すべての貨物が重量勝ちになるわけではないと思いますが、仮に容積勝ちの貨物であっても極力荷姿をコンパクトにすることでコンテナ内にできるだけ多く入るようにする工夫が必要です。

重量勝ち貨物にあっては、たまに次のような現象を見かけます。
それは容積的にコンテナ内が満載なのに、重量的には余裕がある現象です。つまり、容器内充填率が低いまま発送してしまっているのです。

この現象の大きな要因として、荷姿(容器)モジュールが適正でないことが挙げられると思います。発送側としてはモジュールの種類を極力少なくしたいため、やや大きめのモジュールにすることがあります。一方で、中に入れる製品は市場の要求数で決まるため、大幅に増やせない場合があります。

結果的に容器内の空間が増え、見かけの積載率だけが向上することになります。しかし、その空間を使えば他の貨物を積載することができるでしょうから、結果的に「空気を運んでいる」ことになります。

そこでぜひ目をつけていただきたいのが、この荷姿モジュールの適正度合いです。もう少し高さの低いモジュールにしたら、あるいはもっと幅の狭いモジュールにすれば荷姿充填率が向上し、真の積載率が改善されるのではないかという視点が必要なのです。モジュールはコンテナの輪切りが基本なので、どう切ったら自社の製品にふさわしいのかを考える必要があります。

これは外装箱のみならず、内装箱の観点でも調べてみましょう。よくダンボールの小箱を積み上げて見事なキューブを作っていても、ダンボールの中はムダな空間だらけという荷姿を見かけます。ぱっと見の荷姿にはだまされないように注意しましょう。

また、実際にコンテナに積み込む際に必ず実際重量を確認しましょう。ベンチマークは前回ご紹介した積載可能重量です。ただし、この重量は日本における規制です。輸出先により道路の通行重量制限が異なりますので、パートナーの物流会社と連携し把握しておきましょう。

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