【ふるさと便り】

 滋賀県彦根市蓮台寺町の市立若葉小学校で、平和学習の一環として昨年10月、敷地内に植えられた「被爆桜」の苗木が今春、初めて花を咲かせ、植樹した卒業生が訪れた。

 この桜は、広島市の私立安田女子中学校の生徒会が、原爆の悲惨さを伝えようと、被爆したソメイヨシノから接ぎ木して増やした苗木。昨年10月、若葉小の6年生83人が苗木を分けてもらい、卒業記念に植樹。合わせて後輩たちに向け原爆を耐え抜いたサクラの物語を紙芝居で発表した。

 卒業生は今月、彦根市立南中学校に入学し、うち4人が中学校の制服を着て若葉小を訪問した。

 卒業生の山本健吾くん(12)は「原爆の怖さを授業で学んだ。一度は黒こげになったサクラが花を咲かせるなんてすごい」と話していた。

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