思います。

では「運ぶだけ」、「倉庫保管だけ」といった特徴のない会社はどうしていったら良いのでしょうか。多分熾烈な価格競争の渦に巻き込まれることは間違いありません。そうした時にそれに耐えうる体力があればまだ良いのですが、そうでなければ問題です。

先日テレビ番組の中で大手文具メーカーの商品開発の事例が紹介されていました。このメーカーでは最近ノートにドット(点)を入れるだけで爆発的なヒット商品を生み出したばかりです。しかもその商品を開発したのが入社3、4年の若い社員ということなので驚きです。大学生のノートを入手して徹底的に研究し、またヒアリングを行いながらニーズを発掘していったとのことです。

さてこの会社の商品開発についてですが、番組の中でマーケティングの方法が紹介されていました。これも若い社員の方が主役です。帰宅時に電車を使わずに街中を歩いている途中で文具店を見つけると立ち寄り、客と店の方のやり取りに耳を傾けています。

別の社員は地元の高校生がノートのサイズと学校で配られるプリントのサイズが異なるので困っている情報を耳にします。このケースではプリントが丁度貼れるサイズのノートの開発につながったとのことです。

いずれのケースでも気づくことは「すべて現場に足を運んで情報を仕入れてくる」ということです。その主役が文具が大好きな若手社員なのです。

次回に続けます。


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売上高物流費比率を把握してみる(3)

売上高物流費比率から改善の視点が見えてくることがあるということはおわかりいただけたかと思います。また、販売物流費比率データを一歩進め顧客別にデータ取りをすることで問題点が浮き彫りになることもご理解いただけたのではないでしょうか。

この売上高物流費比率は日本ロジスティクスシステム協会が企業に調査資料を送付して回答してもらっています。同じアンケートで各企業の物流コスト削減策についても質問しています。

これも興味あるデータがありますのでご紹介したいと思います。
回答の多かった物流コスト削減策は以下の通りです。
・ 積載率の向上(混載化、帰り便の利用等)
・ 在庫水準の削減
・ 保管の効率化
・ 輸配送経路の見直し
・ 直送化
以上がトップ5になります。

これを見ると輸送改善に関するアイテムが3件含まれています。やはり物流費全体の約6割を占める「輸送」を重点的に改善していきたいと考えるのは当然のことだと言えると思います。

一方回答が少なかった順に5つを挙げると以下の通りとなります。
・ 物流部門の子会社化
・ 車両運行管理システムの導入
・ ABCによるコスト管理の高度化
・ 配送先数の絞込み
・ 商物分離

これらについて回答数は少ないようですが、取り組み方次第では大きな成果を上げることが可能なアイテムも含まれています。逆の発想をすると、皆がやろうとしないことをやってみると一歩前に出ることができるかもしれません。固定観念にとらわれずに改善をすることが大切だと思います。


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売上高物流費比率を把握してみる(2)

業種ごとに「売上高物流費比率」はバラツキがあることがわかりました。またその背景には製品特性や輸送時の効率が影響していることも見えました。

肝心なのは自社が同一業界の中でどの水準にあるのかだと思います。たとえば製造業の中で「繊維」の比率を見てみますとそれは4.27%になっています。

自社が繊維関係の製造業であった場合、もし比率が5%だったとすればその時点で何が要因なのかを推定する必要があります。競合他社に勝つためには最低でも4.27%を下回る必要があるのです。

繊維業の特徴として、他の製造業に比較し「自家物流」の比率が高いことがわかります。例えば自社が100%自家物流だったとすると、それがコスト高の要因になっているのかもしれません。

全業種の売上高物流費比率の機能別内訳を見ますと、2008年度では以下のようになっています。
・ 輸送費  59.1%
・ 保管費  16.2%
・ その他  24.6%

これからやはり最大のコストダウンの狙い目は輸送費だということがわかります。

また領域別構成比は以下の通りです。
・ 販売物流費  74.0%
・ 社内物流費  18.4%
・ 調達物流費   7.6%

これについても狙いどころを定めるにあたっては参考にはなります。ただし一歩進んだ分析は必要です。例えば販売物流費を見たときに一歩掘り下げて得意先別に調べてみることをお勧めします。

販売物流費のデータが平均より大幅に大きかった為、得意先別データを取ってみたところ、特定の得意先から厳しいオーダーを要請されていることに気付く場合があります。物流費が予想以上にかかり、取引上赤字になっているケースもあるのです。

次回に続けます。


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売上高物流費比率を把握してみる

皆さんの会社では「売上高物流費比率」を定期的に把握していますでしょうか。毎月把握している会社もあれば、半期に一度あるいは年に一度の会社もあるかもしれません。ポイントはまずこのデータを把握し、マクロで見たときの自社の“立ち位置”を確認することはとても意義のあることだと思います。

まず一般的に売上高物流費比率とはどれぐらいの水準なのか、日本ロジスティクスシステム協会の2009年3月のレポートから確認してみましょう。

・ 全業種  4.87%
・ 製造業  4.78%
・ 非製造業 5.15%

このことから、まずざっくりと売上高物流費比率は5%程度だということがわかります。
さらに中身を見てみますと以下のような特徴があります。

・ 製造業では「食品(要冷)」が10.38%と最も高い。
・ 卸売業では「卸売業(日用雑貨系)」が8.32%と最も高い。
・ 小売業では「小売業(通販)」が12.90%と最も高い。

一方で電気機器が1.73%、医薬品が0.85%と低い値となっていますが、これは製品単価が高く、パッケージもコンパクトで輸送効率が良いことが要因として考えられます。

また付加価値の度合いによっても差が出てくると思われます。加工度の低い素材系は比較的高い値になっています。

また小売業の中でもコンビニエンスストアは6.63%と通販に次ぐ高さになっています。これは結構物流改善が進んでいると思われるコンビニ業界も店舗面積の制約で小刻み輸送をせざるを得なかったり、商品単価が低かったりすることにより物流費比率が高まっているのだと考えられます。

次回に続けます。


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宅配から個配へ

先日の新聞で大手物流会社が今後は宅配を個配化していくことが求められるということを述べていた件を見かけました。

宅配が個々の家庭まで荷物を配送する物流ビジネスであるのに対し、個配とは個々人に対して荷物を届けるビジネスを指します。

最近はインターネット販売も大きな伸びを示してきており、宅配は物流業界にとってはキーとなる「儲かる」ビジネスに成長してきました。

一方で宅配はゴルフバッグやスキー用具、冷凍・冷蔵品などを個別に扱うように発展してきました。しかしその後の発展には目立ったものはありませんでした。そこで今回の「個配」はさらに一歩前に進めるトリガーになるのではないかと予測しています。

さて今なぜ「個配」なのでしょうか。それは届けられる商品を家族にも見られたくないという人が増えてきているからなのだそうです。

確かに家族間とはいえプライバシーはありますので、この発想はよく理解できます。そこで例えば街中のどこかに個配ボックスを設けてそこで商品を引き取るようなことが考えられます。消費者は宅配と個配を選択できれば便利さも増すことが予想できます。

これが商品化されればまさに消費者の「不便・不満足」を解消することになり、ニュービジネスとして伸びていくことが考えられますね。物流業界は営業拡大や新商品の開発があまり得意ではありませんから、こういった発想には学ぶべき点が多いと思います。

数年後の宅配ビジネスがどのように変化しているか楽しみです。


月刊ロジスティクスITに連載中!「これを読めばわかる!優秀な物流マンはこうして育てろ : 最終回 物流管理スタッフを育成する」
http://www.logi-it.jp/index.html

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