できればサプライチェーン全体の効率化に貢献できる活動をしていきたいものです。このプロセスでは当然に購買部門と物流部門の意思が統一されている必要があります。

サプライヤーにとってもメリットがある物流改善アイデアを提供してあげることも物流部門のタスクであると考えられます。

たとえば段ボール荷姿を廃止し、通箱を導入するというアイテム。毎回毎回段ボールを購入するよりもコストメリットがあるならば通箱を提案することもありではないでしょうか。

そして通箱は折り畳みまたはネスティングのできるタイプとすることで、サプライヤーの物流コスト改善に寄与します。

容器を圧縮することは輸送コストを削減できるばかりではなく、スペースセービングや容器の横持工数削減にも寄与することができます。

エリアさえ確保できるのであれば、まとめて受け入れることも考えてもよいかもしれません。ただしお互いに在庫を持たなければならないアイテムですから慎重に見極めることも必要です。

部品の組立単位を変更することも1つのアイデアです。余分な部品がついているために荷姿効率が低下し、輸送コストを押し上げているのであればその部分だけ受け入れてから組み付けるといったことを考えてもよいでしょう。

自社の工程とサプライヤーの工程を同期させることも大きなメリットがあります。何せこの同期生産は在庫を減らすことができ、リードタイム短縮にもつながるからです。

これは非常に効果の大きな改善アイテムです。できれば自社の生産着手時刻からさかのぼってトラックの輸送タイムを定め、トラックが出発する30分程度前にサプライヤーの生産が完了するように設計するのです。

簡単なアイテムではありませんが、効果が大きいだけでなくサプライヤーの生産体力向上に貢献できる優れものです。

このような改善であれば購買部門も喜んで協力してくれることでしょう。

いかがでしょうか。普段購買部門との間で悩まれている物流部門の方も少し視点を変えてみる気になったのではないでしょうか。

本来であれば社内の誰もが同じ方向を向いていられれば問題ありませんが、実際にはそうでもないことが多々あることでしょう。

ここを一工夫することで購買部門も物流部門もサプライヤーも皆がハッピーになる取り組みにつながることを知っておきたいものです。

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会場:大阪府工業協会 研修室

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http://www.keinlogi.jp/

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