2007年09月11日

打上げ延期を考察


さて、打上げは14日に延期となりました。


H-IIAロケット13号機による
月周回衛星「かぐや」(SELENE)の打上げ延期について



要点をまとめてみますと

1.延期の理由は「Y-0作業時間帯における天候悪化が予想されるため」
2.14日の打上げ時刻は午前10時31分01秒
3.14日に打上げるか否かの判断は明日12日に行う

1について「あーやっぱりか」という感じですね。熱帯低気圧の影響です。2は先日の記事と合致します。詳しい秒時も公開されました。

問題は3です。これは熱帯低気圧の動き次第ということになりますが、この動きの予測が大変難しいです。

種子島宇宙センター 気象情報

週間予報を見る限り14日の打上げも厳しい感じがしますね。ズルズルと延期になると徐々に打上げ可能期間の21日が迫ってきます。

実は「15日までの打上げ」と「16日以降の打上げ」では意味合いが変わってきます。それは燃料注入後の延期のときです。前回12号機の打上げでは燃料注入後の延期が発生し、6日後に再打上げ日が設定されました。

2月16日打上げ予定→2月22日

といった具合でした。「燃料注入後の延期は中5日」というのは良く知られたことですが、これを今回13号機にあてはめると


9月15日までの打上げでは、どのタイミングの延期でも9月中の再トライが可能

9月16日以降の打上げで燃料注入前の延期なら再トライ可能。燃料注入後の延期なら9月中の再トライは不可能



ということが予想されます。H2Aロケットになって今回初めて極低温点検が省かれています。すなわち機体が冷えた状態でさまざまな機器が正しく動作するかどうかは、打上げ日当日に燃料を入れてはじめて分かります。

これらのことから、JAXAやMHIは15日までに1度打上げ日を設定したいところだと思います。S-520-23も打上げに至る条件は厳しかったですが、今回H2A13号機も天候と相まって難易度が高そうです。



h2a_f8 at 18:12コメント(2)トラックバック(0)H2A13号機情報  

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コメント一覧

1. Posted by マツ(matsu)   2007年09月11日 19:24
じゃまな熱帯低気圧ですよね。
燃料注入後の中5日の件があるので、早めに延期決定したのでしょうね。(燃料代もかかるようですし)
私は、早々に打上げナマ見学計画は挫折して、次のロケットで仕切り直しにしましたが、h2a_f8さんはロケット発射までうまくスケジュール調整がつくと良いですね。
インターネット中継を録画しながら発射を見守りたいと思います。

2. Posted by h2a_f8   2007年09月12日 00:38
マツ(matsu)さん
コメントありがとうございます。本当に熱帯低気圧が邪魔です(苦笑)見通しも立てにくいです。

今回は僕自身は遅い遅い夏休みになっているので9月中のウィンドウはなんとか大丈夫です。5月の連休も削ってました。

次回の14号機は2024型みたいなので重量感のある打上げが楽しめると思います。

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