1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 22:28:02.53 ID:v24N43R70
コナン「光彦って好きな女子いるのか?」

光彦「い、いきなり何を言うんですかコナン君」

コナン「どうなんだ?」

光彦「そ、それは……」

光彦(歩美ちゃんのことが好きだけど……灰原さんのことも気になってるだなんて言えるはずないじゃないですか)

光彦(二股なんて不誠実ですし……)

コナン(なるほど)

引用元: 阿笠「できたぞ新一、光彦君の心の声を読む機械じゃ」 


 

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 22:31:36.34 ID:v24N43R70
コナン「おまえ、歩美ちゃんのことが好きなんだろ?」

光彦「えっ、ど、どうして」

コナン「普段のおまえの様子を見てりゃわかるって」

光彦「…………」カアア

コナン(小学生の可愛い小さな恋じゃねえか)

コナン(ま、年上としてちょっと手伝ってやるかな)

光彦(で、でも彼女はコナン君のことが……)

コナン(マジかよ)

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 22:34:48.44 ID:v24N43R70
コナン(まずいな……俺と歩美ちゃんがくっつくフラグが立ったら俺が高校生に戻れなくなる可能性が上がってしまう)

コナン(これは何としても歩美ちゃんと光彦をくっつけないと!)

コナン「安心しろ、俺がお前の恋を実らせてやるって!」

光彦「ま、待ってください! 例えこの想いが成就しても僕達はまだ小学生です!」

光彦「皆にからかわれて結局きまずくなってしまいますよ!」

コナン「おまえの気持ちはその程度なのか!?」

光彦「っ!?」ビクッ

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 22:38:34.32 ID:v24N43R70
コナン「周りにどうこう言われて壊れてしまう関係なんて所詮その程度だったということだ」

光彦「……」

コナン「でも、本気なんだろ?」

光彦「は、はい! でも……」

コナン「灰原か? おまえは灰原のことが好きなんじゃない」

コナン「歩美ちゃんに振り向いてもらえそうにないから逃げているだけなんだ!」

光彦「!」

光彦「流石コナン君です……僕の心をこんなに把握しているなんて」

コナン「何、簡単な事さ」

コナン(博士の発明のおかげなんだけどな)

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 22:42:12.30 ID:v24N43R70
コナン「まずは歩美ちゃんにアタックだな」

光彦「えっ、いきなりですか!?」

コナン「一回くらいフラれても気にすんな!」

コナン「告白されたことで意識し始めることだってあるんだぞ」

光彦「そ、そうなんですか」

コナン「が、あんまり唐突すぎても引かれるからな」

コナン「ちょっといい雰囲気を作りつつだな」

光彦「なるほど……」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 22:47:13.99 ID:v24N43R70
光彦(良い雰囲気……どうやったら作れるのでしょうか)

光彦(大人ならば高級なレストランを予約するところですが)

コナン「まだ小学生だからな、放課後に一緒に教室に残ったりするだけでいいんだよ」

光彦「なるほど!」

コナン「そうじゃなくても二人でどこかに遊びに行ったりな」

光彦「恋に悩むあまりに視野が狭くなっていたみたいです」

光彦「ありがとうコナン君、僕がんばります!」

コナン「おう」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 22:50:55.04 ID:v24N43R70
光彦「歩美ちゃん、良かったら今日の放課後……」


コナン「博士、この発明すげえよ」

阿笠「そうじゃろうそうじゃろう」

コナン「できれば光彦以外の人間の心も読めるようにしてほしいんだ」

阿笠「何故じゃ?」

阿笠「あまり多くの人々の心を読めるような機械を作ってしまっては誰かに悪用されるかもしれんのじゃが」

コナン「頼むよ~俺自身は絶対に悪用したりしないし」

コナン「誰にも渡したりしないからさ」

阿笠「ううむ……」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 22:55:40.77 ID:v24N43R70
阿笠「少年探偵団のメンバーのみじゃぞ」

コナン「助かるよ博士! 感謝するぜ!」

灰原「私のはやめてね」

コナン「ああ、灰原のはいいよ」

コナン(さて、これから俺はどうするか……)

コナン「あ、やべっ! 教室に変声機忘れてきちまった」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 22:59:01.12 ID:v24N43R70
歩美「光彦君、待った」

