ヒューマンエラーと関係あるのが人間の意識フェーズです。「人間信頼性工学:エラー防止への工学的アプローチ」によりますと、人の意識フェーズには5段階あるそうです。

フェーズ0「無意識、失神」からフェーズ4「興奮状態」まであるわけですが、この内最もエラーが発生しないフェーズはフェーズ3「正常、明晰な状態」で、エラー発生確率は100万分の1とのことです。

ただしこの状態は長続きしません。ですから仕事を与える場合もこの状態をあまり連続させず、適度な休憩を入れながらやっていくことが必要でしょう。

では実際に物流品質に影響を与える要因について考えていきましょう。

見間違いやすい製品番号には注意が必要です。たとえば1つの製品番号の中に「0(ゼロ)」と「O(オー)」を混在させないことです。

できればこの2つは製品番号の構成から外してもよいのかもしれません。アルファベット小文字のbと数字の6も同様です。誤品につながる可能性がありますので注意しましょう。

2つの製品の梱包作業を同時に行うことも間違いのもとです。製品梱包まで上手くいったとしても、出荷ラベルを逆に貼付してしまうエラーが発生することがあります。

この場合、得意先の物流不良カウントは「2件」です。

数量のカウント間違いは物流不良の中で多くの比率を占めます。いわゆる誤数です。数は多くても少なくても不良です。

よく多く入れておくことは大丈夫だろうということをいう人がいますが、これは間違った考え方です。
得意先は数が多ければ棚卸差異にもなりますので、迷惑な話です。

数を数えるときは「5」単位で数える。碁盤の目のようなシートを用意してそこに実際に並べながら数える。碁盤の目に数字を標記したり、製品の形状を記載したりすることでもエラーは防止できます。

物流不良を防ぐためには決められたことを真面目に愚直に守りながら実施することではないでしょうか。

よく「お金をかけてポカヨケ」を導入しまくる会社がありますが、その前にやることは多々あるはずです。

それについて次回考えてみたいと思います。


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