光彦「いいえ。付きあわせてしまってすみません」

光彦「ちょっと世間話をしたいんです」

~~~~

光彦「アベノミクスが……」

歩美「う、うん」

歩美(光彦君の話、難しすぎてわかんないよ……)

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:02:51.73 ID:v24N43R70
歩美「と、ところで」

光彦「何でしょう?」

歩美「そ、その……」カアァ

光彦(な、何だか歩美ちゃんの顔が赤い……?)ドキッ

歩美「……歩美、コナン君にどう思われてるのかな?」

光彦「え?」

歩美「べ、別にコナン君のことが好きとかそういうのじゃなくてね」

歩美「嫌われてたり、変な子だって思われてたりしないかなって……」

光彦「…………」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:09:02.05 ID:v24N43R70
光彦「コナン君は、歩美ちゃんのことを良い子だと思ってますよ」

歩美「そ、そうかな?」

光彦「ええ。歩美ちゃんは普通の小学生……いえ、普通の子よりもずっと可愛いですから」

歩美「そ、そんなこと言われたら照れちゃうよ」

光彦(か、可愛いなんて言ってしまいました)

光彦(でも、彼女はやはりコナン君のことが……)ジワ

歩美「光彦君、どうしたの?」

光彦「な、なんでもありません! すいません、急用を思い出したので」ダダッ

歩美「み、光彦君!?」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:12:06.95 ID:v24N43R70
コナン「わっ!」ドンッ

光彦「す、すいません! ……って、コナン君!」

コナン「わりぃ、急いでたのか? 教室に忘れもんしちまってさ」

光彦「そ、そうでしたか」

光彦(今、教室には歩美ちゃんが……)

光彦(このままでは、歩美ちゃんとコナン君が二人きりになってしまう!)

コナン(上手くいかなかったみたいだな)

光彦(ど、どうしましょう……)

光彦「…………」

光彦(コナン君さえ……コナン君さえいなければ……)

コナン(…………)

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:15:17.23 ID:v24N43R70
光彦(ぼ、僕は何て酷いことを考えてしまったのだろう)

光彦(コナン君は何も悪くないのに)

コナン「心配すんなって! 俺は歩美ちゃんと付き合う気なんてねえし」

コナン「可愛いとは思うけど、恋愛対象じゃねえんだ」

光彦「コナン君……」

コナン「俺が上手いこと言っといてやるからさ」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:19:16.55 ID:v24N43R70
ガラッ

コナン「わわわ忘れ物~」

歩美「こ、コナン君!」ビクッ

コナン「お、歩美、まだ教室に残ってたのか」

歩美「うん。さっきまで光彦君と一緒にいたの」

歩美「ふ、二人っきりだったけど、別に変な話をしてたわけじゃないからね!」

コナン「別に二人っきりだったからって噂流したりはしないから安心しろよ」

歩美「そ、そうだよね!」

歩美(コナン君に誤解されちゃったらどうしようかと思っちゃった)

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:22:04.46 ID:v24N43R70
コナン「あったあった、これがないと事件を解決できねえからな」

歩美(さっきの会話、聞かれてないよね……?)ドキドキ

コナン(やはり歩美ちゃんは俺のことが好きなのか)

コナン(悪い気はしねえけど、光彦のためだ)

コナン「歩美ちゃん、好きな人とかいる?」

歩美「えっ!?」

歩美「え、えっと……その……」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:25:33.00 ID:v24N43R70
コナン「俺さ、熟女が好きなんだよね」

歩美「じゅ、じゅく……?」

コナン「おばさんが好きってことだよ」

歩美「!?」

歩美「そ、それって……もしかして、蘭さん?」

コナン「蘭はおばさんじゃねえよ!」

歩美「そ、そうだよね……蘭さんに失礼なこと言っちゃった」

歩美(そんな……コナン君が変態だったなんて……)

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:31:18.82 ID:v24N43R70
歩美「じゃ、じゃあ……歩美のことはどう思ってるの!?」

コナン「……ただの、お友達かな」

歩美「ただの……ただの、お友達……」

コナン「ああ」

歩美「う……うわぁぁああん!」

コナン「な、泣くなって!」

歩美「歩美はコナン君のこと……好きなのにぃ……ぅぅぁあ」

コナン「……ごめんな」ガラッ

コナン(よし、これで俺のことを嫌ってくれただろう)

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:36:16.63 ID:v24N43R70
コナン「おい光彦!」

光彦「は、はい」

コナン「今、歩美ちゃんが教室で泣いてるから慰めてやれよ」

コナン「優しい男をアピールするチャンスだぞ」

光彦「は、はい!」

光彦(まさかコナン君、歩美ちゃんにわざと嫌われるために……?)

光彦(僕は、そんな友達のことを一瞬でも憎んでいた……恥ずかしいことです)

コナン(友人のために己の友達からの評価を下げる俺カッコいい)

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:40:23.79 ID:v24N43R70
コナン(恋の悩みを異性の友達に相談している内に距離が縮まるのはよくある話だからな)

コナン(これで多少はフラグが立つだろう。少なくとも0度からsin30度くらいにはな)

コナン(高校の勉強もたまにはやっておかないとな……)




元太「…………」

コナン「よう元太、何ぼうっとしてるんだ」

元太「…………」

コナン「元太……?」

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:45:55.78 ID:v24N43R70
元太(まさか俺が博士の隠し子だったなんて……)

コナン(何だと!?)

元太「……」

コナン(確かに似ているな……特にデブなところとか)

コナン(いや、デブなことくらいしか似てないか)

コナン「何かショックなことでもあったのなら一緒にパラパラでも踊って気を晴らそうぜ」

元太「おう」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:49:03.86 ID:v24N43R70
>>102
取り入れるというか最初からパラパラネタは使うつもりだったんだよ

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:48:34.70 ID:v24N43R70
こうして小学生達の青春は過ぎ去っていく
コナンは阿笠博士の道具を駆使し、少年少女達の悩みを解決していくのだった

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:53:17.84 ID:v24N43R70
コナン(あれから歩美ちゃんとの仲はギクシャクしてしまっている)

コナン(当然と言えば当然だ。あんなことになってしまったのだから)

コナン(だが俺は後悔していない)

光彦「コナン君、僕、以前より歩美ちゃんと仲良くなれたんです」

光彦「これもコナン君のおかげです」

コナン「お前が頑張ったからさ」

歩美「…………」

109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/03(水) 23:56:02.18 ID:v24N43R70
歩美(最近、コナン君が冷たい)

歩美(光彦君は前よりずっと優しくしてくれるし、気遣ってくれるけど)

歩美(話すことが全部難しすぎてついていけない)

歩美(コナン君ならもっとわかりやすく説明してくれるのに)

歩美(……歩美、何か悪いことしちゃったのかな)

コナン(あちゃー……)